バンド21について

こちらは、Band21対応のiPhone8で同じくスピードテストを行ったものです。

Band21をつかんでいて、スピードテストでは下り34.1Mbps出ています。これだけの違いがあります。

ドコモのネットワークでは、最初にBand１かBand19をつかみにいきます。
その後、そのBand１またはBand19よりも他のBandの電波が強ければ、そちらのほうの電波をつかみにいきます。

ドコモの機種でもすべての機種がBand21に対応するわけではないし、simフリーの機種だとBand21対応のものはほとんどありません。そうすると、Band21の基地局を同時に使う人の割合は当然少なくなりますので、Band21対応の機種を使っているほうが速度が出やすくなることになります。

もちろん、あくまでもお住いの地区にBand21対応の基地局があるということが前提になります。前はBand21は地方の県のほうに多かったのですが、最近は都市部でもそれなりにBand21の基地局ができているようです。

マイネオdプランではかりましたか？

>>5 tatsuya(^-^)さん

最初載せた画像は、simを差し替えるのが面倒くさかったので、両方ともドコモ本家のsimで測ったものですが、mineoのＤプランでも理屈上は同じことです。

今回の画像は、先ほどmineoのＤプランのドコモsimで測ったものです。プロバイダがK-Opiticomになっていますでしょう。

左側がBand21をつかまないSEで測ったもの、下り5.92Mbpsです。
右側がBand21をつかむiPhone8で測ったもの、下り20.3Mbpsです。やはり歴然とした差が出ています。

左上のアンテナですが、SEは２本しか立っていません。右側の8は4本バッチリ立っています。私の住んでいるところは秋田市でも街中で、基地局がたくさんあるので、Band21の電波も強いのでこういう結果になっています。

前の回答でも書いたように、最初はBand1かBand19で接続するに行くし、基地局より遠い場所で使用した場合はBand21の電波よりBand19の電波のほうが強い場合もあり得るし、常にこういう結果になるというわけでは当然ないです。

だから、考え方としては、機種選びをするときの考慮条件の一つに入れるべき事柄で、iPhoneならBand21対応になったiPhone7にするとか、ドコモのAndroid機種でも対応Bandに結構違いがありますから、それをよく調べて、できればBand21対応のものを選ぶとよいということになります。

一口にドコモ機種といっても、実は対応Bandにはかなり違いがあります。
ドコモ機種の対応Bandは大まかに
①1、3、19
②1、3、19、21
③1、3、19、21、28
④1、3、19、21、28、42
の4種類に分かれています。
対応Bandが増えると価格も当然上がってきますが、スマホは長く使うのでどうせなら対応Band数の多いものを選んだほうがよいと思います。

特に、Band3の基地局がない東名阪以外の地方にお住いの場合は、Band21やBand28に対応している③のタイプのものがお薦めです。Band28は700MHz帯なので一番電波がよく飛びます。もっとも、Band28対応の基地局は、地方にはありますが、東名阪に含まれる県では全くない県もあります。そういう県の場合には、Band28にはこだわる必要がないことになります。