iOS13 予習 省データモード & モビリティ
iOS13ではネットワークの機能も新しくなります。
mineoはネットワークの会社ですから、この話題は欠かせませんよね。
もうすぐやってくるiOS13に向けて、みんなで予習をしましょう!
出典ここ↓
Advances in Networking, Part 1 - WWDC 2019 - Videos - Apple
https://developer.apple.com/videos/play/wwdc2019/712/
mineoユーザーはパケットの使用量を気にされている方も多いかと思います。
そこで気になるのが、iOS13から導入される『省データモード(Low Data Mode)』です。
省データモード(Low Data Mode)は大きく2つのことが起こります。
・アプリに"省データモード"であることを伝える
・システムが省データモードになる
"省データモード"になったことがアプリに伝わると、そのアプリはネットワーク送受信を減らすよう努力します。
iOS13になったら勝手にデータ消費量を減らしてくれるわけではありません。
あくまでもアプリ制作者側で作り込む必要があります。
例えば
・データサイズの小さくなるよう画質を落とした画像を使う
・先読みをやめる
・自動再生をやめる
などです。
システム側では「バックグラウンドタスクの保留」が起こります。
今画面で見ている"以外"のアプリについて、更新を待てるアプリはが保留されネットワークへの送受信が抑制されます。
mineoユーザーが気をつけること
・省データモードはユーザーの選択である
→ 犠牲が伴うのでイヤなら設定しない
・アプリ制作者が作り込まないといけない
→ iOS13になったからとって魔法のようにデータ量が減るわけでない
モビリティ(Wi-Fiとモバイル通信の関係)
○ Wi-Fiアシスト in iOS13
Wi-Fiアシストは今までもありました。
接続してるWi-Fiの質が悪いときに、モバイル通信も併用する機能です。
iOS12までは限定的に利用されてきましたが、iOS13からはより広範囲のシステム適用され積極的に利用されるようになります。
○ マルチパス(Wi-Fiとモバイルの2本同時利用)
今までもSiriはWi-Fiとモバイルの2経路を同時に利用していました。
これからはAppleミュージックとマップもマルチパスを利用していきます。
mineoユーザーが気をつけること
・今まで以上にWi-Fiにつながっていてもモバイル通信が利用される。
→ パケット残量に気をつけている方には注意が必要