ZenFone 2 Laser→moto g6 plus 移行しました
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mineo(docomo)
総合評価
mineo加入以前の2016年3月から、ZenFone 2 Laserを使っていました。
しかし、バッテリーが弱りだした上、ソフトウェアの動作にも引っかかりを感じたため、新しい端末に移行しようと思いました。
ASUSやHuaweiの端末は、UIが素のAndroidから滅茶苦茶に改造されている上、余計な機能が入っていたため、嫌いでした。
motorolaの端末は、UIの改造がほとんど施されていないため、motorolaの端末を選ぼうと思い、価格帯が同じである、moto gシリーズに興味が湧きました。
しかし、g5sシリーズまでは、電子コンパス(磁気センサ)が入っていないという、競合他社の端末に対する欠点があったため、見送りました。
そのため、g6シリーズの登場を心底待ち望んでいました。
そして、2018年6月に、moto g6・moto g6 plusが日本でも発売され、7月2日に購入しました。
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SoCはSnapdragon 630で、CPU部の最大クロック周波数は2.2GHz、コア数は8です。
ZenFone 2 LaserはSnapdragon 410(1.2GHz、4コア)でしたので、処理性能は格段に高くなっています。
RAMは4GB。ミドルレンジ端末では潤沢な方です。
また、Wi-Fiも5GHz帯の電波に対応しています。(しかし、肝心の電波の掴み具合が悪い…)
しかし、それよりも僕が望んでいたものは、電子コンパスです。
これが無いと、地図アプリなどの使用中に、(移動速度が速くないと)地図がぐるぐる回ってしまいます。
moto gシリーズで初めて電子コンパスが搭載されることがわかったのが、この端末を買うきっかけでした。
ところで、なぜ、色の種類は、黒一択だけしか選べないようになってしまったのでしょうか?
同時発売のmoto e5は、金色と銀色の2種類が売られているというのに。
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ケースについてですが、日本で出回っているものは、どれも背面カメラの位置がずれているために、ピッタリはまらないものばかりです。
その中で、僕はFoneExpertのケースを買いました。(2019/02/09追記:在庫切れ)
https://www.amazon.co.jp/dp/B079JPBZMW/
中国からの発送なので、届くまでに11日かかりましたが、
このケースは、背面カメラの部分に3mmほどの余裕を持たせているため、問題なく装着できました。
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*不満点と不具合*
・Google製のキーボードアプリ(日本語、中国語、韓国語)と、Linkedin、Outlookがプリインストールされています。無効化はできますが、アンインストールはできません。
しかも厄介なことに、システムの定期アップデートの度に無効化が外れてしまいます。ここは不満です。
2019/02/09追記:Google製のキーボードアプリ(日本語、中国語、韓国語)はAndroid 9のアップデートで消えました。おそらく、Gboardに統合されたものと思われます。
・まれにバイブが弱くなることがあります。
再起動で直りますが、面倒なので、[設定]→[音]→[詳細設定]→[タッチ操作時のバイブ]をONにして、ナビゲーションバーのキーを連打するのがいいです。(キーを押すたびにバイブが動作します)
連打していたら直ります。
・Wi-Fi接続が頻繁に切断・再接続を繰り返す(重大な不具合)
自宅の無線LANルーターからさほど離れていない部屋でよく使っていますが、Wi-Fi接続が頻繁に切断されます。他の端末や無線LAN子機は大丈夫なので、moto g6 plus固有の不具合かと思われます。
実際、海外のフォーラムでも問題提起されていますが、当のmotorolaスタッフは、何故か不具合解消に消極的です。
https://forums.lenovo.com/t5/Moto-G6-Moto-G6-Plus-Moto-G6/Moto-G6-Wifi-disconnects-and-reconnects-frequently/td-p/4091752
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価格
Amazonでの購入価格は38000円ほどでした。
スペックから考えて妥当だと感じます。
デザイン・大きさ
画面の縦横比は18:9(2:1)の縦長仕様です。
僕にとって、縦長のスマホはこれが初めてでしたが、なかなかいいです。
背面はガラス加工になっていて、見た目は綺麗ですが、滑りやすいという欠点があります。
持ちやすさを損ねていると感じたため、星4つとしました。
ケースがあれば問題ありませんが・・・
操作性・使いやすさ
先述の通り、SoCにSnapdragon 630を使っているというだけあって、操作がキビキビしています。動作に引っかかりを感じません。
RAMも4GBなので、アプリをたくさん開いても余裕です。
しかし、先述の通り、Wi-Fiが頻繁に切断されるのは不満です。海外フォーラムにもある通り、個体差の問題ではなく、moto g6 plusという製品全体の問題です。
また、通知LEDはありません。
独自機能である、motoディスプレイを使ってくれ、ということなのでしょうが、僕は通知LEDの方が好みです。
(実はAndroid 9へのアップデートの最中、前面カメラ右側のあたりが一瞬白く光りました。たった数秒のことだったので撮影できませんでしたが、あれはまさか、通知LEDだったのでは…?ハードウェアとしては実装していても、ソフトウェア側で封印している?)
バッテリー
容量で見ただけでも、moto g6 plusは3200mAh、ZenFone 2 Laserは2400mAhで、moto g6 plusの方が800mAh多いです。
しかも、SoCが進化しており、省電力性が良くなっている(プロセスルールで見れば、moto g6 plusのSnapdragon 630は14nm、ZenFone 2 LaserのSnapdragon 410は28nm)ので、バッテリーの持続時間は格段に長くなったと言えます。
購入からわずか1年3ヶ月での引退です。
7月ごろから、端末の使用中(特に、Ingressのプレイ中)に、突然フリーズして何も操作できなくなり、強制的に再起動がかかる現象が起こるようになりました。
しかも起動完了までに5分近く要するようになり、さらに音声通話・スピーカー・マイク・動画撮影・音楽や動画の視聴・ジャイロセンサー・照度センサーが使用不能という状態に。
思い当たる節はありません。全くの原因不明です。購入から1年経ってしまったため、修理も有料になるので、使用を諦めました。
3年使う予定だったのが、大損こきました。
仕方なくmoto g7 powerを購入しました。