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 風変わりな店名ですが、美味しい担々麺をいただける『四川担々麺 どういうわけで、』さんにお邪魔しました。withコロナの時代、席間広めは嬉しい配慮ですが、お店側は苦渋の決断かもしれません。席数減は、単純に収入減に繋がります。我々個人が、少しずつ食べることで、売り上げに貢献していくしかありません。
 さて、そんな地道な売り上げ貢献策ですが、こちらではまず、胡麻を擂ることから始まります。政府や行政にゴマをスレ!という訳じゃありません。料理の一環として胡麻を擂るのです。
 色んな思いが交錯する中、無我の境地に至るまで胡麻を擂っていると、不思議と商品が提供されます。消費活動というより宗教活動に近い(笑)。なんか訳の分からん内に色んな物買わされたりするもんナ…。いやいや、そんなんと違う。
 サーブされた「汁なし担々麺」(900円)に、無我に至った(のか?)の胡麻を、ファサーっとかける。即、混ぜる。適度なところで啜りこむ。ここで「むせる」というアドリブも有りだ。麻と辣の刺激が全身を貫いていく。麻と辣は2・2(共に3段階中)でお願いしている。水を飲んではいけない、余計に辛くなる。擂った胡麻に逃げるのである。無駄の無いようにできているのだ。

yhaljar
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