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蕪の漬け物には柚子を香らせて律儀に母の味を引き継ぐ
秋山にもみつ木の葉のうつりなば更にや秋を見まく欲りせむ
ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは
夏と秋の行きかふ空の通い路はかたへ涼しき風やふくらむ
さつき待つ 花橘の 香をかげば昔の人の 袖の香ぞする
ほととぎす鳴くや五月のあやめ草あやめも知らぬ恋もするかな
ズル休みした日の雨は黄緑で頭痛の気配抱きしめている小柳とかげ
見てる人なんかいないんじゃないかと思って
いつも20字以上の制限のために名句と言われてるような短歌を載せてます
笠買ふて 都出て行く人多し雲雀鳴く頃木瓜開く頃
七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞ悲しき
お世話になっております。たかしの母です。
あたらしき年にはあれども鶯のなくねさへには変わらざりけり
数ふればわが身につもる年月を送り迎ふと何いそぐらん
一プラス一を二として生きてゆく淋しさ我に降る十二月
塵塚の 燃ゆる煙の 目に立ちて寒しこの頃 朝々の霜
もみぢ散る 音は時雨のここちしてこずゑの空はこもらざりけり
あかねさす 日は照らせれどぬばたまの 夜渡る月の隠らく惜しも
ひむがしの 野にかぎろひの 立つ見えてかへり見すれば 月かたぶきぬ