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 JR常磐緩行線金町駅北口から徒歩数分、「昆布水つけ麺」と大書されているお店がある。けっこう人が並んでいる時がある。とあるヒマなある日、行列も2名ほどだったので、並んでみた。もちろんお目当ては昆布水つけ麺である。食券を買ってから並ぶように…とのお店側からの指示書が貼ってあったので、食券機の前に行ったら、昆布水つけ麺のボタンには「Coming soon」の文字が。要するにやっていない。もうこの時点で☆1つ減点。
 仕方が無いので、普通の醤油ラーメン(なんて言ったか忘れた。税込800円)を券売機で購入、列に並ぼうとしたら、すぐに店内に呼び込まれた。
 待つこと数分、先客のラーメンもサクサク作られて、おそらく麺の茹で時間が極端に短い麺を使用しているのだろうが、けっこうスピーディーに進行していて、私のラーメンもやってきた。いわゆるラーメン丼のサイズからは一回りは小さいタイプの、そば丼のような和風の器に盛られてやってきたラーメンは、ずいぶんシンプルにまとまっている。薄っぺらいチャーシュー1枚に、煮しめた様なメンマが2本、イヤに小さいナルト1切、青ネギが盛られていて、白ネギはスープにぷかぷかと浮いている。
 スープを1口啜ってみたが、あまりピンと来ない。味が立っている訳でも座っている訳でもなく、ピントがどこに合っているのかわからない。メンマはイイ感じの味がした。麺はこれといって特徴がある訳でもなく、量は少なめ。そしたらとなりの客が券売機に向かい、なんと替え玉チケットを購入してきた。こんなピントのボケたスープに替え玉なんか投入しようものなら、グダグダになっちゃうぞ…と他人事ながら心配していたら、替え玉はほんの瞬間で登場して「麺に味が付いてるんで、そのままでも…」とか言っている。
 なんか、コンセプトが全然わからないお店でした。

yhaljar
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