マイぴょん博士
サポートアンバサダー
カテゴリー
ヘルプ
いつでもOK
iOS9.2.1バッテリ異常問題を、ジュール熱から考察してみる
iOS9.2.1のiPhoneで、バッテリが異常に早くなくなる…という話題がチラホラ。 王国でも何人の方がレポされています。
かくいう我が家も、子供のiPhone5cがなってしまいました~。
世の中のiOS9.2.1でみんな頻発しているわけでもなさそうなので、なかなか気持ち悪いです。
さて、この問題、本当にバッテリが放電しているのか/はたまたiPhoneのバッテリマネージャが誤検知しているのか、考えてみました。
ワーストレポでは、『iPhone6plus で放置5時間でゼロ』
これを例題に計算してみます。画面=光エネルギにも使っていないから、すべて熱損失になるはずですね。
6+のバッテリパックは2900mAhらしい。
Liイオン電池の定格電圧が3.6Vだから、掛け算すると10Wh(36000ジュール)のエネルギー源となります。
これを5時間で消費→ 2Wの電気コンロ!
2Wってどれくらいの熱かっていうと、蛍光灯のナツメ球が5Wだから半分くらい→ けっこうホカホカするはず。
また36000ジュールは8600グラムカロリーに相当するので、100mlの水を
ほぼ沸騰できることになります→ ろうそくの火より強いかも?
ということで、ほんとにバッテリが消費されているとしたら、iPhoneは「低温やけど」程度に熱くなると思うのです。
しかしうちのiPhone5cは発熱している様子は無し。
さすれば、iOS9.2.1のバッテリ減算カウンタのバグなのかもしれません。
この症状に遭われて、上述計算に「なるほど」と同意していただけた方、あなたのiPhoneの温度はいかがなっていますか?
一度 確かめてみてください。
しんかんさん
ベテランこたちぷさんのコメント