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(241203)2024年11月分電気料金.png

12,000円になった月の電力使用量(〇〇kWh)の値が気になりますね。
単純に料金だけ見ても高いか安いかの判断が出来ないのでここがポイントとなります。

参考までに申し上げますと私の所は、「関西電力 従量電灯A」という旧来からある規制料金プランに契約していて、11月分(10月4日~11月6日)の電力使用量は199kWhで5,255円です。

電気料金にはベースとなる料金プランに加えて燃料費調整額と再エネ賦課金が乗って実際の支払う金額となります。
毎月変わるのですが関西電力の2025年1月分の単価は下記サイトに載っています。

・【関西電力】燃料費調整単価のお知らせ(2025年1月分)
https://kepco.jp/ryokin/seido/2025/202501/

一般に新電力や旧一般電気事業者でも自由料金プランだと燃料費調整単価の上限が無い為、天然ガスや石炭・石油といった燃料価格が高騰した際に上限なく上昇して高くなる事があります。

これが2022年から始まったロシアによるウクライナ侵攻によって燃料費が高騰し、電力各社の燃料費調整単価が高騰し規制料金の上限に貼り付く状況が続いています。

その後、旧一般電気事業者が電気料金を値上げした、北海道、東北、東京、北陸、中国、四国、沖縄といった電力会社エリアでは上限ラインが大幅に引き上がったので殆ど気にする必要はありませんが、電気料金を据え置いていて、燃料費調整単価がずっと上限に張り付いたままの関西、九州エリアや、時々上限から外れるもののその付近で上下している中部エリアの場合は、燃料費調整単価に上限のあるプランにされた方が安く済みます。

・【新電力比較サイト】燃料費調整額の上限設定がある電力会社は?
https://power-hikaku.info/choice/price/pricelimit.php

加えて、ソフトバンクでんきのプランや地域によるのですが、例えば関西電力エリアで従来主力だったおうちでんき(N)だと電力市場連動単価が2023年6月から導入されていて、30分ごとの変動料金となっています。

・【新電力比較サイト】ソフトバンクでんきが市場連動型に移行へ
https://power-hikaku.info/kuchikomi/softbank/koutou.php

日々の変動はソフトバンクの下記ページに載っています。

・【SoftBank】今日の電力市場連動単価
https://www.softbank.jp/energy/special/today-price/?areaid=kansai

基本的に電気をみんながよく使う時間帯は価格が高くなるので、市場連動型料金制を取っている新電力は割高になりやすいです。
加えて、電力市場で価格が急騰した際、それが電気料金に反映されてビックリする様な請求が来るというリスクがあります。(^^;

で、どの料金プランが良いかなのですが、関西電力エリアだと規制料金で旧来からある「関西電力 従量電灯A」に戻しておくのが無難ですね。

・【関西電力】従量電灯A
https://kepco.jp/ryokin/menu/dento_a/

関西電力でも他の料金プランだと燃料費調整単価の上限がなく割高な方の単価が適用されるので従量電灯Aを選択してください。

ちなみに新電力で、燃料費調整単価の上限ありの所が2つだけ存在し、コスモでんきと奈良電力があります。

・【新電力比較サイト】電気料金比較表 関西電力エリア版
https://power-hikaku.info/choice/area/kansai.php

ただ、新電力の所はあとから料金改定があって見直されるケースが多いので、日々チェックしながら本当に安い所へ乗り換えられる方以外は、「関西電力 従量電灯A」が良いかと思います。(^^)
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