通信の最適化によるお客さま影響について（ペーシング）

みなさま

返答が遅くなり申し訳ございません。昨日に引き続き、いただいているご質問に対して回答致します。

・最適化の効果を開示してほしい。
⇒利用状況等により変動がありますが、最適化全体でおおよそ１割程度のトラフィック改善ができていると見込んでおります。一方で、皆さんからご指摘いただいている、「最適化を実施しているにもかかわらず、回線速度が改善されていない」というお声についてご説明しますと、最適化を導入することで改善されるトラフィック分を見越してPOIの帯域を設計したことと、当初想定していたよりも今月はトラフィックが増加したため、結果的には回線が混雑してご不便をおかけする形となってしまいました。これに関しては、今後の回線増強できちんと回復していきたいと思います。

・なぜ最適化の選択が実装されるまで、一律で無効化しないのか？選択機能が実装された場合、選択の有無によって月額料金に差は生まれないのか？
⇒最適化を実施することでトラフィック全体の混雑が緩和され、多くの方にメリットがあると考えております。一方で、最適化をご希望されないお客さまについては９月より選択機能を実装いたします。また、選択機能実装時の具体的な内容については、別途ご連絡させていただきます。

・最適化実施時間の変更理由
⇒当初は混雑が発生する可能性がある時間帯に適用させていただいておりましたが、私たちが想定していた以上にお客さまから反響がありましたので、より混雑の激しい時間帯に適用時間を見直しました。

また、昨日の「暗号化通信におけるペーシング対象の判定方法」について補足します。
ペーシングは最適化システムがパケットサイズやスループットから推定した通信が対象になります。
具体的には、動画コンテンツやスピードテストのようにある基準を超えてデータが定常的に流れてくるものに関しては、動画と判定されてペーシングがかかる可能性が高いです。アプリのダウンロードやバーションアップについても同様です。逆に、WEB閲覧等の比較的通信量が少ない通信であれば、動画と判定されず、ペーシングがかからない可能性が高いです。

＞mingmingさん
補足説明ありがとうございました。