4月～5月のmineoネットワーク状況について

4月～5月のスピード測定結果について

【測定時間】
以下の時間内に3つのアプリでそれぞれ測定する。
（お昼休み）12:15～12:45　
（夕方） 18:15～18:45
※1アプリにつき2～3回測定し平均値を採用。

【測定場所】ケイ・オプティコム本社付近（大阪市中央区）
【測定端末】arrows M02（mineo端末）

【運用目標】
（お昼休み）
①3つのアプリの内、少なくとも1つは1.0Mbps以上
②3つのアプリの平均値で0.5Mbps以上
（夕方）
①3つのアプリの内、少なくとも1つは3.0Mbps以上
②3つのアプリの平均値で2.0Mbps以上

※スピードテスト結果は測定環境に大きく左右されます。測定結果を過信せず、あくまで目安としてご確認ください。

※なお、私たちが使用しているスピードテストアプリA、B、Cはともに「通信の最適化」のペーシングの影響を受けないことが分かっています。ただし、スピードテストアプリによってはHTTPSの速度を測定するものがあり、ペーシングの影響を受けるものもございます。

通信の最適化導入に伴うトラフィック状況について

Aプラン、Dプランとも4月の昼間は「通信の最適化」を導入したこともあり、両基準をクリアできており、良好な状況が続いておりました。夕方については、基準②をクリアできない日がありましたが、それでも比較的良好な状態であったと考えております。

4月の下旬に5月のPOI増強の検討を行うにあたって、「通信の最適化」の効果を考慮して5月は4月終了時の帯域幅のままで耐えられると判断しました。5月のPOI増強が極端に少ないのはこのためです。ところが、5月のトラフィックが大幅に増加したこと、またキャンペーン終了後も新規加入者がそれほど減少しなかったことが重なり、結果的にとても混雑する結果となってしまいました。

5月中旬にはトラフィックが混雑していることを把握し、4月以前の状況に戻るように、帯域の不足分を埋めるような設計で今週の増強（Aプラン：5月28日, Dプラン：5月31日）の調整を行いました。さらに、今回の増強でも不足した場合を考慮し、次回の増強も大幅となるよう調整を行いました。しばらくご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

mineoトラフィック量の推移について

今回も、「1回線当たりのmineoトラフィック量の推移」をお伝えします。（通信速度ではないことに注意です。）
この値が高い日は、mineoユーザーの通信量（パケット消費量）が高い日だったことを表します。

【計算方法】
ある日の1回線当たりのトラフィック量 ＝ ある日のPOIを通る全トラフィック量 ÷ ある日の加入者数（回線数）

全トラフィック量の推移をそのまま表すと、加入者が毎日増えているので右肩上がりになってしまいますが、これを全回線数で割ることで「1日の1回線当たりの平均トラフィック」が分かります。それを日毎にプロットすることで、トラフィック量の推移をグラフに表しました。
※申し訳ありませんが、縦軸の値を公表することはご容赦ください。
なお、AプランとDプランの縦軸の値は同じです。

以前の記事でもお伝えした通り、一般的には下記のような傾向があります。
・月初はトラフィックが増加し、月末に向けて減少していく
・月曜日はトラフィックが少なく、週末に向けて増加していく

先月の報告では、4月の第1週が両プランともこれまでにないほどトラフィックが増加したとお伝えしましたが、5月の第2週目まではそれに匹敵するほどのトラフィック増加がありました。先ほどもお伝えした通り、これも混雑の一因であると考えています。6月も同様に月初にトラフィックが増加する恐れがありますが、これに耐えられるようにPOI帯域の設計を行っております。

最後に

今月は、とても混雑している状況を継続してしまい申し訳ありませんでした。トラフィックの変化はトレンドが掴みにくく、突発的な変化に対応できないこともございますが、混雑している状況からは必ず回復するように増強を行っていきます。

これからもmineoをよろしくお願いします。