WiMAX2+とau 4G LTEの帯域が用途に応じて使い分けられるので便利です。
レビューする 端末
通信キャリア
mineo(au)
総合評価
WiMAX2+の帯域に接続出来るとの書き込みを目にして、自身で試したかった為、ヤフオク!にて入手しました。本機には2つの通信モードを備えており、本家のWiMAX2+での契約はハイスピードモード(WiMAX2+網)のみ基本料金で、ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE網)に接続すると増料金が発生する(しかもギガ放題プランの場合、全く放題ではなくなる)そうですが、mineoのAプランであれば契約プランの料金内でどちらのモードも利用できます。データ量は2つの帯域で接続した合算です。もちろんmineoスイッチ利用時はどちらの帯域でも200kbpsにて無制限に利用可能です。
価格
本体のみですが、送料込みで3000円せずに入手出来ました。
W03が発売されている今では型落ちの扱いとなりますのが、スペックは今でも十分通用します。
Aプランの方が速度も比較的安定している為、Aプランを契約したいが、対応端末を持っていない等の場合は、本機を利用すると良いかも知れません。型落ち品の為、導入費用は安いです。その場合、複数台持ちとなりますが。
デザイン・大きさ
個人的にポケットWi-Fiにデザインは求めておりませんが、シンプルで良いと思います。※ホワイトの感想。
大きさはiPhone 5,5S,SEとほぼ同じかな?と言う程度です。
操作性・使いやすさ
タッチパネルの感度はそこそこ。最新のスマホには到底敵わないが、操作にイラつく様な感じではない。ただ、せっかくのタッチパネルなのに機器単体でAPN設定が出来ないのは頂けない(PCやスマホをW01とWi-Fiで接続しAPNを設定する必要がある)。まぁ、MVNO運用する前提で作られた機器では無いので仕方ない部分ではありますが。
また、本機はMVNO運用であれば接続する帯域(WiMAX2+かau 4G LTE)を基本料金内で選べる為、通信が混雑する所ではWiMAX2+、幅広いエリアで利用する際にはau 4G LTEと用途に応じて帯域が簡単に切り替えられる為、個人的には便利に使っております。
ただ、注意したいのが、帯域がWiMAX2+と言うだけで、(詳しくは分かりませんが)WiMAX-mineo間で接続点があるのか、本家WiMAX2+の様な通信速度は出ません。あくまでもmineoの通信速度と思って下さい。私は普段、WiMAX2+で接続しており、気が向いた時にスピードテストをしてみると、帯域が開いている時間帯は40Mbps超え、鬼門となるお昼時も月曜日の12:23に2Mbps程出ました。ただ、MVNOの深イイ話でD前氏の記事にもある様に、スピードテストそのものにどれ程の意味があるのか疑問である為、あくまで参考程度になります。個人的には、総じて体感スピード、レスポンスはauスマホに挿して利用するより良いように感じます(プラシーボ効果?)
バッテリー
容量が2300mAhと2014年モデルのスマホと同程度で、個人的には不安要素でしたが、思いのほか持つ印象です。と言うのも電源OFF時からの立ち上がりが10秒程度と早い為、使わない時は電源を切って運用しています。