意識（標高）高い系といろいろな出来事【完結編】

鬼杉を後にしたわたしの身体に異変が起こります。
栄養分糖分塩分が足りず疲労と合わさってハンガーノック状態に！

フラフラになりながら登山口を目指していると
外国人夫妻と遭遇しました。
どうやら鬼杉に行きたいよう。
英語なんてからっきしですが身振り手振りいわゆる出川イングリッシュで説明。

なんとか通じたようでしたがこの道はわかりにくい遭遇したら大変だ！
後を追いかけて合流。
近くまで案内することにしました。

そこでアクシデント発生！
旦那さんが腕を裂傷！
すぐさま水で傷口を洗い使ってないタオルを巻く応急処置を施しました。
それにしてもホントに外国人って半袖で登山するんですね。
時間的にも帰る頃には日が暮れているので予備のライトも渡しました。

そうこうするうちに鬼杉を堪能した奥さんが戻って来ましたのでそのまま下山することに。

しかし、わたしには夫妻のペースにはついていけそうにないので先に行ってもらうことにしました。

判断力も低下していて現在がけ崩れのため通行できないルートに足を踏み出し「いや、ここは違う！」と思った瞬間。

滑落しました。

こういうときは上に登るのがセオリーですが、すでにわたしにはその体力がなかったので地図とコンパスを取り出しおおよその現在位置を確認。
下の方にこの間行った鐘のある庭園と宿泊施設への道にあることを確認。
距離的にも近いし、急だけどもここは断崖絶壁ではない。
そこに向かうことにしました。

やっとのことで道に出て途中すれ違った人にこの先はどこに行くと尋ねるとやはり庭園と宿泊施設の道でした。

ただ、下に降りたため車を止めている駐車場へはかなり登らなくてはいけない。
いくら舗装された道でももう登れない…

そこでとった行動はヒッチハイク。
庭園から出てきたカップルに上の駐車場まで送っていただけないか交渉しました。

「いいですよ」
快く引き受けて送っていただきました。

それから帰宅し最初にやったことは
見てくれるかはわかりませんが外国人夫妻へ向けてツイートをしました。

内容は「今日、途中まで鬼杉へ案内した人へ。かなり遅くなったけど無事に帰宅したよ。心配かけて申し訳ない。わたしのことは気にしなくていいから日本の旅行を楽しんでね」

グーグル翻訳だけどね！٩( 'ω' )و