頑丈だったが・・・
レビューする 端末
総合評価
初めての SIM フリースマホです。arrows SV F-03H の SIM フリー版とでも言いましょうか。それ迄使っていた中古の Xperia A SO-04E のアップデート提供が止まって久しく、それに代わる端末としてドコモ MVNO 時代の楽天で、デザインと機能が気に入り購入しました。
本体のサイズは 144×72×7.8mm、重量は 141g です。
画面サイズは Xperia A と比べて 5.0 インチと大型化した割に重量は同等で薄型化されていましたが、横幅が広くなった事と四隅以外がやや滑りやすい点は如何ともし難く、頻繁に落としてしまいました。
MIL-STD-810G に準拠しているだけ有って頑丈さに定評の有った本機でしたが、その事に慢心してケースも付けずに運用してたら退役する頃には樹脂製のバックパネルを中心に傷だらけになり、挙句風呂で使ったら浴槽に落として(故障はしなかったが)浸水してしまいました。(次の arrows M04 だったら問題無かったかもしれないが)
機能的にはワンセグやおサイフケータイと言ったガラスマ機能等欲しい物は一通り入っており、またキャリアモデルの Xperia A に有った大量のキャリアアプリやキャリア固有サービス絡みのエラーは無くなってスッキリしましたが、一方でスペックはこの前年のエントリーモデル(arrows Fit F-01H/arrows M02)から据え置きで、ほぼガワとファームウェア(Android 5.1→6.0)だけを挿げ替えた焼き直しでした。当然ながらヌルヌルした動作は期待出来ず(そもそも本機発売の 3 年前のエントリー向け CPU で既に旧式化していたスナドラ 410 と RAM2GB の構成にそれを期待してはいけない)、それ迄使っていた Xperia A とも殆ど変わりませんでした。(搭載 CPU のリリース時期が 1 年違うだけで、コア数・RAM 容量は同じ、むしろストレージ容量は 32GB→16GB と半分になり、CPU のグレードは Xperia A の スナドラ S4 Pro の方が上!)
Xperia A 同様かそれ以上にソフトウェアサポートが壊滅的だった(Android のメジャーバージョンアップはおろかセキュリティパッチさえ碌に提供して貰えず、退役直前には脆弱性まみれになっていた)事と、これの後継機である arrows Be F-05J/arrows M04 が本機の更に(スペック据え置きでの)焼き直しだった為愛想をつかし、次の機種では SHARP に鞍替えしました。
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デザイン・大きさ
操作性・使いやすさ
バッテリー