【アンバサダーレビュー】お手頃ハイエンド、AQUOS R10
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総合評価
SHARPより2025年7月10日発売のAndroidスマートフォン、AQUOS R10をレビューします。
カラーはカシミヤホワイト / チャコールブラック / トレンチベージュの3色展開。
価格は12GB/256GBモデルが95,832円、12GB/512GBモデルが105,072円です。
一応SHARP的には「ハイエンド」という位置づけです。それにしては10万円を切る価格設定なので、お手頃ですね。直販価格が99,770円、107,800なので、mineoなら少々お得に購入することが出来ます!
ちなみに前作R9から見た目の違いはごくわずかで、基本スペックも同一です。では一体何が変わったのか⁉一緒に見ていきましょう。
内容物は本体とデータ移行に使用出来る「クイックスイッチアダプター」のみです。中国機のように充電器やケースなどは付属しないのでAmazonなどで買っても良いですが、特にSHARPの認証を受けた「SHARP認定 DESIGN FOR AQUOS」ロゴが入っているものを選ぶとよいでしょう。SHARPが認定したアクセサリーの証なので、安心して使うことが出来ると思います。👇
■公式 AQUOSスマホアクセサリー | シャープのAQUOSスマートフォン向けアクセサリー紹介公式サイト
https://accessories.3sh.jp/?device=r10&orderby=popular&order=DESC
またSHARP純正のシリコンケースも用意されています!高額ですが品質は良さそうです。
■検索結果 | 公式 AQUOSスマホアクセサリー
https://accessories.3sh.jp/?s=シャープ ケース R10&device=r10
それから嬉しいポイントとして、OSバージョンアップが最大3回とセキュリティアップデートが5年行われることが保証されています。2030年までは安心して使えることが保証されているわけですね。OS3回ということはAndroid18までいけそうです。1台のスマホを長く使い続けたい方にもおすすめのスマートフォンですね!☺️
では、まず本体の特徴から見ていきましょう。
前作AQUOS R9から基本スペックやボディは継承。同じケースや画面保護フィルムを使うことが出来るので、R9用の商品を購入しても大丈夫です。
そしてこの画面処理の美しさ見て下さい。Corning Gorilla Glass 5(2016)の端はラウンドして緩やかに落ち、その周りを陽極酸化処理されたアルミフレームがスクエア型に覆います。フレーム表面はさらさらで、フラットながら端は丸められているので非常に手馴染みが良いですね。
正直、ガラスフィルムなどで厚みをつけて使わないのが一番美しいんですよね😂フィルム貼っちゃうとどうしても段差が出来て画面外からのフリック操作が引っ掛かるのも気になります。
本機は落下耐性が強く、MIL規格の認証も受けている上ガラス素材も良いものを使っています。保険などに加入して裸運用するのもありかもしれません。
左側面には何もなく、アルミフレームにアンテナスリットが入るデザイン。
底面部はフラットな表面にいくつか穴が空いています。左から順にマイク、USB3.2 Gen1ポート、Dolby Atmos対応フルメタルBOXスピーカーが並びます。音質も良いのです!
背面パネルはCorning Gorilla Glass Victus 2(2022)を使用。こちらも画面側と同じく端がラウンド加工されています。光沢感があり、カシミヤホワイトの色が上品に映え非常に美しい佇まいです。
右側面には指紋認証センサー兼用電源ボタンが中央より少し下に配置。その上に音調上下ボタンがあります。電源ボタンは右手使いの方にはちょっと下に感じられるかも。僕は左手使いなのですが気持ちよく中指が届く位置で最適でした。音量ボタンも押し間違いないシーソー型なので良いですね。
上部にはマイクとSIMスロットが配置。両面型で、nano SIMとmicro SDが入ります。裏側は完全にmicro SDカード専用なので、SIMは1枚のみしか入りません。eSIMが使えるので、2回線使われる方は片方をeSIMにする必要があります。ご注意を!
そして特徴的なカメラユニット!本機デザインはデザイン事務所「miyake design」が手掛けています。「直線と自由曲線の対比、あえて縦横を揃えないレイアウトが生む心地よい違和感」と解説されており、カメラユニットは不規則にレンズが並ぶ構造になっています。
またR9からの進化点として、R9 Proに搭載されていた「14chスペクトルセンサー」をメインレンズ直下に搭載しています。これにより周囲の光を読み取り最適な色調整が出来るようになりました。
スペクトルセンサーの解説はこちらのインタビューが参考になります。1、2秒前の測定結果も参照しつつ瞬間的な測定値の変化に揺れないホワイトバランスを維持できるそうです。
■[「AQUOS R9 pro」開発者インタビュー、1インチ超センサーに3眼搭載でカメラはどう進化したのか] - ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/interview/1646352.html
■[「AQUOS R10」開発者インタビュー、カメラとAIで遂げた熟成と進化と融合] - ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/interview/2032074.html
「AQUOS R9 proから反映した部分の双方があるので、それを組み上げ、AQUOS R9 pro同様のスペクトルセンサーもあり」
と語られているので、R9 Pro仕様の物が搭載されていると見てよいでしょう。
以下、カメラの基本スペックです。
メインカメラ(標準)
有効画素数 約5,030万画素 CMOS
F値 1.9レンズ[焦点距離23㎜]
1/1.55インチセンサー
HEKTOR レンズ
全画素PDAF対応
メインカメラ(広角)
有効画素数 約5,030万画素 CMOS
F値 2.2レンズ[焦点距離13㎜]
PDAF対応
インカメラ
有効画素数 約5,030万画素 CMOS
F値 2.2レンズ[焦点距離23㎜]
電子式手ブレ補正
PDAF対応
画質エンジン ProPix PRO
AQUOSではメインカメラのことを「標準」一般に超広角と呼ばれる画角をただ「広角」と呼称します。どちらも5030万画素で揃えられているのが良いですね。
またR9からセンサーが変更され、暗部撮影の画質が向上しているとのことです。また画作りに関してはライカが監修しており、光や色彩の表現にこだわっているようです。
次にディスプレイ。ピーク輝度がR9の2000nitから3000nitとなっています!HDR対応動画の再生時に特に明暗差がくっきり表現される、とても明るいディスプレイとなっています。
それに凄いのが「バーチャルHDR」。YouTubeやプライムビデオなどの映像を、疑似的に通常映像をHDRにしてしまう機能が搭載されています。これにより映像コンテンツをより迫力ある画質で楽しむことが出来るようになっています!
また屋外での見やすさを向上する「アウトドアビュー」を搭載。一定の明るさを検知すると、画面輝度を最大にしてくれる機能です。これが作動すると屋外での画面の見やすさが段違いに良くなります!前世代のスマホ群と比較しても、今作の画面は特に明るいと思います。外で地図を見る時などにとても重宝しました。
スピーカーはステレオなのもR9からですが、耳元側のスピーカーを「フルメタルBOXスピーカー」に刷新。内容積が50%拡大し、低音が増強されています。口元側も新スピーカーになっているそうです。ちなみに、横に倒した時の左右がちゃんと反映されます。どっち側に倒すかで音質がちょっと変わりますね🤔
音設定ではDolby Atmosのエフェクトが使えます。基本「ダイナミック」に設定しておけばコンテンツごとに最適な音設定が自動反映されます。映画を見る時は、広がりあるサラウンド効果が立体的な音響を再現してくれますよ!
イヤフォンジャックは非搭載。DACが搭載された変換アダプタを用意するか、Bluetoothイヤホンを使いましょう。Snapdragonサウンド対応機なので、LDAC、AptX Adaptiveといったハイレゾコーデックも使えます。スピーカーでもイヤホンでもいい音を楽しめますね。
残念ながらワイヤレス充電には非対応です😭有線で最大36Wの充電に対応とのことですが、手元のELECOM65W充電器に挿した限りでは最大30Wの入力しか確認出来ませんでした。36ってことは古い規格の12V3Aでしょうか??
ともかく最近はかなり高出力の充電に対応したスマホが(主に中国から)出ていますし、速度的には「普通」…です。(笑)
10万円越えのハイエンド端末でこの厚み(8.9mm)があるのにワイヤレス充電が付かないのはちょっと寂しいですね。
本機はR9から背面にはベイパーチャンバー=気化放熱機構を内蔵しているので、その厚みと両立が難しかったのかなとか考えています。
ちなみに、ここもR9からの進化ポイントとして「銅ブロックをベイパーチャンバーに圧着」する構造になっています。熱伝導性がさらに向上したとのことです。
うーんでも…正直結構発熱はしますね…😅後ほど解説!
ここからは本機の目玉、AI機能をご紹介します。
まず一番推されてるのが通話内容の抽出。こんな感じで単語を認識してメモを取ってくれます。通話が終わった後は通知してくれるので、ぱぱっとそこから単語検索するといった使い方も出来ます。ちなみに通話自動録音機能もあるので、AIが聞き取れなかった場合も安心。
もしスケジュールに関する会話があった場合、カレンダーに予定を登録するか端末が提案してくれるそうです。そうですと言うのは、まだ僕がその提案を受けていないから!😂音声認識はもうちょっと頑張る必要がありそうですね…。
それから端末本体で留守電メモ機能も付いているので、電話が取れなくても大丈夫です。留守電内容は文章化して出してくれるので、大方の内容を把握して時短にもなります。
電話をよく使用するという方には良い相棒になってくれるかもしれません。
ただ、この文章化系機能を有効にした状態で通話を始めると結構発熱があります。10分通話しただけで40度超えとかはザラなので、長時間通話が多い方はちょっと考えた方がいいかもしれませんね。
こういった通話AI処理は端末内で処理されているので、セキュリティ的にも安心かも?
また高齢の方に安心な機能として、怪しい通話内容と判別した場合警告音を鳴らしてくれる迷惑電話ブロックも搭載。警告音のあと、ボタンひとつでお断りメッセージを流して通話を切ってくれます。
またカメラもAIでシーンを判別して、適切な設定で撮影してくれます。接写になればマクロ撮影モードに切り替わり、夜景になればモードを提案。
料理や文章を撮影した際は、映り込んだ端末や腕の影を消してくれます。
崩壊スターレイルを遊んでみます。
まず最初に。スピーカーは結構音圧を感じるのですが、どうも高周波に弱いようです。崩壊スターレイルはログイン画面にてピアノと弦楽オケの音楽が流れるのですが、ピアノの音が割れまくりです。ただこれ、原因はどうやらドルビーアトモスの音設定が影響しているみたいです。「音とバイブレーション」設定からサウンドエフェクトの選択が出来るんですが、ここでドルビーの設定に進んでオンオフを切り替えられます。
オフにすると音量は少し下がってしまいますが、音質の調整が無くなって音割れも多少ましになります。正直エフェクトなしでも十分音量と音質は良いので、僕は殆どエフェクトを使っていません…😅ここらへんはもう少し調整して欲しかったなと思います。低音が結構出るだけに、ピアノが割れるスピーカーなのは惜しいですね。
ゲーム自体には、AQUOSトリックのひとつとしてゲーミングメニューを使うことが出来ます。
ゲームパフォーマンスをスタンダード/パフォーマンス/バッテリーセーバーの三種から選べる他、なめらかフレームレートの有効化など設定できます。またゲーム中に開けるメニューから通知のシャットアウトや誤操作防止機能、録画のほか「ワンタッチでプレイ中のゲーム名+攻略でYouTube/Google/Xを検索してくれる」機能が使えます😅あっ、フローティングウィンドウで使える訳じゃないんだ…どう使い道あるんだこれ😅
崩壊スターレイルを最高画質設定で遊んでみましたが、かなり動作は快適で驚きました。画面も明るく鮮やかなので、リッチなゲームプレイが可能です。感覚的にはASUSのZenfone 9などで使われたSnapdragon 8+Gen1に匹敵する性能を持ってるかなと思います。なので普通にハイエンドに期待される動作はこなしてくれますね。
発熱ですが、ピーク時43度までいっちゃいますね~…(Battery Mixでの表示)
ケースなど付けてると熱が籠るので、ゲームでガチる時は裸で使うのが良いです。バッテリーは45度以上になると劣化が早まると言われていますが、ちょっと怖い温度出るな…といったところです。
体感、1時間位はハイパフォーマンスを維持できる感触があります。
さすがに継続プレイする場合は少し設定を下げた方がよさそうです。
別途冷却ファンなど付けた上でテレビにHDMI出力などすると、安定して迫力のゲームプレイが楽しめますよ。
さて、ここからは目玉のカメラ作例について見ていきます。
標準カメラで撮影。
空の青、雲の陰影、建物のディティールそれぞれバランス良く描写出来ていると思います。色や雲の立体感はLeica監修が効いてるのかな?
こちらは広角カメラで撮影。
同じ5,030万画素ですが解像感はやや落ち気味になります。
ですが遠景の市街地の様子も見て取れますし、色調豊かで鮮やかな画が撮れました。
水琴窟の前で。これは2倍で撮ったかも。
カメラUIでは0.6x/1x/2xの3つが用意されていて、光学2倍相当ズームを使うことが出来ます。画質劣化は少なく良い画角で撮影出来るのが嬉しいポイントです。
標準カメラ。ガンダムの細かいディテールもよく拾えています。
うーんここまでご覧になられておや?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、LEICA監修にしては色が随分おとなしめなんですよね。
過去HUAWEIが協業していた頃のライカモデルはもっともっとどぎつい色を出していました(笑)正直好みが分かれるレベルだったんですが、それはそれで味のある色が出て好きだったんですよね。今回LEICAということでそういう色に期待していた分、ちょっと肩透かしでした。
でも最近のSHARPはずっとよいカメラを載せていましたから、技術的にもかなり練度の上がった写りを実現できているんじゃないかと思います。標準カメラの解像感も良いですし、明るく撮れることが多いです。
ただ、カラーフィルターがオリジナル/ビビッド/モノクロ/セピアの四つしかないんですよね。ここにLEICAのフィルターがあったらもっと面白い表現が出来るのになと思わずにいられません。ちなみにLEICAの監修は「オリジナル」が該当するそうです。ビビッドがSHARPの監修みたいなんですが、ちょっとこっちはこっちで違う方向にやり過ぎ感が出たり。悩ましいです。
ちなみにインカメラも5030万画素。
色も鮮やかに出てますね。
画角はふつうめです。2、3人の自撮りには対応できると思います。
ポートレートモードには各種ビューティ機能も搭載🙆
また動画もR10の進化ポイント。なんとDolby Visionでの撮影に対応します!!(30fps FHD/4K)「リアルなディテールと驚異的なコントラスト、色彩、明るさを実現」とのこと。実際撮影してみると「ほんとに驚異的なコントラスト」で撮影出来ます。特に日中の陽光下での接写と、夜の祭りの山車の明かりは相性が良かったですね。
陽の光に輝く動物の毛並みも、夜に浮かぶ祭りの明かりもそこにある「眩しさ」を撮影することが出来ます。
そして、本機のディスプレイはピーク輝度3000nitのHDR対応ですね。Dolby Atmosのスピーカーと合わせて、素晴らしい音響でお祭りの思い出がリアルに蘇りました。なるほどこれがキャッチコピーの「生で見るより、生々しい」ですか。はー。
この感動、実際にR10を手にした方だけのお楽しみです。
というわけでカメラまとめ。
ライカにしてはあっさりめ。あまり色を強調しない自然な色調で撮影が可能です。
広角カメラ、2倍ズームも使って様々な画角での撮影に対応します。しかし望遠レンズがないので、建物のアップには弱いのがちょっと残念でした。インカメラも高精細に撮影可能。
Dolby Vision対応の動画撮影は必見。R10のディスプレイとスピーカーを生かして思い出を美しく残せます。
やっぱ…望遠レンズ…欲しいな!10万もするし😂
以下項目ごとに一言。
価格
mineo価格で95,832円からとよく値引いてくれていますが、要素的には中国系が今強すぎるので、どうしても比較すると見劣りする部分もあります。この価格なら望遠カメラやワイヤレス充電、超急速充電など、無い要素が欲しくなりますね。
とはいえこのご時勢で国内メーカーから10万円を切る価格でハイエンドモデルを出してくれたことは大いに歓迎すべきことです。
デザイン・大きさ
ボディの加工精度、高級感とデザイン性は「ハイエンド」と呼ぶにふさわしい佇まいです。すばらしい。今作はシンプルで高級感ある白・黒がラインナップされているので、どんな人も手に取りやすいと思います。
横幅や厚みは「やや大きめ」ですが大画面を楽しむことが出来るのはうれしいポイント。75mm幅のスマホは今減少傾向ですから、個人的には満足しています。
あとは厚みをどうにかしてくれれば…。
操作性・使いやすさ
Snapdragon 7+ Gen3は良いSoCですね。ハイエンドに求められるきびきびとした反応速度をPro IGZO OLEDディスプレイとの組み合わせで実現出来ています。素早い操作にも遅れず対応してくれるのはなにより嬉しいことです。
一方、もう少しOSに手を入れても良いかなとも思います。特に録音アプリを標準で用意してくれないのは日本メーカーの困るところ。ストアで入れたやつだと頻繁にタスクキルされるのか録音が止まったりするトラブルに見舞われやすいんですよね。SHARPさん的にはAI議事録などは他社が先行してクラウドベースでやってるからお任せしますってスタンスみたい(👇以下インタビュー3pより)ですけど、それならAIなしでもいいから信頼できる録音アプリを自前で用意してくれてるのはそれだけでかなり印象良いんですよね…。と個人的な意見ですが。
■シャープ「AQUOS R10」はなぜ“生々しい”のか 開発陣に聞く「撮る・見る・聞く」の進化 - ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2507/16/news009_3.html#6
それから後述しますがいたわり充電の機能に充電速度を抑える機能がないところ。例えばASUSのスマホはもう何代も前から入力電力を18W、10Wに意図的に下げて発熱を抑えた充電を行う機能が入っています。本機には最大充電量を90%までに設定する機能しか入っていません。そこまでは普通に42,3度発熱します。もっといたわって欲しい…。
またカメラUIですが、たまに撮れていない時があります。シャッターボタン押してアニメーションあったのに撮影されていないとか。これUIの問題なんですけど、「シャッターボタン下にスワイプで連射」という操作が割り当てられておりオフにできません。連写なんて学生か動物撮影家しか使わないと思うんでいらないんですけど、たまに指が動いちゃってこれのスタンバイになる時があるんで厄介なんですよね。
その他は割と全部の機能が手の届く範囲にまとめられてるので良いと思います。色んな設定項目のオンオフも充実。
あと便利機能として縦方向にスワイプでインカメ切替が簡単に出来ます。簡単でいいですね。
バッテリー
まずはじめに、前述の通り65W充電器との組み合わせでは30Wの出力を確認しています。その充電器での充電速度のことからお話ししますね。
1%の状態からの回復時間ですが、
15分で30%、
30分で63%、
45分で82%、
60分で92%まで充電出来ます。
この後の充電が特殊で、
99%で20分停滞したのち
100分で100%に到達します。
が、その後も100%の状態で給電は続いていて、
さらに50分経過した150分(二時間半)で完全に充電が停止します。
ゆっくりじっくり給電する仕様みたいです。この方がバッテリーに優しいんでしょうかね?ただ、なんとなくこの150分充電をした方がその日の電池持ちが良い気がするんですよね😂
それよりも初速の発熱が気がかりです。毎回42,3度行っちゃうので大丈夫なんかなこれって心配になります。(グラフ黄色線)
肝心の電池持ちですが、150分充電した日は「良い!」と感じます通常使用で<16~18時間>は持つんじゃないかな。
ただ、ゲームとか日光下で使いまくるとかするとゴリゴリ減ります。本気を出した時のそういう性能は本当に良いんですがさすがに燃費は悪くなりますね。
そして普段使いの90%上限の充電時なんですが、そんなに良くないかも…と感じています。結構減るのが早くて日によっては夕方に充電が必要になるケースもありました。
というわけでAQUOS R10の紹介でした。いかがでしたでしょうか。
色々気になる点を書き綴ってしまいましたが、個人的には使い続けたいスマホです。高級感ある美しいボディに、LEICAとDolbyのカメラを活かす高性能なディスプレイ・スピーカー。
それからSnapdragon 7+Gen3の高性能さ。僕の素早い動作に付いてこれるのは第一条件なので、そこは信頼度高いなと思いました。
そして拡張性。HDMIケーブルを接続すればTV出力できますから、今後配信されるAndroid16でデスクトップモードを便利に使えるかなと夢見ています。
アップデートも2030年まで5年間保証されていますから、1台のスマホを長く使い続ける方にはコスパも良いと思いますよ!
というわけで、SHARP AQUOS R10のレビューでした。最後までお読み頂き誠にありがとうございました!









