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こんにちは、ひつじだろう@運営事務局です。
新料金プランからしばらく経ったこともあり、今回パケット放題Plusの提供の背景と合わせて、mineoの今後の方針や考え方についてお話しさせていただければと思います。
mineoは主要MVNO事業者の中でもかなり早い段階で新プランを発表し、2月から実際にサービスを提供するなど、ユーザーの皆さんにいち早くお値打ちな価格で提供できるよう取り組んでまいりました。
新プラン発表以降、新しくmineoをご契約いただく方が前年と比べて1.2倍ほど増えており、またmineoをご利用中のお客さまの多くも新料金プランのマイピタに変更いただくなど、ご好評いただいております。スタッフブログの記事にもたくさんのコメントありがとうございました。一方で、低容量帯は他社さんが安い価格で提供していることもありmineoも値下げしないの?といった声もいただいていたりします。
mineoとしては、MVNO(格安SIM,格安スマホ)の事業者である限り、もちろんおトクさが重要であるとの認識は変わらないのですが、"最安値を追求する"というよりも通信品質を向上させ、安心して使いやすいサービスにすることで魅力を感じてもらえるサービスにしていきたいと考えています。
昨年の冬以降、各社新プランが発表されるなど携帯料金の価値観も変わってきたのかと思います。そこで、一般の消費者の方が、携帯料金についてどのように感じているのかを調査しましたので、その結果について簡単に共有させていただきます。
上のグラフは、20歳以上の一般の消費者に携帯電話の月額料金として「安すぎて品質が不安」「安いと感じる」「高いと感じる」「高すぎて使えない」と感じる4つの金額を聴取し、横軸に金額を、縦軸にそれぞれの存在比率をグラフ化したものになります(PSM分析と呼ばれる手法です)。
一時期新聞などでも「〇割の人が携帯料金は高いと言っています!」などのデータが賑わっていましたが、この調査はさらに一歩先の「いくらなら安いと思うか」「安すぎて不安に感じるか」も合わせて調査したものになります。
回答者属性は、市場全体の比率と比べて格安スマホ利用者の比率が高めですので、より価格にシビアな方が回答していると思ってください。
(回答者属性の割合は、上の表をご覧ください)
マーケティングの教科書的には、グラフ中の
Aが下限価格(2,500円):品質に不安を感じ購入をためらう価格、
Bが最適価格(3,000円):消費者がこうあってほしいと思う価格、
Cが妥協価格(3,100円):消費者がしょうがないな、と購入を妥協できる価格、
Ⅾが上限価格(4,000円):どんなに性能が良くてもこれより高いと購入されない価格の上限
となっています。
MNO各社の新プランなどの価格帯は2,500円~3,000円程度になっており、うまい価格設定だなぁと感心してしまいます。
我々MVNO事業者はもう少し安い価格帯で勝負していますのでそちらにも目を向けてみましょう。
一般消費者の69%の方が2,000円未満の料金を"安い"と感じる一方、54%の方が1,000円未満の料金は”安すぎて品質が不安”と回答しています。ちなみにMVNO利用者に絞っても45%の方が1,000円未満は不安と回答しています。ちなみに、0円については93%の方が不安と回答しています。
"安い"と感じつつ"不安感のない"価格帯としては1,000円~2,000円という結果が出ており、今後は一定の価格に抑えたうえでお客さまに安心してご利用いただけるサービスが求められていくと考えています。
不安なんてないよ、安ければ安いほどいい!と思われる方もいらっしゃることも認識していますが、mineoとしては無理をして値段を下げるよりも、その値段分を通信品質の向上やより使いやすいサービスを提供することに充てることでお客さまに還元したいと考えており、以下の3点について取り組んでいきます。
まずは通信品質の向上です。以前より混雑時間帯(特にお昼)の通信速度についてご要望をいただいており、私たちも何とか改善したいと考えているテーマであります。
mineoご契約いただいているお客さまは比較的スマホライトユーザーの方が多く、そのような方々がいつでも問題なくスマホが使える品質を提供していきたいと考えています。
具体的には、自社品質基準で
これまでの2倍の品質を目指すべく取り組みを進めております。
(通信品質は私たちの取り組みと合わせてみなさんのゆずり合いが欠かせません。みなさんが"ゆずるね。"で支えていただいている分、私たちも品質改善で応えていきます!)
実際にこの改善は3月の末から進めており、4月以降品質が改善するなど成果を上げています。
以下のグラフはmineoが品質チェックのために実施しているいくつかの指標のうちの1つであるWEBページの読み込み完了時間の推移となっています。4月は3月に比べ4割ほど読込速度が改善しております。
混雑がほとんどない日曜日の中央値平均が6.7秒となっておりますので、4月以降の8.6秒というのは3月と比較するとかなり改善してきています。
"高画質の動画がサクサク見られるほど爆速"とまではいきませんが、普通にネットを使ってWEBサイトや地図アプリ、SNSを見るなど多くのmineoユーザーの皆さんに利用いただく分には問題ない速度になっております。
「mineoって昼間遅いよね」と思われている方、一度お昼の時間帯に通信してみてください。(もちろん混雑時間帯はゆずりあいながらご利用いただきたいのですが、)以前よりも快適にご利用いただけるかと思います。
通信品質を向上させこれまでのウィークポイントを解消する一方で、他のブランドにはない独自のサービスを提供することでmineoに魅力を感じていただきたいと考えております。
パケットの繰り越しやギフトはもちろん、みんなでパケットを分け合えるフリータンクや災害支援タンク、夜間のデータ消費がゼロになる夜間カウントフリーなどの特典がもらえる「ゆずるね。」など、他のブランドとはちょっと違った便利に使ってもらうためのサービスを提供してきました。(みんなで助け合っているのもmineoの良さですよね)。
今回のパケット放題Plusについても、スタッフブログやアイデアファームにてご要望いただいており、ユーザーの皆さんにもっと便利な通信サービスを提供する一環として実施しています。(より良いサービスをおトクな価格で提供すべく、今回のサービスは利益がほぼゼロの水準でご提供しております)
また合わせてパケットチャージの価格も3分の1引き下げてよりご利用いただきやすい価格となっております。詳しくは6月2日に運営事務局のねこパンからご説明させていただきますね。
mineoの独自性の源泉はファンのみなさんと一緒にサービスを創り、改善していけるところにあると考えており、応援してくださるみなさんがあってこそのmineoです。今後もマイネ王やオフ会などのイベントを通してみなさんとのつながりを活かしながらより良いサービスにしてまいります。
また、データ通信だけでなく、かけ放題など音声通話のサービスもみなさんのニーズに合った形でご提供できるよう進めております。現在、回線サービスの提供元との交渉中で今年度中のサービス提供を予定しており、そこから前倒しして提供できるよう調整しているところです。
まだ具体的なお話しをできる段階ではないのですが、今後進捗やサービス内容をご案内できるかと思いますのでしばらくお待ちくださいね。
mineoでは、おトクさや品質、使いやすさといった『ベース価値』を高めつつ、『ファンとのつながり』や『mineoらしさ』を引き続き大切にしながら他にはない通信サービスを目指していきます。
今後ともmineoサービスをどうぞよろしくお願いいたします。
これからも、お昼はWi-Fiがつながる所にいるようにしようと思います!(^-^)
これからも応援しています
応援します。
カケホーダイみたいに沢山の通話は必要性はないのですが、でも全く電話をしない訳でもないので、値段も手頃でだいたいその無料通話分におさまるんですよね(^^)
それでも格安SIMの中でも基本的にマイネオは好きなので、本当に頑張ってほしいですね✨
新しい通話のプラン期待してますね🎵
一方でahamo、povoは2500円前後出せば品質でMVNOを圧倒しているのはすぐわかる。
さじ加減が難しい。
既存ユーザーより。
コロナ禍で対面接触が難しく、かつLINE電話などが難しい年長者に電話する必要が大きくなりました。
ビジネスで10分までとかテキパキする電話ではなく、通話相手は年寄りなのでそれなりに通話時間が必要です。
完全かけ放題が出れば、他社と比較して極端に差がない限りすぐ申し込みます。
もう少し待って難しければ、他社の完全かけ放題へ移ります。
これからも頑張って欲しいです。