今でもどこかで使われているのだろうか・・・
レビューする 端末
通信キャリア
楽天モバイル
総合評価
ガラケーでは使えなくなるサービスが出てきた事と、当時黎明期の格安 SIM に興味が出た事で、そこで使う為に中古で入手した初めてのスマホです。
ちなみに当時の楽天はドコモ MVNO の時代です。
本体のサイズは 131×67×10.5mm、重量は 141g です。
ディスプレイは 4.6 インチの HD Reality Display です。
本機はかつて Galaxy S4 SC-04E と共に「ドコモのツートップ」としてプッシュされていた内の一機で、最近の Android 端末では大画面志向も有って殆ど見られなくなった片手でも扱い易いサイズ、防水・防塵、ワンセグやおサイフケータイと言った充実のガラスマ機能、(クアッドコアとはいえ)発売当時ではミドルハイ相当のグレードの CPU であるスナドラ S4 Pro、更には当時貴重になりつつあったバッテリー交換が自前で可能な仕様(最近の機種はバッテリーの交換はまず出来ず、寿命を迎えた場合は有償修理の形で交換して貰う必要が有る。まあ、本機の場合もバッテリーが現在でも入手出来るのか、と言う問題は有るが)を備え、コスパも抜群と、当時大ヒットしたのも頷ける物となっています。
残念だったのはキャリア端末の宿命でドコモ謹製のアプリが大量にプリインストールされている為に MVNO で使う際は docomo ID(今では d アカウントとなっている)関連のエラーが頻発する事(d アカウントが必要なサービスを使っている場合はそれでログインすれば良いが、そうで無い場合は・・・)、そのプリインストールアプリがストレージ容量を圧迫している事(本機に限った事では無いが)、筐体サイズ故にディスプレイが小さく精細度もフル HD の Galaxy S4 と比較すると見劣りしてしまう事と、ソフトウェアサポートがグローバルで販売されていた他の Xperia シリーズと比べてイマイチだった事で、本機の場合はドコモからの Android のバージョンアップ提供が 4.2.2 で終わってしまい、その為にファームウェアが脆弱性まみれになっており、また最近では OS のバージョンチェックに引っかかりインストール・アップデート出来ないアプリがかなり多くなっている事も予想出来ます。(4.4 未満は真っ先にサポートを切られる事が多く、そうで無くても近年のサードパーティ製アプリには 5.x ですらサポートを切っている物も)
Xperia シリーズは他の日本メーカー製スマホと比べて海外版用ファームウェアやカスタム ROM(つまり非公式のファームウェア)で遊ぶのが伝統的に盛んな玄人向けのイメージで、本機にも一応ベースとなった海外向けモデルが有るのですが、そちらについても公式版のファームウェアは 5.1.1、カスタム ROM も 8.1 相当版を最後にサポートが終わってしまったらしく、また、そこ迄して使うにしてもファームウェアの書き込みに失敗して文鎮化したりカスタム ROM を入れるのであれば root 化の様な更にハイリスクなカスタマイズを含む事前準備が必要になったり成功したらしたでおサイフケータイ等の国内版固有の機能が悉く使えなくなったり後になって本機純正のファームウェアに戻せなくなって売却不可能になったりそもそもやった時点で国内の技適とかメーカーやキャリアの保証とかが無くなったり(そもそも国内に於いて技適の無いハードとファームウェアの組み合わせで使うと違法なのだが)といった大き過ぎるリスクが有り、本当に素人お断りの自己責任領域なので、今から使うのであれば相応の知識と覚悟と根気を持ってお使い下さい。
価格
デザイン・大きさ
操作性・使いやすさ
バッテリー
アンドロイド5止まりですね。
正式にあげてくれればいいのにしてくれませんでしたからね。
自分は海外版にするとおサイフケータイとかのガラスマ機能が軒並み使えなくなるので止めました。
恐らく海外版と国内版でファームウェアアップデートのサポート期間やバージョンが違うのは、海外版には無いガラスマ機能のサポートが足枷になってファームウェアのソースを共通化出来ない為に、国内版の為の余分な開発リソースを割くのが負担になった事が一因では無いかと考えています。
>> Seifer さん
ファームは確かに海外のZRですね。端末は車でラジコ用、その他として使ってます。
元はドコモ端末ですので、それ以外のSIMがさせません。
そろそろ限界かなw