自力でSIMロック解除成功!
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通信キャリア
mineo(docomo)
総合評価
docomo版のHW-01Fを中古で入手、ファームは現時点での最新(21.250.00.50.736)です。mineoのDプランのSIMを入れ、APN入力にて簡単にLTEを掴みました。Wi-Fi設定は特にいじらず、2.4GHzのままです(5GHzも選択可能)。
その後、以下の組み合わせにおいて、全て通信を確認。
DELL_PC(Windows10)=USB接続=HW-01F=LTE
以上USB接続
DELL_PC(Windows10)=Wi-Fi接続=HW-01F=LTE
Apple_iMac(macOS HighSierra)=Wi-Fi接続=HW-01F=LTE
Apple_iPhone5s(iOS11.2PB)=Wi-Fi接続=HW-01F=LTE
以上Wi-Fi接続
いずれも問題ありません。
その後iPhone5sと共に外に持ち出し、職場に移動。一日問題ありませんでした。既にHWD14を持っているのですが、
https://king.mineo.jp/my/denjin/reviews/item/5126
同じHUAWEIのモバイルルーターということで操作性は問題ありません。
HWD14より世代的には新しいので一回り小さく、操作性は良くなり、スペック的には上です。QRコードが表示でき、それを撮影することでスマホには接続プロファイルが作られるなど接続も楽です。総じて良いです。
さて、ここからですが、この機種は自力でSIMロック解除できることが判明。
https://huaweiunlockcalculator.com/v201-huawei-unlock-calculator-v3
このページからSIMロック解除コードを入手できます。
IMEIを入れ、Calculateをクリックすると計算結果が表示されます。
Huawei V3.3 Unlock Generated succesfully!
と表示され、
Flash Code: x1x1x1x1
V1 Code: x2x2x2x2
V2 Code: x3x3x3x3
V201 Code: x4x4x4x4
などと出ます。ここでは V201 Code:の x4x4x4x4 を使用します。
HW-01FをUSBケーブルでLinux端末に接続、モデムとして認識させます。
(ここではUSB0に認識されたモノとする)
#screen /dev/ttyUSB0
ATコマンドを入力します。
> AT^CARDLOCK?
^CARDLOCK: 1,10,0 ............ locked
locked=ロックされています。
次に、
>AT^CARDLOCK="x4x4x4x4”
と、V201 Codeを打ち込みます。
すると、
>AT^CARDLOCK?
^CARDLOCK: 2,10,0 ………… unlocked
unlocked=ロック解除されました!
ここでmineoのAプランのSIMに入れ替え、APNを作成、再起動してみます。すると画像の通りKDDI(au)のLTEを掴みました。SIMロック解除成功です!
仕様的には
LTE:
周波数:2100/1800/1500/800MHz(バンド1/3/21/19)なので、auとしてのLTEはBand1(2.1GHz)のみです。私の生活圏では圏外になることはありませんが、まぁ、使って使えないことは無いというレベルでしょうか。
これによるメリットはさほどありませんが、一つ言えることは、SIMフリーのモバイルルーターとしては格安であるということです。Dプランメインで使用、いざという時はAプランも使えるというのはHWD14にはできない最大のアドバンテージです。おそらくSBMのSIMも使えるでしょう。
他に、
3G:
周波数:2100/800/新800MHz(バンドI/VI/XIX)
GSM:
周波数:1900/1800/900/850MHz
となっているので、海外使用も期待できるでしょう。
海外発行SIM(AIRSIM)を購入して入れてみました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B079TPLNKW/
・Japan 24 Hours 4G Data HK$30
というプランを買うと、日本でも使えます(SBM網LTEローミングとなります)。
プランを買うのにはスマホかPCが必要なので
※このSIMカードは、モバイルルーターでは使用できません※
となっていますが、それが別端末で出来れば使えます。プラン購入後、AIRSIMに入れ替え、APNを作成、再起動してみます。すると画像の通りSoftBankのLTEを掴みました。
アメリカ(ニューヨーク)に行く機会がありましたので、AIRSIMで使用してみました。
画像の通り(AT&T網3Gローミングとなりました)。
これはLTEバンドが合っていないためで800/850MHzの3G網を掴んでいたものと推測します。それでも1Mbpsは出ていて、SNSやLINEのやりとり等は十分使用できました。
価格
デザイン・大きさ
操作性・使いやすさ
バッテリー