Apple Intelligenceに対応したiPad mini
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総合評価
iPad mini6の寸法をそのままに、チップセットをiPhone 15Proと同じA17Proに変更し、Apple Intelligenceに対応した機種です。
10インチクラスのiPadを使っていて大きいと感じる方には、miniだと扱いやすいと思います。
但し、このモデルからnano(物理)SIMには対応しておらず、eSIMだけの対応となるため、回線契約時は注意が必要です。
価格
mini6の最後期で最低性能の価格と比較して、割安な端末であることは間違いありませんが、iPad10と比較すると高いと感じるのは否めません。
ただ、性能的にiPad Air(M2)に近い能力があることから、この価格は納得しています。
miniは小柄だから初心者向けというよりも以前からiPadを使っていて10インチは大きすぎると感じた方や既にminiを使用していて買い替えを検討されている方など、玄人向けの端末であると考えます。
デザイン・大きさ
重さも軽く、ノッチもないディスプレイなので視認性が良く扱いやすい端末です。
操作性・使いやすさ
現在日本語でのApple Intelligenceには対応しておらず、写真のクリーンアップ(消しゴムマジック相当)を使う程度にしか対応しませんが、今後のソフトウェアアップデートに期待したいところです。
但し、iPad miniには純正アクセサリの外付けキーボードは存在しないため、必要な方はサードパーティーのBluetoothキーボードが必要になります。
Apple Pencil Proにも対応していますが、画面の大きさからminiでの描画創作は難しいのではないかと考えます。
バッテリー
A17Proの省電力性が優れているのか、バッテリーの持ちは良いように感じます。
但し、これは私が以前に使っていたiPad 7(A10 Fusion)との比較であり、画面サイズの違いもあることから単純比較はできないものの、性能向上とともにバッテリーが良くなっている点については、評価できると思います。