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【検証】どんなハロウィンメイクだと、スマホで「顔認識」されなくなるのか?
北海道出身。仕事のストレスをインターネットで発散しながら暮らしているOL。好きなお寿司のネタは光物。いつだって光り輝いていたいから。
皆さんこんにちは。モンゴルナイフです。
今年もやってきますね、ハロウィンが!
ハロウィンに仮装して外に出かけるのは楽しいですよね。
街に繰り出したら、みんなで記念に写真を撮ると思うのですが、私には1つ不安があります。
それは……
ということです。
激しいメイクのせいでスマホのカメラアプリが顔だと認識できず、顔が盛られなくなるに違いありません。
普段から顔を盛りまくっている私にとって、そういう事態に陥ってしまうのは死活問題……。
そこで今回は、
「どれくらいのメイクなら顔として認識されるのか」
検証してみようと思います!
普通に自撮りしてみる
まず、普段どおりのメイクで自撮りしてみます。
顔の周りに四角い枠が出たら顔認識されていることになりますが、はたして……。
認識されました。認識されなかったら「私の顔はなんなんだ」ということになるので、本当によかったです!
ちなみに今回は、自撮りに特化したスマホの機種「ZenFone 4 Selfie Pro」を使用しています。
1. 顔のパーツを増やす
ここから検証スタートです。
小手調べに、顔のパーツを増やしてみましょう。
本当は、顔に自分でリアルな絵を描いたりできるとよかったのですが、技術力が及ばないので、自分の顔を撮影してシールに印刷しました。
目を5つ、口を1つ増やして顔認識されるか試したところ、
あっさり認識されました。
ちなみに自撮りアプリの「SNOW」で、本物の目が写らないように自撮りをしたら、第2の目が真(まこと)の目として認められ、眼鏡をかけてくれました。
続いて、顔の左右に偽の顔を作ってみました。
SNOWで撮影しながら首を左右に振ったら、偽の顔にも眼鏡がかかりました。
失敗した福笑いみたいになっても、認識はされるんですね。
今度は、額に鼻と口を追加して、
目から下をタオルで隠して、逆さになります。
顔の面積が小さくなったので、童顔に見えてかわいくないですか? うふふ。
額に貼った偽の顔が認識されました。
もしかすると、顔を構成する目、鼻、口の3つのパーツさえあれば「ここに顔がある」と認識されるのかもしれません!
2. ゾンビのメイク
お次は、ハロウィンの大定番「ゾンビメイク」。
スマホアプリに顔だと認識されるのかどうか、試してみましょう。
かわいいメイド服やウォーリーの服を着ている人たちが、なぜか顔だけゾンビメイクをしているのがハロウィンの常。みんなのために盛れるかどうか確かめないとね。
私はゾンビがたくさん出てくるゲーム「バイオハザード」シリーズを長年プレイしているので、迷うことなくメイクが完成しました。
人間からゾンビに転生した私です。顔認識されるのでしょうか?
ゾンビとはいえベースが人間なので、すんなり顔認識されました。
ふむ……。
SNOWを駆使すれば、ゾンビでもある程度盛れるようです。
ちなみに、肌荒れしている部分にケガのメイクをすると、コンシーラーいらずでいいですね。肌荒れは悪化しますが……。
3. ジャック・オ・ランタン
ハロウィンといえば、カボチャ頭の「ジャック・オ・ランタン」。ハロウィンの街には、ゾンビよりも溢れかえっている存在かもしれません。飾りとして。
ジャック・オ・ランタン風のメイクです。
さっきから目と鼻と口があれば顔認識されていましたが、今回は目と鼻がただの三角です。はたして、どうなるのでしょうか?
顔認識されました。
「目を閉じたら認識されないのでは?」と思って試してみましたが、関係なく認識されました。顔というよりもはや絵だけど、これでいいのか……。
メイクを落としているときに怖さがMAXを迎え「This is Halloweenよね」と思ったので、お伝えしておきます。
4. へのへのもへじ
へのへのもへじの仮装をする人はおそらくいないと思いますが、顔のパーツを文字にするとどうなるか試していきましょう。
懐かしいですよね、へのへのもへじ。ネットで調べたところ、へのへのもへじの誕生は江戸時代と知り、伝統あるモブ表現なんだと驚きました。
できました。鏡文字で書いてしまったので、写真は左右を反転しています。
へのへのもへじの「じ」は顔の輪郭になるのですが、自分の輪郭より小さめに描くと小顔効果があるのでオススメです。
さて、こちらのメイクは顔認識されるでしょうか?
目を閉じたり鼻の穴にティッシュを詰めたりしましたが、認識されました。
もう顔じゃなくてもいいんじゃん!
続きまして、「地球外生命体」の顔は認識されるのかどうか、試したいと思います。
メイクの途中に気づきましたが、灰色の顔面とネズミフィルターの親和性は高いですね。
完成しました。宇宙人風のメイクです。
より宇宙人っぽさを出すために、灰色のパーカーを着てフードをかぶりました。
私のメイク力が低いだけかもしれませんが、なんと宇宙人も顔認識されました!
階段の段差を利用して撮影すると、捕らえられた宇宙人を再現できます。
ハロウィンで宇宙人の仮装をしたい人は、ぜひ参考にしてください。
6. 好きなブランドのロゴ
ハロウィンも多様性化の波が押し寄せる時代ですから、ロゴの仮装をする人がいてもおかしくありません。どんどん試していきましょう。
私が一番好きなブランドのロゴを描いていきます。
できました。某ブランドのロゴです。
いろんなカラーバリエーションがあるロゴなのですが、私はこの黒×ゴールドの組み合わせが一番好きです。理由は、強そうだから。
はたして、顔認識されるのでしょうか……!?
あれ? おかしいな。
これって、もしかして……
顔認識されません!!!
SNOWでも「顔を認識します」と表示されたまま、顔認識されることはありませんでした。
いろいろ試した結果……
顔のパーツの位置関係を活かして描いたメイクは顔認識されましたが、顔のパーツ全無視のメイクは認識されないとわかりました。
メイクの上からでも貪欲に顔を盛りたい私みたいな人は、顔認識されず盛れなくなってしまう「ロゴのメイク」はやめておいたほうがよさそう!
楽しいハロウィンナイトは、盛れるメイクでかわいい写真を残していきましょう。盛れている写真こそが本当の自分なので……。
そして9時間ぶっ通しの撮影が終了。
顔を酷使しすぎたので、ドラッグストアで売っている中で一番高いパックで顔をねぎらいました。
(おわり)
(編集:ノオト)
一応わからない人のために貼っておきますw
割と頬がシュッとしてるので、キレイ目なメイクしたら、モンゴルさん美人になりそう(*´ω`*)
ゾンビ怖すぎ・・・
(´・ω・`).。oO(激しいメイクを盛る必要はあったのだろうか・・)
ゾンビも宇宙人もクオリティ高く素晴らしいと思います。
次回は、ぜひ、iPhone X の顔認証(同一人物として認識されるか)に挑戦してみて下さい。
最後のパックのお顔、これでギターを持ったら、とあるアーティストさんに似てますね(^^)
↑一応褒め言葉のつもりです(^_^;)
このイベントは下らない。
コメント欄へ移動したら、にっこり笑う国王が(゜o゜)
可愛さx3倍に(^^;)
パーツがつかめないメークをした顔は学習量も確保できないので3Dセンサーでもない限り認識への道のりは遠そうですねえ。
(学習させようとする研究者が居るかどうかってのもあるけどw)