9割が泣き寝入り？　痴漢撲滅を目指すアプリ「Radar-z」で見えてきた過酷な被害例をアプリ開発者に聞いた

四半世紀くらい前、大学（芸大）の卒論で「少女漫画から読み解くジェンダー論」について書いた私。

【以下は国会議員の発言。忘れている方も多いかと思いますが、いくつ覚えていますか？】
・太田誠一「集団●●●（投稿者注：文字にするのも憚れるので、伏字にしています）する人は、まだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか」発言。
・森喜朗「子どもも1人もつくらない女性が、自由を謳歌し、楽しんで、年とって、税金で面倒をみなさいというのは本当はおかしい」発言。
・柳澤伯夫「『産む機械、装置の数』が決まっちゃった」発言。
・菅義偉「ママさんたちが一緒に子供を産みたいとか、そういう形で国家に貢献してくれたらいいなと思っています。たくさん産んで下さい」発言。
・麻生太郎「殺人とか強制わいせつとは違う。セクハラ罪という罪はない」発言。
・杉田水脈「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」発言。
・丸山穂高「俺は女を買いたいんだ」などの一連の行動と発言。

そして再び、杉田水脈「女性はいくらでもうそをつける」発言。

いかに、日本の中枢が「ジェンダー」なんて考えておらず、その「うそをつける」発言に対しての抗議も受け付けもしない、というその姿勢も含めて、男性至上主義（おっさん政治やおっさん社会中心主義、またはそれに毒された・それに妄信的な女性もいる）が極まった結果です（そもそも子供を儲けるか儲けないかの自由は、誰にもあるわけなんですけどね……）。

やむなく、女性専用車両を作れば「男性差別」だと言い出し、挙句の果てには無理やり車両に乗り込み電車を止める騒ぎを起こす人など、自衛のためにあの手この手で始めても、それをゴリゴリ磨り潰すかのような身勝手な男性陣。

「黙っているであろう」人に狙いをつけ、卑劣な人には負けてはなりません。被害者にとって何一つ「沈黙は金」ではないのです。
自分の欲求は自分で管理するべきで、自己満足のために「はけ口」を作るなど、言語道断なのです。

こうした運動が輪を広げ、いずれ実を結ぶことを心から祈念したく思います。
また、できうることなら、議員たちの家父長制的な考えが早々になくなってくれることを期待したいです。これが諸悪の根源なのですから。