mineoスマホを使って24時間「かわいい」を作る

2016.02.10 12:00

ライター: 地主恵亮
1985年福岡生まれ。基本的には運だけで生きているが取材日はだいたい雨になる。2014年より東京農業大学非常勤講師。

誰もが「かわいい」を求めている。何かのキャラクターを見ては、人は「かわいい」と言うし、誰かがSNSにアップした写真を見ては「かわいい」と言う。

かわいいこそが正義で、日本の文化なのだ。男性だろうと、女性だろうと、かわいいが大切。誰もがかわいくなりたいのだ。そこでスマホを使いかわいくなろうと思う。

かわいいを作る

かわいいとは何だろう、と考える。一般に女性を褒める言葉が「かわいい」だと思うが、男性とて「かわいい」と思われたいのだ。特に私はいま30歳なのだけれど、かわいいとは無縁の生活で、かわいいを手に入れたいと常々思っている。

上記の写真は私だ。かわいいか、否かと問われれば、残念ながら、かわいくはないだろう。どこか「むさ苦しい」という表現が似合う。30歳の男性はかわいくないのだ。どうすれば、かわいくなれるのだろうか。

答えはプリクラだ。プリクラは男性だけで撮ることは少ない。基本的に女性が撮る。なぜなら、かわいく写るからだ。プリクラを撮れば、そこに写る人間はもれなくかわいくなるのだ。かわいいの答えは「プリクラ」にあるのだ。

これが答え！　かわいくなりました！

プリクラに答えがあった。かわいいとはこういうことなのだ。「色が白く」、「目が大きく」、「カメラが見下ろす形」で撮られた写真。その結果が上記だ。30歳のおっさんである私がとてもかわいく写っている。

つまり、このように写真を撮れば、別にプリクラでなくても、かわいくなれるはずだ。スマホで日常的に撮る写真も、プリクラのメソッドを入れていけば、いつだってかわいい写真が撮れるのだ。そういうことなのだ。

ということで、上記のような装置を準備した。スマホ用のハンズフリーで使えるアームを二本用意して、片方にはスマホを付けて、もう片方には照明を設置する。それを首にそれぞれ装備すれば、色白でかわいい写真が撮れるのだ。

どうだろうか、確かに30歳のおじさんであることは否定しない。歯磨きをすると嗚咽したりもする。しかし、比べれば断然、プリクラメソッドで撮った写真がかわいくなっている。下から照明を当てることで、美白効果があり、上から写真を撮ることで、目や鼻筋を際立たせることができ、結果、かわいいのだ。

次に目を大きく見せたいと思う。プリクラでも分かるように目が本当の自分より大きくなっていた。目が大きいのは「かわいい」のだ。流行っている「かわいい」と言われるキャラクターを思い浮かべると、顔のほとんどが目だ。つまりこういうことだ！

老眼鏡を使い目を大きくした。普通に老眼鏡をつけると、期待しているほど大きくはならないので、少し目から離すのがポイントだ。これらの器具を活用することで、24時間いつでもかわいい、を実現できるのだ。

SNSを見ているとスマホで自撮りをして、アップしている人が多い。つまり、これらを常に身につけて生活することで、いつでもかわいい自撮りを行うことができ、かわいい人になれるのだ。

移動中も、

かわいいを実現できる。バスで移動しているだけなのだ。

でも、私はかわいい。目鼻立ちが際立ち、地黒で有名な私ですら、若干白くなっている。照明が重く、肩は凝るけれど、かわいいのだ。かわいいとは肩が凝るものなのだ。

喫茶店でも、

目が大きいかわいい人になれる。ぱっちりである。「かわいい」という声が聞こえてくる。私は24時間かわいい人になれたのだ。皆さんにもこの器具を作り、かわいい自分を実現して欲しい。気を抜いてはダメだ。気をぬくと下の画像みたいに30歳のおじさんになっちゃうから。

ということで、スマホを使うことでかわいくなれることが分かったと思う。スマホ以外に、照明が必要だったり、メガネが必要だったりするけれど、安い。mineoスマホと同じくらい安いものばかりで、かわいくなれるのだ。かわいいは作れる、ことを覚えて欲しい。

撮影中、３回くらいパトカーが横を通り過ぎた。