古いアンドロイド端末でテザリングする際のセキュリティー

無線LANルータでも脆弱性があると新しいファームウェアが提供されますよね。
スマホも同じでOSそのものに脆弱性があったら、テザリング利用だけでもセキュリティに問題があるように思います。

モバイルネットワーク（無線）やインターネットを有線で用いる際においても、

「安全」である状態なんて存在しません。

ご自身が信頼をよせるセキュリティーアプリを常時起動させておく以外、「妥協策」はありません。

ちなみに無料のセキュリティーアプリはダメです。

結論から書くと正直難しいんですが、単純明快に言うと「ご自身で全てリクス管理できれば別に何を使っても構わないんですけど？」ということです。

セキュリティ上の脆弱性などがよく騒がれますけど、結局のところ脆弱性って「ソフトウェアを作成した時点で『まさかこういう使われ方はしないだろう？』という部分の空きを突かれた」というものですので。

つまり脆弱性対策を万全にしようと思ったら

『常に何らかの形で、自分自身で手を入れていくなどをしなければ、
いつまで経っても脆弱性は解消できない』

ということです。それだけの技術と財力は常時投じていかないと駄目ですね。

ですので「どの程度のリスクであれば自分が許容できるのか？」をきちんと棚卸しし、許容できなければ投資する(例：ソフトウェア購入なり機器更新など)しかありません。

この場合のリスクは「自分だけに影響があるもののみならず、第三者にも影響があること」を前提に考えてください。

簡単に言ってしまえば「いくら金をかけても『完全なものが作られていない』のであれば、脆弱性対策はある程度状況が判明してからじゃないと手が打てない」ということです。

Androidもオープンソースとして内容がほぼ公開されているので、将来的には新たな脆弱性を突いた攻撃は発生する、というのが現実です。

コンピュータシステムを利用する以上、絶対に破られないセキュリティというものがありません。したがって自分が守りたい安全性とは何なのか冷静に考える必要があると思います。

例えば電話帳データを守りたいとします。その場合、Lineを使ったらもうアウトです。まともに使うにはLineのサーバーに電話帳データをアップすることになるし、Lineのサーバーがハッキングにあうリスクに対してユーザは何も出来ません。

Androidの場合、Googleアカウントに電話帳データを紐づけて管理するのが何かにつけて便利ですが、この場合も、Googleのサーバーがハッキングにあうリスクに対してユーザは何も出来ません。という事はサーバーへ電話帳データをアップする系統のサービスは使用しないという対策になってきます。ところがそういう制限を付けだすと、スマホの利便性が大きくそがれる事にもなります。

という訳で、ユーザ側は情報漏洩などのリスクは常に存在はするというつもりで、最悪致命的なものだけはスマホに入れないなどの仕方でリスク管理をするのが妥当な対応になってくるのではないかと思います。

去年でしたかmacOSの致命的な脆弱性で端末に無条件に誰でもログイン出来てしまう不具合が生じました。そんな風に、新しければ安全で油断していいというものでもありません。

>このurbanoにシムを入れてテザリングをするとします。そしてWi-Fi運用で使っている最新のタブレット（ipad）など使う場合、セキュリティーリスクはどうなるのでしょうか？

　「セキュリティーリスク」の回答はとたんに難しい説明になってしまいますね。内容が重複するので、こちらは皆さんの回答をご覧ください。urbano自体が第三者に与えるかもしれない危険も書かれています。

>ネット→urbano経由→ipadでブラウザを開いたり、アプリダウンロードインストールをするなら、セキュリティー的に安全ですか？

　許容できる安全なレベルは「彼女ほしい」さんが決めることになります。今回の使い方は彼女欲しいさんのiPadを街中の無料公衆LANに接続することを許容できるかどうかと概ね同じレベルと考えて良いです。

　絶対に不可では無く、判断は「彼女欲しいさん」にあります。

・・・が、どの回答者に聞いても「お勧めはできない」回答が返るのではないかと思います。