場所によっては繋がらない

スマートフォン、携帯電話機は無線を利用しているので、つながらないことも、品質のひとつです。

店舗内等、無線で用いる電波が届かない場所は物理的にどうしても存在してしまいます。

飲食店等で提供されているWiFiも、同時に接続できる数も限られていたり、仮に周囲にいる全員がWiFiに接続したら、処理できなくなります。

飲食店等は無線の専業ではないため、ただ単に設置しているだけで、快適につながるようには管理させていません。

ヤフーのページは、あらゆる情報が一気に表示されるため、強い電波でなければ、読む込むことができません。

アンテナも4本立っていても、電波に載せられる情報には限りがあります。人々が密集する場所では、電波は強くても、情報量が多くなり、インターネットに接続しにくい状態になります。

これを遅延と表現します。

通勤時間の混雑する電車で、「満員です。次の電車をお待ちください」と駅員さんが叫んでいる場面を想像してみてください。
（厳密には違う理がはたらいています
が）

LINE電話も遅延状態にある電波では、良好な通話を期待できないため、なにかしらの抑制機能が備わっているのかもしれませんね。

途中で電話が切れると失礼になりますし、近視眼な御仁だと、LINE電話の責任に転嫁することでしょう。

外に出られると、通常に瑕疵なく通信できているとのことなので、スマートフォンの故障ではないと推察します。

つながらない、つながりにくいという事柄が、無線、携帯電話機そのものなのです。

余談ですが、これを常時、一切の遅延なく、より強力な電波を用いる技術が５Ｇと呼ばれ、今後の10年間で、あまねく日本全国に普及させようとしています。