不安は自由のめまい　キルケゴール

spbnさん♬
こんばんは🌌
楽しいダンジョンをありがとうございました。
↓↓↓↓コピペです。

言葉の背景にある哲学
キルケゴールの「不安の概念」：
デンマークの哲学者セーレン・キルケゴールは、1844年に著した『不安の概念』の中でこの言葉を述べています。
根源的な自由の体験：
キルケゴールは、人間の本質を理性や知性で規定されるものではなく、心と身、可能と必然、永遠と時間、無限と有限といった相反する要素を持つ関係的な存在だと捉えました。そして、人間が本来持っている自由が、その自身の可能性を深く見つめる時に感じるめまいが不安であると論じました。
言葉の解釈
選択の重圧：
自由とは、すべてを自分の意志で選択できる状態を意味します。この「選択肢の多さ」や「無限の可能性」に直面したときに、どの道を選ぶべきか、どのような結果になるのかといった不確実性から、めまいのような不安が生まれる、と解釈できます。
自己への恐れ：
自己の持つ無数の可能性を前にしたとき、その全てに「何でもできる」と同時に「何もしないこともできる」という自由の重圧を感じ、その深淵を覗き込むと、めまいを感じるような状態になる、とも説明されます。
簡単に言えば、「自由に選ぶこと」そのもの、そして「選ばなければならない」という状況が、私たちに不安という感覚をもたらす、というキルケゴールの哲学的な視点を示した言葉です。