おとぎ話の舞台でmineoは使えるか＠鬼ヶ島

・香川県の鬼ヶ島

高松空港からリムジンバスで約40分。香川県の一大都市、高松駅に到着。
鬼ヶ島へのアクセスは、高松駅裏手にある高松港からフェリーを使います。
早速出発、と行きたいところですが、まずは電車でとある場所に向かいます。

それがここ、鬼無（きなし）駅です。お察しのかたもいるでしょうか。
ここは当時、鬼たちが暴れていた村なのです。
桃太郎が退治したいま、鬼は無し。そういうことです。

伝説にあやかり、駅には様々な桃太郎の名残が存在します。

テレビゲーム、桃太郎電鉄の石像。
名残というか、乗っかってきた感じでしょうか。

駅名のしたにも桃太郎の文字。
すごいねじ込みかたをしています。

伝説だけの街ではありません。
鬼無町は世界的なBONSAIの産地でもあるのです。

軽くおなかいっぱいですが、鬼無の桃太郎スポットはこれだけではありません。
私はここで、鬼ヶ島から無事戻れるようお祈りをしにきたのです。

そう、桃太郎神社です。
これから鬼が住む島に行くのです。鬼と戦い、負傷する可能性もあります。
そんな危険な島で鬼を倒し、無事生還した桃太郎先輩にあやかりたいのです。

本堂のすぐ隣には桃太郎のお墓があります。
おじいさん、おばあさんも同じお墓で眠っています。

なんと、犬、猿、雉のお墓もあります。
彼らも鬼を退治した、欠かすことのできない勇者だったという証拠です。

・一緒に潜入する仲間を紹介

私は6年間陸上をやっていた程度の運動能力で、戦闘経験は皆無です。
桃太郎同様、一人で立ち向かうのは無理と判断し、仲間を連れてきました。

おそらく、フクロウ（左）とカピバラ（右）です。
フクロウの暗所でも獲物を捉える目は洞窟内での戦闘に役立ちます。
カピパラは湯太郎といい、一緒にいろんなお風呂屋さんへ取材に行きました。
どちらも付き合いが長いので、連携は取れています。

諸先輩方に祈りをささげます。
「無事に帰って来られますように…うどん食べる時間もありますように…」

・いざ鬼ヶ島

高松港からフェリーを使い、鬼ヶ島に向かいます。
ちなみに鬼ヶ島は愛称。本当の島の名前は女木島（めぎじま）です。

鬼ヶ島こと女木島、そしてその少し先にある男木島へ向かう船「めおん」です。
約20分の船旅です。ほかに20名程の乗客がいました。

・上陸

鬼ヶ島の港に入る直前、いきなり想定外の事態に陥ります。

港の入口で見張りをしている灯台鬼に、いきなり見つかってしまった…！
島に緊急配備が敷かれたに違いない…一気に潜入が難しくなりました。

島のいたるところに下っぱの鬼たちが。
ボスクラスの鬼に連絡されたらひとたまりもないぞ…

作戦を練るため、こちらの施設「おにの館」にはいります。
鬼ヶ島の観光情報、レンタサイクルなど島での滞在をサポートをしてくれます。

とりあえず腹ごしらえ。これは名物の鬼うどん。エビのてんぷらが乗っています。
香川県はうどん県ということで、うどんはもちろん、エビの味が濃厚です。

これからの戦いに備え、３人で仲良く分けて食べます。

・大洞窟への潜入方法を考える

私とフクロウとカピバラで考えるより、地元のかたに聞くのが一番。
おにの館のお兄さんに聞いてみました。

「大洞窟の最深部でmineoが使えるか、潜入調査したいんです。」
「なんと命知らずな。役に立つかわかりませんが、案内役を紹介しましょう。」

「この鬼をつれていきなさい。890円ね。」

パーティ編成完了。ドラクエ感が出てきました。

ここは馬車を用意したいところですが、電動自転車をレンタルします。

・いざ洞窟へ

鬼の住処である大洞窟へは、結構な傾斜の山を登っていかなくてはなりません。
バスも出ていますが、到着したとたんに一網打尽にされそうです。

バスの時間以外は鬼の警戒も薄いはず。自転車で駆けのぼります。
電動とはいえ、この傾斜を登り続けるのはしんどいです。

山の頂上付近まで登ると、ついに入口らしきところに到着しました。
階段手前にはまちで見た鬼より強そうなのが３人も…

階段を上りきったところにはボスクラスの巨大鬼！
入口はここだけ。かといって突っ込むのは自殺行為。
さてどうする…４人で知恵を出し合います。

毎川「ピンクちゃんさ、みんな友達だってことで行けないかな。」
ピンクちゃん「厳しいですね…きびだんご的な菓子折りはお持ちですか？」

毎川「東京ばな奈買ってきたよ。」
ピンクちゃん「完璧です。」

ピンクちゃん「彼らは鬼大将のお客様です。」
セキュリティ鬼「おう！よろしくな。東京ばな奈か。ありがとな！」
なんとか入口のセキュリティ鬼をやりすごし、ついに大洞窟へ侵入です。

洞窟の案内をしてくださる中村さん。
鬼が洞窟の案内を任せる数少ない人間です。頼りになります。

中村さん「じゃ、お客さんご案内しますね。」
青鬼「よろしく頼むぞ。」（中村さんスゲー…！）

・大洞窟ダンジョン

大洞窟のなかをレポートしながら、鬼大将のもとへ向かいます。

潜り抜けないと通れないようなところも。
ダンジョン感がもりあがります。

酒盛りをする鬼とエンカウントしました。
「おう！東京ばな奈ありがとな！」情報が早い…

鬼がさらってきた婦女子を捕まえておく監禁部屋まであります。
「さすがに監禁はさすがにヤバいですよ！」はい、きちんと注意しておきました。

だんだん鬼たちとも仲良くなり、いい感じの記念写真も撮らせていただきました。

・洞窟の最深部で鬼大将と対面

（で、でけぇ！！！）
「こ、こんにちはですーッ！！」
「おう！東京ばな奈ありがとな！」

「そう固くなるなよな！mineo使えるか確認しに来たんだろ？携帯見てみなよ。」
「はいッ！」

「な、ない！au 4G LTE、大将の部屋まで届いてないです…」
「まぁ…洞窟だからなぁ。」

鬼が住んでいる洞窟内ではmineoを使うことはできませんでした。
洞窟を出て少し登ると、瀬戸内海の島々を眺められる展望台があります。
そこで電波をチェックして、島内でmineoが使えるか確認しておきましょう。

冒険を終え、疲弊しきった心を癒す壮大な景色です。

早速確認してみましょう。果たしておとぎ話の舞台でmineoは使えるか…

超イケイケではないですが、十分使えます！

（マイネ王 運営事務局より）モバイル画面の画像について初出時に誤った画像を掲載していました。ユーザーさん、ライター毎川さん、失礼いたしました！

・検証結果

大洞窟内ではmineoは使えませんでしたが、鬼ヶ島こと女木島内では使えます！
ということで、これにてmineoの潜入調査は終了。
大きなケガもなく、無事に帰路につくことができました。

だいぶ鬼を警戒しましたが、皆さんが行くときは鬼たちも歓迎してくれます。
お土産も不要です。ゆったりと島の時間を楽しんでください！