【アンバサダーレビュー】堅実なつくりと、SONYのエンタメ！SONY XPERIA 10Ⅶ
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総合評価
SONYより2025年10月9日発売のミドルクラスモデル、XPERIA 10Ⅶをレビューします。
運営さんよりお借りしてひと月ほど使わせて頂きました。
同梱物はこれだけ！潔いです。
SONYからはクリアグラデーションがきれいな純正ケースが発売中です！こちらもチェックしてみて下さいね。
■Style Cover for Xperia 10 VII XQZ-CBFE| Xperia（エクスペリア） | ソニー
https://www.sony.jp/xperia/product/accessories/xqz-cbfe/
カラバリはチャコールブラック・ホワイト・ターコイズの3色。今回お借りしたのは美しい緑色のターコイズです。珍しいカラーで良いですよね。
お値段はmineo価格で74,184円。定価が74,800円なので、少しお安いです。mineoコインなどを使ってお安く手に入れましょう！
さらに今なら1月13日までの購入で「Xpeaia スタミナ祭り」に参加可能です。5000円の現金キャッシュバックが受けられますよ！
■Xperia スタミナ祭り | Xperia (エクスペリア) スマートフォン | ソニー
https://www.sony.jp/xperia/campaign/2025_autumn_winter/
つまり、mineoで買えば実質69,184円相当ですね。お安くなりました！
またこの端末ですが、結構人気で在庫が切れ気味です😫ソニーストアではホワイトは入荷待ち、他2色については12月20日頃出荷と時間がかかります。mineoは在庫あるようなので、今がチャンスかもしれません。😄
それでは、本体から見ていきましょう。
ディスプレイは6.1インチで19.5:9の120Hz 有機EL フルHD+です。特にHDRとかはありません。左側面にピンの要らないSIMトレイがあります。裏面はmicroSD専用トレイで、二枚目のSIMはeSIMにする必要があります。最近はこの方式が主流になってきましたね。
上部はマイクと3.5mmステレオミニジャックが搭載。なんと構造が見直されたことで「LRクロストークが従来の約30％も低減。とくに音のクリアさと立体感、加えて低域の音圧が向上」したとのことです。
■【ミニレビュー】ソニー「Xperia 10 VII」はオーディオ面が進化。とくにイヤフォンジャックが高音質に - AV Watch
https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/minireview/2048344.html
実際愛用しているイヤホンやヘッドホンを接続して音楽を聴いてみましたが、確かに良くなってる！！！(笑)
音圧もそこそこあるのでJ-POPならヘッドホンがぎりぎり鳴らせますし、イヤホンならクラシックもちゃんと鑑賞出来るレベルだと感じました。あれ？下手したら1Ⅵよりも印象良い気がする…(笑)
背面は美しい本体色が楽しめます。樹脂製の筐体ですがマット加工が施されていて、さらさらとした持ち心地は気持ちいいです。
カメラは2眼で、左から5000万画素広角、1300万画素超広角です。メインカメラは1200万画素で光学2倍相当ズームが出来るとされています。
底面にはマイクとUSB-Cポート。
スピーカーはステレオで、完全に画面側に付いているので横持ちしても指で塞がらないつくりになっているのが良いですよね。
スピーカーは耳元側の構造もボックス型になったことで低域の表現力が向上。広がり感も音圧も十分な高音質な音楽が楽しめます！
右側面は上からシーソー式音量ボタン、指紋認証兼用電源ボタン、「即撮りボタン」が並びます。
これは左手で縦持ちした時に中指で押しやすい位置にあるのですが、ここを長押しするだけでカメラを起動することが出来ます。そのあとはシャッターボタンとしても使えます。とっさのカメラ起動にも使えますし、自撮りするときにも役立ちそうです！
さて、まずはカメラを見ていきましょうか。
超広角で。
うーん…色々細部は潰れて暗くなってしまってますね。
午前中の屋外なので撮影環境としては悪くないはずなのですが。
お料理！
食べ進めてる途中で失礼します(笑)
色々置いてありますがお魚の模様まで詳細を捉えられているのは良いですね。
ただお料理を撮る時決まって色彩が黄色寄りに引っ張られるのが気になりました🤔
昼間に牛丼屋さんに行った時の写真です。
これは完璧ですね。しっかり明るく、色も鮮やかに出てピントも合っています。
夜間撮影の例。僕の愛車です。
電灯に照らされている後ろの車はしっかり写っています。暗い手前側の車両は普通に暗いですね。
なんとなくHDR性能はあんまり高くないな…という印象です。この子「一部分だけ明るい」みたいなシーンに極端に弱くて、全体の明度をガッツリ落として明るい箇所に合わせに行っちゃうシーンが多々有るので困りました。
そういうところはもう各社ミドルクラスでも強くなってきてるので、カメラは本機の弱点になっちゃうかな〜という印象です。
ゲーム。
一応遊べなくはないですが……デフォルト画質「中」30fpsでも重いですね……。ゲーム向きのSoCではないです。
崩壊スターレイルはコマンドバトルなのでそれほど端末の処理能力を必要とする訳ではありませんが、バトルが重くて進むのが遅いとちょっと苦痛です。
面白機能として、「ポップアップウィンドウ」をご紹介。
こんな風にアプリを当時にいくつも展開出来ます。
画面分割より便利なシーンはあると思います。
ところで、本機の画面は19.5:9の 6.1インチ。前作10Ⅵまで続いていた、縦長21:9の画面から変わって横幅が広くなりました。これにより画面自体が大きくなって、横画面での動画視聴時により大きな表示で楽しむことが出来ます。
その分、持ち易さはやはり10Ⅵの方が良いと思います。横幅が68mmから71mmに、重さは164gから168gへ増えています。
この3mm、4gと数字の上ではわずかな変化ですが、実際に家族が使っている10Ⅵと持ち比べてみると数字以上の体感差を感じました。ここは連続してXPERIAを使っている方なら気になるところかと思います。
10シリーズはdocomoなど大手キャリアでも採用されているので、実際にお店で触ってみて体験するのが良いですよ。ここで重い、とか大きすぎる、と感じたら、去年の10 Ⅵを選ぶのも大いにありです！
前作の10Ⅵも、2回のOSアップデートと2027年までのセキュリティアップデートが保証されています。
ただ、今作10Ⅶはそれを遥かに凌ぐ4回のOSアップデートと2031年までのセキュリティアップデート保証となっています！
このクラスでここまで長期の保証がついているのはまれなので、そこで選んでみても良いかもしれません。
色々使ってみて思った本機ならではの魅力は、やっぱりエンタメ。
少し大きくなった画面と豪華なオーディオで、映像作品や音楽を楽しむにはぴったりの端末です。microSDもありますから、撮りためたアルバムや取り込んだ音楽をたっぷり持ち運べます。バッテリー持ちも優秀なので、移動中のお供にも最適です。
イヤホンを直接挿せる上に音質も良いので、シンプルに使えるのもいいところ。
半面、カメラはこの値段帯では中国が強過ぎるし、国内でもAQUOSは独自の進化を何代にも渡り続けてハイエンドに引けを取らない写りになってきています。本機は、2025年の7万円台にしてはまだ解像感・明るさが足りない印象です。カメラはこの端末を選ぶ理由には弱いと思いました。
ということでXPERIA 10Ⅶがお奨めなのは
●コンパクトめの端末を探している方
●高音質な音楽をイヤホンでもスピーカーでも楽しみたい方
●6年間の長期セキュリティアップデート保証が欲しい方
となります。
特に、このサポートの長さがこの端末に大きな付加価値を与えていると思いました。
キャリア採用もされている端末なので、お近くの携帯売り場で実機を触ることが出来ると思います。是非実際に持ってみて、画面の反応のようすやカメラ画質、音質を試して見て下さい。
価格
正直この構成に対しての定価7万円半ばは高いと思います(-2)が、割引施策が豊富なので(+1)この評価としました。
デザイン・大きさ
スタンダードな白、黒は誰にでも使いやすいですし、面白枠としてターコイズは鮮やかな楽しい色で良いと思います。
形も刷新されて新鮮味が良いです。
反面、樹脂製のボディなので落下耐性はありません。割れによって防水性能が落ちる可能性もあります。AQUOS senseのようにMIL規格を有している訳でも無いので、基本はケースで保護して使用することになるでしょう。
操作性・使いやすさ
割と素のAndroidですが、XPERIAならではの「サイドセンス」からアプリからアプリへ横断して移動したり、
「即取りボタン」でカメラを起動しそのままシャッターを切ったり、
本機ならではの面白機能は色々用意されている印象です。
ただ、ハイエンドSoCではないので少し操作の反応速度が遅くもたつくシーンがあります。僕がスマホに慣れてるのでバババと素早く操作してしまうからなのですが、そういう人にはもどかしく思われるかもしれません。一般には気にならない程度だとは思います。
バッテリー
結構持ちます！歴代10シリーズは電池持ちが良いですね。
キャッチコピー通り2日持ちは嘘ではないと思います。使わない人ならもっと持つかも。この長いバッテリー持ちは災害時などには重宝すると思うので、その信頼性目当てで購入されても良いと思います。
