au GRATINA 4Gに適したSIMカード

こんにちは。
私もGRATINA 4G(KYF31)をmineoのAプランにて使用しており、過去ドコモ系MVNOで使用したことがありますので参考程度に書かせて頂きます。

GRATINA 4Gで使用できるSIMサイズはnanoSIM となります。
また、対応周波数帯域としましては簡単に言いますとauのLTE、ドコモとソフトバンクの一部3G + 一部LTE帯域となり、一般的にプラチナバンドと言われています繋がりやすい周波数帯域をカバーしておらず必要最低限という様子です。

SIMロック解除済みとのことですので、その辺りはスルーさせて頂きます。

まず先にGRATINA 4Gについて説明させて頂きます。

GRATINA 4Gは基本LTEによる音声、データ通信をメインとされておりデータ通信はLTE、音声通信はVoLTEとなっておりますが、音声通信に限り補助的に3Gの通信モジュールを積んでおります。
しかしこの3Gモジュールは少々難があり、発売元キャリアであるauの通信方式に対応しておらず、また対応周波数帯域もバンド1とドコモ、ソフトバンクで対応している周波数帯の一部となります。
その為mineoのAプランで使用する場合はLTEのみ(音声はVoLTE)となり対応周波数は多少多いものの、未だ場所によって通話は不安定に感じられます。
私は新宿区在住ですが、区内ですら建物の影や内部など場所によって通話が途切れそうになったり聞き取れなかったり等もあります。
新宿駅周辺等の主要ポイントでは流石に途切れる等も無く、以前通話通信状況が悪かった場所でも日々改善しているようにも感じられますので今後に期待です。
都内で23区外ですと国分寺、東村山辺りで夜間帯ですらアンテナピクトが3本立っていても一定間隔(およそ5秒毎)で相手方の音声が2秒ほど途切れることもあります。正直使い物になりません。
地方や山間等になるとアンテナピクトすら立たない状況もありますので地方や山間などは要注意です。
それに対してDプランではLTEの対応周波数が少ない関係でデータ通信が遅かったり等たまにありますが、今のところ都内では普通にメールを送受信したり、稀にブラウザで検索程度では問題ありません。この辺りについては全国的に設備増強しカバーエリアを拡げていったドコモが流石と言うしかありません。
Dプランの通話ではバンド1のみとはいえ従来の3G回線とVoLTE回線の両方が使用出来るため、LTE回線が対応周波数帯域的に余り期待できないにせよドコモ特有の幅広いカバーエリアのお陰で3G回線によりある程度の通話品質で利用出来ます。

結論としては、ある程度の高速データ通信を望み都市部などの十分なカバーエリアを確保出来ている地域ではAプランをオススメし、メール送受信等のそこまで通信速度を求めず最低限の通話品質を確保したい、または地方や山間部等で通話通信に不安がある方にはDプランがオススメです。

今回の場合は後者のDプランが最適かと思います。

私的に正直に言うのであれば、都内を初めとした都市部ではau回線もドコモ回線も通信速度は余り変わりませんし山間部では本家auのiPhoneシリーズですら電波はほぼ入らず通話できないと言っていい状況ですので他の端末を購入しドコモプランを利用するのがオススメです。

私自身仕事の都合上不通期間を作れないのと、今のGRATINA 4Gが使い勝手が良く、また故障した際に他端末で代用出来るようにするためにAプランを利用しておりますが、2台目を他機種に買い換えた際には様子を見計らって直ぐにでもDプランに変更しようと考えております。

長文失礼しました。
多少なりとも参考になれば幸いです。