自己紹介文を読んで驚いた。
「長い間お世話になりました、さようなら」
　みたいなことが書いてあった。
　むろん覚えがある。「ある事情」があってニックネームを替え、別人格として再出発したく、挨拶のつもりで書いたのだ。
　それを実行にうつす前に、「ある事情」そのものが爽やかに消え去ってしまった。
　あまりにもスッキリしたため後始末さえ忘れ、今日まで自己紹介を書き替えることを思いつかなかった。

　この件で明らかなように忘れっぽい。ただし認知症ではない。
　
　凡庸なひねくれ者。
　人が好き。だが人みしり。
　
　自己紹介画像は自画像。胎児のころから始まって新生児、赤ん坊、幼小児期に至るまでの記憶によって、
「なんとしてでも生き延びたい！」
　という本能的執念が脳をむしばみ、デコボコな脳を形成したにちがいない、その図。

　やるべきことが多すぎてマイネ王国を訪れる機会がまちまち飛びとびのため不本意ながら礼を欠くことがありましたら、お許しください。

　自分からのナイスやチップは、ただただ感動や共感、賛意の表現です。
　その意味で、定型文ぽいお礼の言葉や、即座に同枚数を返し借りを作るまいという意識まるだしのお返しチップといった慣習的な反応を頂きますと哀しくなりますので、どうか本心からのもののみ、お恵みくださるよう、お願いいたします。。
　
　　
　

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