ララコール　音

ゆかち。さん

長くなるので先に結論を書きます。
ita2さんもおっしゃってますが、残っていてできそうなことは、アプリアンインストール→再起動→初期化→アプリインストール→再起動です。
これでだめならLaLaコールアプリと端末の相性が悪いという結論になります。

　回答者の皆様からもう一度ヒントが頂けるかもしれないので、現象について説明可能な仕組みを「想像」で書いてみます。古い技術や今となっては「古語」もありますが、そのまま書きます。少々難しいのでつまらなかったら読まなくても構いません。

　ゆかち。さんは10円玉を入れて灰色でない公衆電話を使ったことがあるでしょうか。携帯電話が普及するまえに喫茶店にあったピンク色の電話や緑色の公衆電話に10円玉を入れて警察や消防に電話をかけると同じ状況が起きます。相手の声は聞こえるのにこちらからの声は届きません。（緊急の助けが必要な方がいます。試さないでください。）

　電話料金はかけられた側が受話器を上げたところから課金開始です。相手が受話器を上げた信号が公衆電話に届く（戻る）と、課金が始まり、最初の10円玉が落ちます。

　これを確認した瞬間からこちらの声が届くように接続されます。警察や消防は無料で、課金信号を送らないようになっているので、課金信号（極性反転）が届きません。
　ゆかち。さんのMoto X4が受話器上げ（課金開始）信号をLaLaCallシステムに戻さないので課金開始ができない→相手からの送話が接続されない仕様なのだと考えられます。

　実は課金対象で無くても接続される回線があります。電電公社の加入者から電話局につながる故障連絡電話番号113は無料ですが、故障連絡（保守用）なので課金信号が送られなくても送受がつながる仕組みになっています。固定電話のテストコールはこれを使っていましたので、テストコールのみ受話できる仕組みはこちら側を使っているのだと考えられます。

　ピンク色の電話から警察・消防と通話するにはお店の人がキーを回して、10円玉を落とす仕組みを解除します。緑色の電話にはこの仕組みを解除するためのボタンがついています。余談ですが、青色公衆電話には警察、消防に接続するための専用ダイヤル（１回だけ回しただけで3桁送れる）が公衆電話機とは別に着いていました。（課金解除のボタンも必要）

　ゆかち。さんのMoto X4は何らかの原因でLaLaCallアプリへ課金開始信号を受け渡す機能がソフトウェア的に停止しているか、奥深いところで権限がなぜか許可されていないか、そもそもついていないかのどれかだと思います。原因を直接取り除く（この処理を調べて起動させる）ことは難しいので、初期化が妥当で一番早く確実な方法と思います。これでだめならそもそもLaLaCallアプリに受話器上げ信号を伝える仕組みが入っておらず、相性がよろしくないという結論だと思います。

　課金信号をアプリに受け渡す問題で接続されないと想定されますから、LaLaCall→LaLaCall(無料)の場合、通話が成立するのかしないのかの検証は技術的に興味深いことではあります。・・・が原因究明が目的ではないので、やはり再起動や、初期化をお試しになるのが良いかと思われます。

　再起動・初期化や、皆様の更なる意見で使えるようになると良いですね。