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距離の近い2か所で電波状況が違うことについて

マイネ王ライターの毎川と申します。
先日、つちのこが目撃されるという村でmineoスマホのデータ通信が可能か調査しに行きました。
そのさい、2か所で電波を測定したところ、両者20mも離れていないのに
au 4G LTEがはいるところと、はいらないところがありました。

このような近距離なのに電波状況が違うということが発生する要因は何なのでしょうか。
地形的な問題、アンテナ設置位置など様々な要因が考えられると思いますが、みなさんの知識や経験で思い当たる節がありましたらご教授ください。


バジルスターさんのコメント

風呂デューサー 毎川さんの仰られる「測定」がどの様な場所のどの様な測定か記述がないので特定は出来ませんが、何人かの方が仰られているように地形的要因が大きいかもしれません。

携帯電話のエリアは基地局の更に細かいセルに分けたエリアの集合体です。ですのでどんな地域でも電波状況がよろしくなくなる基地局単位の「エリアフリンジ」(エリアの端)が存在します。そのため通信事業者の示すサービスエリアはあくまで単純化したイメージ図でしかなく、本当は穴だらけです。これはその通信事業者の怠慢というわけではなく、そもそも移動通信に必須のハンドオーバー(基地局から次の基地局へシームレスに通信すること)を実現させるためには最適な方法だからです。ハンドオーバーしなければ携帯電話じゃなくただの子機電話になりますからね。

で、そのフリンジは理想化された平面世界ではうまく処理されやすいですが、ここに縦方向の遮蔽(山、丘、谷、鉄筋コンクリート製の建物、地下空間)が現れると理想的なエリア構成が出来なくなります。つまり、エリアフリンジでの携帯電話の処理がうまくいかなくなり、利用者側からみると「電波が不安定な状況」になります。

利用者の多い都市部や郊外でもauは800MHzをベースに2GHzを乗せてこのエリアフリンジをカバーしあう対策が可能ですが、ツチノコが出るような山間部はほとんどが800MHzオンリーのエリアでしょうから、フリンジ処理がうまくいかない現象が顕著になりやすいと考えられます。

例えば風呂デューサー 毎川さんがいた場所がたまたまフリンジエリアでもともと電波状況か不安定なスポットだったと仮定して、基地局から見たときに僅か20mの移動で垂直方向の遮蔽があった場合、端末側で電波を補足出来なくなる、あるいはLTEから本来3Gまたは1xにハウンドダウンするパラメーターに達するもののmineoでは3Gや1x通信のサポートをしていないため、一時的に通信が出来なくなる状態になったと考えることは出来ると思います。
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