音声シムとデータ専用シムの電波について

昨今の音声通話はVoLTE化が進み、データ通信と同じ4G電波を利用していますので、繋がり易さは同じと考えて大丈夫ですよ。

基本的にキャリアが同じであれば電波のつかみやすさは同じはずです。
一部の専用WiFiルータ等では電波帯域が違うところを使う場合があると聞いたことはありますが。

こういうご質問をなさる場合、今現在使っている機種は何で、どこの通信会社のSIMをお使いなのかも書かれたほうがよいです。

画像の左側、iPhone 12 miniにmineoのＡプランau VoLTE simのデータのみの契約のsimが入った状態です。
画像の右側、iPhone SEにmineoのＡプランau VoLTE simの通話ありの契約のSIMが入った状態です。

アンテナの本数は、基地局の電波の強さを表していますが、Ａプランau VoLTE simの場合4Gでしか接続しませんし、私の自宅のすぐ近くにauの基地局があるので、同じく4本立っています。同じ基地局の同じBandをつかんでいる限りは違いようがないです。

ドコモとソフトバンクの場合は、まだ3Gでも通話できますので、3Gの基地局の電波をつかんだ場合と、4Gの基地局の電波をつかんだ場合で、違いが出てくる可能性はあります。

スマホ側の設定でVoLTE通話を有効にするとかLTE onlyの状態にして4Ｇのみで接続したら、データSIMと通話SIMでのアンテナの表示は同じになると思います。もっとも、つかんでいるBandが違っていると立つアンテナの数が違うことはあり得るので（低い周波数だったら遠くの基地局の電波をつかんでいることもあり得る）、電測アプリで同じ基地局の同じBandをつかんでいる状態かどうかを確認したほうがよいとは思います。