iphone6sのバッテリー交換について

>>22 マーママーさん

質問者でなく恐れ入ります。
ご回答にある『60%前後で小まめに充電』とは、どういった用法でしょうか。常に残量を60%前後に維持するために何度も充電するのか、残量が60%前後のときに一定量を充電するのでしょうか。

iPhone を始め多くのデバイスに搭載される リチウムイオンバッテリー には、"放電深度" という特性があり、これが充電サイクルに影響します。"放電深度"とは、充電しないで一度に放電した容量のことです。これが小さいほど充電サイクルは増加しますが、あまりに小さくてもそれほど充電サイクルが増えないため100%使い切る場合と大差がなくなります。また、満充電の状態から放電するほど劣化しやすい特徴があります。

【最も多く容量を効率的に使用する】には、おおよそ50%程度の"放電深度"と言われています。要するに50%使ったら充電することです。更に先述の通り、満充電の状態は良好でないので、残量80〜90%を目安に満充電を避ける方が望ましいです。
※ これは、小型な単セルを搭載した携帯用途の端末の話です。ノートパソコンなど小型でない機器ではまた異なる状況が起きます。

なお、リチウムイオンバッテリー 全般に言えますが、"バッテリーの動作に問題"が発生した際に、"完全放電"するという手法もあります。定期的に要することがあるので、日常のなかで残量0%になるような場面があればそのまま使い切った方が適切な場面もあります。この期間は、数週間からひと月程度と認識しています。

確かに スマートフォン などは安い機器でもないし、大切なデータが保存されることが多い以上、長く使い続けたいと希望されることがありますが、結局は消耗品に近いのが実情です。画面が破損したり予期せぬ不具合が起こることもあります。
精密機器であることは承知していますが、日用品であり携帯する限り『単なる道具に過ぎない』というように信頼と耐久のバランスを考慮することも大切ではないでしょうか。
拙筆ながらも私見のほどを申し上げます。