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mineo Aプラン eSIM提供開始について

mineo Aプラン eSIM提供開始について

唐揚げマヨネーズ@運営事務局
ライター: 唐揚げマヨネーズ@運営事務局
mineoのネットワーク系業務担当。

お久しぶりです。唐揚げマヨネーズ@運営事務局です。
今年はじめての人間ドック行きましたが、「痩せなさい」という指摘ばかりで普段の生活に反省するばかりです。来年度の目標は痩せる気持ちを持つことにしたいと思います・・・。

はじめに

mineo AプランにおいてeSIMの提供を開始しました!!
最近はeSIM対応端末も増えてきており、通信障害の対策などのためにeSIM実装の声を非常に多くいただいております。eSIMは今までとは違う新たなメリットが多いサービスではあるのですが、一方で、契約前に注意しなければならない事項なども結構多く、メリット・デメリットを詳しく解説していければと思います。
今回、eSIMとして新たなサービスプランができるわけではなく、Aプランにおける既存サービス(「マイピタ」「マイそく」、「デュアルタイプ(音声通話+データ通信)」「シングルタイプ(データ通信のみ)」を問わず)を対象に、新たにeSIMが選択できるようになります!

eSIMって何?どんなメリットがあるの

eSIMは、対応するスマホ本体に、通信サービスの利用に必要な加入者識別情報を遠隔で書き込める組み込み型のSIMのことです。(厳密には、機器に内蔵されている本体一体型SIM「Embedded SIM」の略でもあるのですが、遠隔書き換え可能なSIMという意味でeSIMと呼ばれることが多いです。)
では遠隔で書き込めることによって具体的にどんなメリットがあるかというと・・・

①デュアルSIM運用(複数SIM運用)がしやすい

電話番号の使い分けや、各社プランの組み合わせによるスマホ料金の節約、通信障害時の予備回線などの用途として、1台のスマホで2つのSIMを利用するケースが増えています。当社が独自にアンケート調査をおこなった結果では、MNO・サブブランドと比較してMVNO加入者におけるデュアルSIM運用の割合が高く、さらに直近のデータではmineo新規契約者の4人に1人がデュアルSIMで利用しているというデータもあり、非常にニーズは高いです。

一方で、eSIM対応iPhone(iPhone SE(第二世代)やiPhone12シリーズなど)のように、物理的なSIMカードが1枚しか挿入できずデュアルSIM運用=eSIM利用が必須となる端末が市場に増えているため、本サービスのリリースによりmineo eSIMと他社回線の併用というニーズへ対応いたします。

ただし、iPhoneの場合は、mineo とAPN構成プロファイルを必要とする他回線の組み合わせでは利用できないという制約もあるので、現在利用中の回線にはご注意ください。詳細は先日のスタッフブログをご覧ください。(iPhoneでは、mineo 物理SIMカードとmineo eSIMという組み合わせもNGです)

②開通期間の短縮

配送・受け取り・差し替えが必要な物理的なSIMカードに対し、eSIMでは回線開通手続きをオンラインで完了できるメリットがあります。
物理的なSIMカードであれば、配送や受け取りの手間が必要になるため、申込後数日~1週間程度時間がかかっておりましたが、eSIMであれば最短で即日から開通できるようになります。(eSIM申込時に本人確認や申込内容の審査などは必要になりますので即時の開通は難しく、申込状況に応じて翌日以降となる可能性もあります。)

mineo eSIMの注意事項

①現時点ではAプランでのみ対応

皆さまに待ち望んでいただいているサービスではありますが、今回はmineo Aプランだけの提供となってしまいました。Dプランは2023年2月開始予定、Sプランは現在未定となっております。(いろいろ対応を進めていたのですが、諸般の事情によりどうしてもこうなってしまいました・・・。今しばらくお待ちくださいませ。)

②eSIM発行時に、eSIMプロファイル発行料として、440円(税込)が必要

SIMカード発行料440円(税込)は不要となりますが、代わりにeSIMプロファイル発行料440円(税込)が必要となります。また、物理的なSIMカードと大きく異なる点として、機種変更時や、端末のeSIM初期化後に再度eSIMを設定する場合には、eSIM再発行が必要となりますのでご注意ください。(再発行に伴う変更事務手数料は不要ですが、都度、eSIMプロファイル発行料が必要となります)

③eSIM開通にはWiFi等のインターネット環境が必要

eSIMの開通において、別の端末で表示したQRコードを読み込むことでeSIMプロファイルをダウンロードするステップがあるため、ダウンロードのためにインターネット環境をご準備の上、お申し込みください。
なお、QRコードを表示する端末が無い場合は、アクティベーションコードの入力等、少しややこしい設定が必要となります。

④eSIM対応端末が限られる

eSIM対応端末は限られますので、動作確認端末を事前にご確認をお願いします。順次eSIM対応端末の検証を進めており、動作確認端末に追加していきます。
https://mineo.jp/device/devicelist/

⑤設定メニューに電話番号が表示されない

AプランにおけるeSIMでは、端末の設定メニューにおいてeSIMの電話番号が表示されない仕様となっております。電話番号はマイページからご確認をお願いします。
(例)iPhoneの場合 [設定] ⇒ [電話] ⇒ [自分の電話番号]

申し込み方法

以上の注意事項をよく読んでいただいた方で、eSIMのメリットにピッタリ当てはまる方はぜひとも以下リンクよりお申し込みください!
eSIMお申込みページ

最後に

eSIMについてのメリット・デメリットをご説明させていただきました。
現段階ではまだ上級者向きなイメージはあるものの、デュアルSIMという運用が拡大していく中、eSIMへの対応はMVNO事業者として必須であると考えて、導入に取り組んできました。
今後ともmineoは成長を続けていきますので、よろしくお願いいたします。


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507 件のコメント
1 - 7 / 507
eSIMへの初めの一歩ですね。
HAPPYです。
mineoがもっと盛り上がるようにしたいと思います。
Aプランのみでも皆んな待っていたと思うので、やっと始まり本当に良かったです♪
eSIM提供開始についてのアナウンス有難うございます🙇ペコリ

eSIM提供を検討しますよと、案内があって約18ヶ月経過して、正式なアナウンスがあるまでその間、色々とご苦労されたかと察します..😅

気になるのはiPhoneで、mineoの物理SIMとeSIMはプロファイルが一つしかインストールできないとの事ですが、2023年2月にDプランが提供される際は、ドコモと協議して頂きキャリア設定を更新する事で、プロファイル不要となれば、ユーザーの利便性が高まるかと!
通信障害に備えesimを考えていたので素晴らしいです
難しいです💦
私Aブランなので又電話してみます
これは嬉しい
Dプランの対応が待ち遠しいです
ついに対応ですね。楽天ミニを解約予定なので検討の幅が広がりました。
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