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「広告フリー」によるパケット節約量比率は約16%!最新データを公開!
マイネ王運営→mineoのWebプロモーション・Webサイト改善→mineoの事業戦略・プロモーションと、mineoの中を渡り歩いて2023年7月にマイネ王に統括として戻ってきました!
こんにちは、天然パーマ@運営事務局です。
もうすぐ2才になる子どもが、はたらくくるま、特に最近は工事現場ではたらくショベルカーやダンプカーが大好きで、家でもYouTubeで工事現場の動画を見ているのですが、ついに「広告をスキップ」ボタンを自分で押すようになりました。
さて本日は、3月にリリースした新サービス「広告フリー」の最新情報をお伝えします!
「広告フリー」サービス概要
ベストエフォート※1で広告※2の通信量のカウントをフリーにする無料のオプションサービスです。対象はマイピタ1GB・5GB・10GB・20GBをご利用の回線です。
※1当社が保有する広告配信サーバーのIPアドレスリストに対する通信のカウントをフリーとします。対象とするIPアドレスリストのメンテナンスタイミングなどにより、対象であってもフリーにならない場合がございます。
※2 YouTubeやSNSでの広告等、技術仕様上通信量削減の対象とできない広告があります。
サービスの背景等は前回の記事をご確認ください!
広告によるパケット消費を抑える「広告フリー」3月1日より受付開始!
仕組みとしては、広告配信サーバーのIPアドレスを事前に登録しておき、そのIPアドレスリストをもとに我々が広告とみなすことのできたデータ通信量だけをカウント対象外にします。IPアドレスを確認する必要があるため、お申込みの際に同意をいただく必要があります。(SNS等でmineoがデータを取得してなにかに使うのでは、というような声を見かけましたがそんなことはありません。広告フリーサービスの実現のために使うのみです。)
IPアドレスをもとに広告による通信か否かを機械的に判定するので、YouTubeやSNSでの広告など、コンテンツと広告が同一サーバーから配信されているものに関しては「広告フリー」の対象外となります。同様に、VPNやプロキシーサーバー、iCloud+のプライベートリレーなどを介した通信は対象外です。
広告IPリストのメンテナンス
仕組みをご理解いただけると、広告配信サーバーのIPアドレスリストはどうやって作るの?と思われるのではないでしょうか。mineoはデジタル広告の専門家ではないため今回はその道の専門家である、広告ブロックサービス「280blocker」を開発されているトビラシステムズさんにご協力いただき定期的にリストのメンテナンスを実施します。ただし、広告配信サーバーも無数にあるため、すべてを網羅することは不可能である点はご理解ください。
「広告フリー」によるデータ節約量
前回の記事では、運営事務局3名が広告フリーを5日間実際に使ってみた結果、約7.8%のパケットが節約されたことをご紹介しました。その後、広告IPリストのメンテナンスでご協力いただいているトビラシステムズさんとのIP数の増加および精度向上の取り組みにより、さらに節約データ容量比率が高まっております。
また、前回はまだサービスリリース前だったので、3人の5日間のデータでしかありませんでしたが、3月1日に広告フリーをリリースして、実際にご利用いただいている数万人のユーザーさんたちの実績データを確認することができましたので、今回はそちらの数字で公開いたします!
サービスリリース当初は約10%弱程度の広告フリー適用率だったのですが、3月中旬の広告IPリストのアップデートにより平均で約13%(中央値 9%)となりました。また、4月1日より既存ユーザーの皆さんの利用開始が始まり、広告フリーによるデータ節約量は平均で約16%(中央値 11%)となっております。
今後も広告IPリストのアップデートを定期的に実施していきますが、現状できることは現在のリストですでに実施済みのため、これからの大きな比率の変化はないだろうと考えています。そのため、広告フリーによるデータ節約量の共有スタッフブログは今後予定していませんが、なにか大きなトレンドの変化があればまたスタッフブログで共有しようと思います。
広告フリーのお申込みはこちらから
既存ユーザーの皆さんは、4月24日までの「広告フリー」オプション利用申込で5月1日から適用されます。
ご注意いただく点としては以下の2点です。
・申込んだ月の翌月から適用開始。「広告フリー」解約時も同様。
※ つまり月の途中で「広告フリー」を追加/解除することは不可
・毎月25日~月末日はお申込みを受け付けられない
お申込みはmineoマイページの「オプション追加変更」からお申し込みください!
mineoマイページはこちら
新規ご契約の場合は、ご契約時に「広告フリー」にお申込みいただくと、開通時点で適用されております。
さいごに
前回のスタッフブログは、「データ節約量の40%が広告で消費されている(自社調べ)」と言っておきながら広告フリー適用のデータ容量が7.8%なのはちょっと少ないな…と思いながら書いていたのですが、最新の情報では約16%ということでほぼ事前に想定していた数値になりひと安心しています。
今後ともmineo・マイネ王をよろしくお願いします。
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広告フリー有り難いです。
メリットしかない?とい解説に対して、何かしらのデメリットもあるだろうと思っていましたが、本当にデメリットは無いんですかね?
金額の多寡よりも、広告が使うデータ量をある程度数字としてつかめる事が、個人的には楽しくて好きです。
>> Daidai. さん
基本的に、ユーザー側のデメリットはありません。ただし、データ通信先が広告サーバーがどうか判別するために通信先のIPアドレスを取得すること自体は、通信先の特定という監視行為にも(原理的には)利用可能なので、利用者の承認を得ないで勝手に適用すると問題になります。
普段は機械が広告判定に使うだけですし、提携会社の広告サーバーリスト更新に必要な調査でも、常識的に考えれば特定個人の通信先を追跡する必要はありません。
勝手にこのサービスを有効にすると一部ユーザーから怒られるでしょうし、mineoにしても望まない人の通信料まで下げる必要もないし、ということで現状の制度になったのでしょう。
パケット節約になるのでありがたいです。