■ mineoのパケットデータ表示について【連載その2】

前回予告は「データ通信量明細照会」についてと書きましたが、今回は「今月の使用状況」の各項目について更新タイミングを絡めて書こうと思います

円グラフと直結している「今月の使用状況」はいつ更新されるのでしょうか
実は一つの表ですが、様々なアクションや定時更新によって数値が更新されています
では項目別に調べてみますが、mineoではこの項目をバケツと呼んでおり、独立した入れ物となっています

1. 基本データ容量
　　このバケツは月初の0時に更新し、当月の契約パケット量を月間使用可能容量とします
　　同時に使用量をゼロにリセットします

2. ギフト容量
　　月初0時の更新では全てゼロにリセットされます
　　月間使用可能容量は次のタイミングで更新されます

　　(A)ギフトを受領した際には即座に

　　(B)「フリータンク引出」「チップ受領」「おみくじの当選」などの前日のアクションでは翌日午前中に

　　(C)mineoからのプレゼントは10日頃の午前中に

3. 前月繰り越し容量
　　前月末に残容量があった場合は更新とともに消滅します
　　月初0時の更新では次の条件で更新内容が変わります

　　(A)前月、ギフト容量の使用量がゼロであった場合
　　　 月間使用可能容量に繰越容量全ての数値が入り、使用量は
　　　ゼロにリセットされます
　　　残容量は月間使用可能容量にリセットされます

　　(B)前月、ギフト容量の使用量がゼロでなかった場合
　　　 前月のギフト容量のバケツの内容(月間使用可能容量、使用量
　　　、残容量)の全ての数値が移行されます

　　※(B)のケースで使用量がゼロ以外でスタートすることをゴースト現象と言います
　　※「ゴースト」はマイネ王メンバーであるさとさんが命名し、マイネ王では知られた言葉となっています

4. ゴースト発生時の特徴
　　ゴースト発生時は数値が前月のギフト容量の数値をそのまま移行します
　　1バイトも使用しなくてもゴーストの使用量がありますが、月間使用可能容量にも同量のゴーストが含まれます
　　そのため差引である残容量は正しく引き継がれています
　　厄介なのは使用量は前月繰り越し容量から優先して加算されますので、当初のゴースト量をあとから確認することが困難になるということです

5. 使用量の増加による更新
　　使用されるバケツは優先順位によって決まっています(その1参照)
　　基本的に優先順位の高いバケツが空にならないうちは次のバケツを使用しません

　　(A)ギフトを贈った場合
　　　 贈った相手が受領した時点で即座に更新します
　　　 発行した時点でギフト予約がかかりその容量はギフト、フリータンク、チップに利用できません
　　　 ただし通信には利用できるようですので注意が必要です

　　(B)フリータンク投入、チップ投下の場合
　　　 アクションを起こした時点で即座に更新します

　　(C)通信で使用した場合
　　　 節約スイッチON(低速通信)の場合は使用量に加算しないため更新もしない
　　　 節約スイッチOFF(高速通信)の場合は数10分～数時間後に更新されます
　　　 ※通信量の測定タイミング、更新タイミングは非公開ですので経験値です

このように様々な状況で様々なタイミングで「今月の使用状況」の各数値は変化します
翌日午前の更新の場合、経験的には午前9時ころに更新されるようですので反映しないと慌てる前にアクションの日付をよく確認しましょう

毎月25日までに契約変更を行えば契約パケット数を変更できますが、繰越量には影響なく、新しい契約のパケットが翌月1日0時に更新したタイミングで新契約基本容量となります


投稿に対してご意見や要望があったら是非コメントをよろしくお願いします
また図解が全く苦手なのでイラストなどを提供して頂ける方がいましたら、ぜひご協力をお願いいたします

次回は「データ通信量明細照会」のもう一つの顔である「過去の利用履歴（3カ月）」について書こうと思います

【連載その1】はこちら https://king.mineo.jp/my/absente/reports/12940
【連載その3】はこちら https://king.mineo.jp/my/absente/reports/13110