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【結果発表】「mineo Twitter&マイネ王大喜利」 #スマワングランプリの優勝スマホ を開催!

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〜 本文は省略されました 〜

一反木綿豆腐さんのコメント
おばあちゃんが初めてスマホを持ったのは病気で足を悪くした後だったので、私が中学生の頃だったと思います。「スマホがあれば何かあってもすぐに連絡できて安心だから」と毎日のように母が説得していたことをぼんやりと覚えています。
そんな母もスマホの操作に詳しいわけではなかったため、自然と私がおばあちゃんに操作方法を教える役目になりました。何回おなじ説明をしても覚えられないおばあちゃんに向かって、ちょうど反抗期だった私は「そんなんだったらスマホ持ってても意味ねえじゃん!」と強く当たってしまうこともありました。それでもずっとニコニコしているおばあちゃん。その顔を見るのがだんだんイヤになり、操作を教えるどころか会話もあまりしなくなってしまいました。

大学へ進学するために上京してすぐのことでした。おばあちゃんが亡くなりました。あまりにも突然だったので気が動転し、ふと我に返ったときにはもう新幹線に乗っていました。実家に帰ると目を真っ赤に腫らした母から「毎日この待ち受け画面を見てニコニコしていたんだよ」とおばあちゃんのスマホを手渡されました。懐かしいなと思いながら画面を見てみると、おばあちゃんに抱っこされている幼い頃の私の姿が写っていました。涙が溢れ出すと同時におばあちゃんにしてしまった言動が次々に脳裏をよぎり、申し訳ない気持ちでいっぱいになって心の中で何度も「ごめんなさい」と謝りながら膝から崩れ落ちました。

あれから7年経ちます。私は東京で就職。そこで出会った女性と結婚し、父親になりました。まとまった休みが取れると皆で実家に帰り、仏壇からおばあちゃんのスマホを取り出して全員で家族写真を撮ることが恒例行事になっています。私にとってこれが何にも代えがたい幸せな時間で、そんな時間を今もこうして与え続けてくれている天国のおばあちゃんとおばあちゃんのスマホには本当に感謝しています。そんなスマホを使うたびに思うことがあります。それは、『やっぱ新しいスマホのほうが使いやすいし高画質だしコスパも良いから優勝!』ってこと。