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「通信の最適化」とは何か? MVNOにとって福音となるのか?…by IIJ佐々木氏


ITmedia「『通信の最適化』とは何か? MVNOにとって福音となるのか?」
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1806/30/news018.html

詳しく書かれていますが、最後にある筆者(IIJ佐々木氏)の意見には同感です。


…大量のトラフィックが動画や画像によって生み出されるのであれば、その分収入を上げる(利用者がより上位の料金プランに移行する)ことが可能であり、その収入を接続回線の増強に使うことができるはずです。

…逆に「通信の最適化」が十分に効果を上げ、利用者のトラフィックを少なくすることに成功したとすると、その分、MVNOが手にできるはずだった収入が消えるわけですから、設備増強に回す原資がなくなります。それもMVNOにとり1つの平衡点かもしれません。しかし画像や動画の劣化によってユーザーがストレスを感じたら、マイナスだといえます。


→やはり、パケットを使ってもらえばもらうほど利益が増えて商売繁盛、という料金体系にしておかないとMVNOは成り立たないですよね。





32 件のコメント
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mineoさん . . .
アウト?
(´・ω・`)
進化の袋小路かもね。
通信の最適化により、POIの増強費用を抑えることが狙いだったわけですが、結果的に狙った費用削減効果は得られていないのが現状と思われます。少し論点がずれているのでは!?
リンク先の最後より

>これまで、電気通信事業者は(災害時など突発的事態を除けば)利用者の通信の利用を促進し、収入を高め、設備投資をすることで事業を拡大してきました。
>近年の数少ない例外が、2000年代に生じたP2Pアプリケーションに対する帯域制御、そして現在いくつかのMNO、MVNOが導入している「通信の最適化」です。
>2000年代のP2Pアプリケーションの帯域制御は、使い放題料金プランという背景から理由付けができます。
>「通信の最適化」が果たして正しい路線なのか、非常に興味深い社会実験が始まったといえます。


この話は面白いですね。
通信を減らして減収の方向に走っているmineoは、ホントにどこに向かっているんでしょうね。
エココースにしても然り。正直信じられないです(1回線申し込みしたけど)
一理あるけど、ある種のポジショントークにも感じます。

『逆に「通信の最適化」が十分に効果を上げ、利用者のトラフィックを少なくすることに成功したとすると、その分、MVNOが手にできるはずだった収入が消えるわけですから、設備増強に回す原資がなくなります』というのは正しいけど…

①上記は仮定であるとは言え、未だ通信最適化をしても速度は遅い。(なので、最適化とパケット従量制は両立し得るのでは?)

②最適化が本当に悪だとするなら、IIJのサイトもjpegやpngよりBMP画像を多用した方が良いんじゃないの?そうしないのは何故?

勿論、極論なのは分かるけど、最適化は必ずしも悪ではないように思うし、①に書いたように「従量制と両立し得る技術」なんじやないかな〜。

ただ、IIJは最適化を反対するスタンスだから、積極的に評価しないだけであって、理屈に正しさはあるけど、ポジショントークではないか?と思いました。
mineoさんは導入したくて通信の最適化を導入したというよりは、平日の12時台
や、朝夕の通勤時間帯に利用が集中し、十分な通信品質を確保するのが難しく
なった為、やむを得ず導入したという感じだと思います。

IIJさんもこれらの時間帯に通信速度が遅くなりますが、法人契約が多い為
ある程度トラフィックが分散され、POI帯域を比較的効率的に
使えている印象です。

問題は、通信を減らして減収になるかどうかですが、最適化の為に容量を
減らして料金を節約するかと言えば、大抵の場合そうはならない気が
します。
少なくともmineoさんは最適化を行う時間が限定的ですし、
混雑する時間帯は元々データが流れにくいですしね。

…エココースは同容量で安いので減収となる恐れはあるでしょうが(^^ゞ

どちらが正しいかという答えはmineoの最適化解除が可能となる今秋以降に
出るかなと思いました。
…個人的には割愛されたTCP最適化の仕組みと効果について気になります(^^;
自分で調べてても明確に説明のあるサイトが見つからず分からずじまいなので(^^ゞ
マイネオについては、キャンペーンで利益率を下げてでも100万回線を目指したという点があるので、収益と最適化の問題と、キャンペーン価格による利益率低下の問題が混在しているはずです。

そこが外部の我々には判断を難しくしている点かな〜と思います。
ちなみにIIJさんやDさんの見解「パケットを使ってもらえばもらうほど利益が増えて商売繁盛」ってのが間違っているとは思いません。
正解の一つだとは思っています。
「パケットを使ってもらうほど利益が増える」というのは正直ポジショントークかなと思います。
確かに時間帯によるトラフィック量の増減が少ないなら
パケットを消費してもらった方がよりギガの多いプランに移ってくれる正の効果はあるでしょうが
ピークタイムの混雑のようにトラフィック量の差異が大きい場合、閑散時間帯は設備を遊ばせておくことになる分赤字が大きくなる負の効果が出るはずです。

通信最適化にしろピーク時間帯通信制限での割引にしろ、トラフィック量の上下を押さえるためなら通信量を抑える施策も有りなのではと思います。
Gensさん
ケイオプはモバイルは赤字だけど、光とかの有線通信で黒字化しているって話です。
この手の話(もうけ)は他社やユーザーでどうのこうのいう話ではないかな。単純では無いですよ。

通信圧縮はコスト削減効果は限定的でも、圧縮するシステムが備わっているってのは災害時などの通信制御がMVNO側である程度出来るって事。
この事は良い話ではないかと思います。

災害時に災害時モードになるとか、もっと良い方向にこのシステムが使われるといいね。
トラフィックが増えたらきちんと増強できるだけの料金設定とし、ユーザーから苦情が出る前に対処するのが商売としては基本ではないかと思う次第です。

他社と横並びの料金設定、というより、大判振る舞いキャンペーンや紹介キャンペーン、パケット延命システム、ヤフオクでのパケット購入可能状態、フリータンクなどを加味すると、業界最安のパケット単価になっているためにそれができないということなのではないでしょうか。

今後も、この「業界最安のパケット単価」を維持し続けることで回線数の増加を目指す方針なのであれば、最適化は避けて通れないかもしれませんね。
DSoMさん、トッチンさん
>「パケットを使ってもらえばもらうほど利益が増えて商売繁盛」
「利益」でなく「収入」ですね
利益は収入から「支出」を引いたものです

普通に考えるとピークに合わせて回線増やせば支出が比例で増えるのに対して、ピーク以外の収入は増えないので減収になるのは明白には思いますが、元記事でも、そこは説明できてないように思います
例えば、1GB800円に対して3GB900円の料金設定は、2GB多く使われることに対して100円「収入」は増えますが、どう見ても必要経費(原価相当分)すら賄えてないですね。ましてや「利益」なんて増えるどころか減ってます。

私が言いたいのはそこで、ちゃんと契約容量に見合った(混雑時の帯域増強費や利益まで加味した)料金設定にしておかないとMVNOの商売は成り立たないと思うわけです。

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こういうことを書くと嫌われそうですが、mineo契約者の62.5%を占める3GB料金を300円値上げして1,200円にすれば、月額で2億円近く増収になります。(まあ、何割かは解約されるかもしれませんが、それは置いといて)

この2億円を帯域増強に回せば、POI帯域は凡そ3割ほど上に上がります(上図で、POI帯域AがPOI帯域Bまで上がる)ので、恐らく混雑時の問題はほぼ解消するんじゃないかと思っています。(と言っても1Mbps程度でしょうけれど)
>1GB800円に対して3GB900円の料金設定は、2GB多く使われることに対して100円「収入」は増えますが、どう見ても必要経費(原価相当分)すら賄えてないですね。

単純ではないと思いますよ。
2GB多いデータ容量で100円しか変わらないからという理由で、1GB程度しか使わない人でも3GB契約している人も多くいると思います。
また、3GBで900円と言うのは、MVNOの中で決して安いというものではなく、むしろ、1GB 800円という設定が高めと言う感覚です。
Gensさん
一般的な見解としてGensさんのご指摘は正しいと思います。

ただ、私が推測するに「光とかの有線通信事業は、今後どんどん縮小ていくので、無線通信を黒字化するための先行投資」っていう理屈で親会社の理解を得ているのではないか?と思っています。まあ、単なる個人的な憶測です。

もちろん、今のMVNO事業を早期黒字化するために、Dさんが指摘しているような値上げするとか、そういう手段はあるとは思います。

自分的には、キャンペーンで数の規模で生き残る今の戦略と、昔からの「Fun with Fans!」のファンの囲い込み戦略の二本立ては両立し得るのか?とか、その辺りも気になったりしています。
えんがわさん

>むしろ、1GB 800円という設定が高めと言う感覚
もしそうでれば、帯域増強は他社MVNOを上回る水準でできているはずですが、実態はMVNO業界最遅クラスですよね。

>1GB程度しか使わない人でも3GB契約している人も多くいると思います。
その理屈はIIJとか(というかmineo以外ほぼ全て)であれば成り立つと思います。
しかし、mineoの場合はフリータンクもありますので、そのような人は1GBあるいは500MB契約でフリータンク活用という手もあります。
また、3GB 契約で余った時も、他社であれば、2ヶ月で消滅してくれるので「美味しい」のですが、mineoの場合は、ギフトで延命できてしまうので、数カ月後に500MB契約に変更して消費し尽すことができるのです。

勿論私も、(カミさんのIDとのやりとりで)ギフト延命はフル活用させてもらっています。実に有り難いですね。
料金と速度のバランスが取れたMVNOがいうならわかるけど、
Twitterで遅いって不満が毎日書き込まれる程度には遅いよね?っていうIIJさんが言うことでもないかな~
iijさんも、たくさん使われる→増強できる金額が増えるのサイクルがうまくいっているなら年々使われる量が増えてハッピーになるはずなのに実際はiijも遅い遅いって最近言われる頻度が増えているし。。。


遅ればせながら楽天などに続いて各種最適化をmineoが導入したのは、良し悪しを別にして混雑時対策にそれなりの意味があると判断したからですよね、それはその企業の判断でいいんじゃないのと思います
個人的には非可逆圧縮等全く望みませんが。。。
MVNO業界足並み揃えて、3GB/1,200円くらいには値上げしましょう。
このままチキンレースを続けていると総倒れですよ〜。

と、3GB契約なんて多分しない人間が叫んでみる(笑)

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公取委に窮状を訴えた資料によると、上図のようにほとんどMNOに吸い上げられていて、「100万の契約者数でも、MVNO事業単体で利益を出すのは難しい」ということです。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1121988.html
Gensさん
マイネオの赤字は関電の事業全体から比べると比率が小さいから、関電の株主もあまり問題にしないんじゃないでしょうか。

ケイオプが赤字続きになったらヤバいとは思いますが、将来を見据えて光の契約が縮小しても困らないよう、MVNOを頑張っているのだと思います。

たなみに、MVNOの接続料については、全社公平に処理してるって話らしいです。
(UQはwimaxで費用を相殺してるとかしていないとかあるみたいですけど)
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
私もギフトやタンクを続けるのであれば帯域制御は必須だと思います。
ただしユーザーの同意を取って実施した方がいいと思います。今もチューニングや試行など好き勝手にやってるんじゃないんですかね。お金がないという違法性阻却理由で。でも黒字になったら最適化出来なくなりますね。

最適化は2017年8月に実装という事ですが、導入検討はさらに前でしょう。ネットワーク設計もありますし。2015年の中期計画には最適化があったんじゃないんですかね。

それか料金の値上げですね。どちらにせよパケット使って貰うと儲かるようになってもらいたいですね。そのお金でピーク時もVPNなど不具合なく通信出来るようにしてください。差別化はそれからですね。
あんちゃん、IIJの通信インフラへのこだわり好きにゃ!

通信の最適化はね、あんちゃんは良いとは思ってるけど、早く選択できるようになるのが待ち遠しいにゃ!
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
あんちゃん さん

最適化OFFにする気マンマンだにゃ〜
私もだにゃ〜
実装はまだ決定じゃないみたいだにゃ〜
いや、9月には最適化オフの仕組みは決定だにゃ!実装はまだだけど…。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
いつの間に決定したにゃ!
6/6に問い合わせた時はまだ予定だったにゃ! どこソースにゃ?
時期はまだ確定じゃないけど実装はしますとスタッフブログに書いてあるnya
https://king.mineo.jp/magazines/special/845

>2. 最適化の適用/非適用選択
>2018年9月末を目途に最適化の適用/非適用を選択できる仕組みを導入します。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
なるほど。時期が確定じゃにゃいから、予定と書いていたのだにゃ。実装は確定という事だにゃ! よかったにゃ!
以前別スレで Phantomさんが tracerouteを実施した際の画像を上げていたときに気がついたのですが、ケイ・オプティコムの外部ネットワークって実は IIJに依存しているように感じる次第です。

自社で統括管理可能な回線を持っているところであればある程度 POIに出ていくまでの通信経路を分散するなり制御できますけど、そうでなければ結局は「借りてる範囲内でしか制御できない」のはモバイルであろうが有線ネットワークであろうが代わりはないわけで。

IIJは言うまでもなく自社ネットワークを持っていますし、かつ POIも複数持っているのは様々な情報で判明していることですから、その様な設備を持つ事業者と単純比較は出来ないかな?と感じるところはありますね。

自社の事情だけで業界内全てを横断した論旨にしてしまうのはある意味無謀だと思いますし、逆に業界内でも自社の優位性をどの様に論じるかと考えれば「そういう考えもあるのかな」と引いて見ておくのが良いと感じます。
IIJの3GB/900円でも安過ぎると思いますが、IIJの場合は最低契約容量が3GBでそれ以下はありませんので、1GBで良い人も全て3GBを契約するということから言うと、実質的には1.5GB/900円と考えても良いのかもしれません。
しかも、余ったパケットは翌月末にはちゃんと消滅してくれます。

一方mineoの場合は500MBや1GBプランがありますので、1GBで良い人はこれら(+フリータンク)を選ぶことが可能ということで、実際にも全体の2割強の方がこれら小容量プランを選んでいます。
さらにはギフトで延命できますので、3GB使い切らずに余らせても、繰り越すことで将来的に(契約容量を500MBに下げるなどして)全て使い切ることが可能です。
しかも、フリータンクから1GBもらえますので、900円で4GBまで全て使い切ることまで可能な料金体系と言えます。

これはやはり、3GB/1,200円くらいに上げとかないと経営的にかなり厳しい(もしくは、まともな帯域増強なんてとてもできない)懐事情なのではないかと想像しています。


…何だか同じことを何回も書いているような気がしてきましたが、高齢者特有の症状だと思って聞き流して下さい。
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