アイデアラボ運用ルール見直しの方向性について

敷居を低くして成るべく多くの利用者の意見を集めるという運営さんの狙いは明確だと思います。流石にあちこちでオフ会を開いたり、実店舗から情報を集めたりという事は出来ないでしょうが、それに比べればマンパワーも少なくて済むでしょうし、利用者の方でも都合つけ易いでしょう。無論、運営さんが直接関わるのは賭けではありますが、必要は発明の母と言いますし、実際に自分たちも利用者の一部として使ってみることでシステムの改善の余地が見えてくることもあるのでは？例えば、人の手で同じような要望を纏めておけば、利用者が書き込む際に同様の要望があるかどうか確認するよう促して既存のスレッドに誘導するシステムを構築して効率化出来るかも知れません。『王国教室』でも同じ質問が何度もされる事はよく指摘されていますから、『ナイス』と同じように縦割りにしないで使えるものは流用していっても良いですよね。

『ラボ』は生憎と利用者を疲弊させるシステムになってしまいましたが、反対に利用者が効率よく関われるシステムを作ることもできる筈です。『利用者にばかり手の掛かる仕事をさせて』というのは換言すれば利用者が現実的な時間内で効率良く利用できるシステムを作ればその程度ならば協力出来るという方もいるのでは・・・という事かも知れない訳です。使えるのに埋もれているスレッドがある事もよく指摘されますが、こうしたドキュメンテーション作成支援のシステムを作って利用者にコンテントを作ってもらい、そこに質問者を誘導するようにした上で、そのコンテントの評価システムを入れれば（とは言え、良くある『役に立った』も『ナイス』で十分かも）改善に繋がると思います。これもどのコンテントに誘導するかは質問時の単語や評価、日付等をベースに、アップデートや状況の変化で古くなってしまったものは人力で外しておく等して機械の得意なところと人の関わらなくてはいけないところを様子を見ながら上手く使い分けられれば良いですね。

利用者も『運営さんを巻き込んでやろう』とか画策している御仁も少なからずおられるのですから、運営さんも自分達だけで頑張らなければと思い込まずに『利用者に使う気にさせてやろう』みたいなところがあっても良いと思います。利用者がここで使う時間を有意義だと感じられるようにすれば、それがコミュニティの魅力だと言えるのでは？