「困ったやつ」とは思いつつも手放す気にもなれない、そんなスマホ
レビューする 端末
UMIDIGI
POWER 3
総合評価
UMIDIGIの名を広めた機種F1のバッテリー特化型ヴァリアント。
価格は150ドル程度に抑えつつ、リバースチャージも可能な大容量バッテリーと実用に耐えうる処理性能を確保。
さらに2SIM+microSDのトリプルスロット、日本の全キャリアに適合するバンド対応、価格の割にはきれいな液晶画面、正式に日本進出してるわけでもない(なかった)のに技適まで取ってるという充実ぶり。有名メーカーと比べてガードが甘い(悪く言えば売りっぱなしな)せいか、自分の環境に合わせたカスタマイズも比較的簡単です。
その一方大バッテリーとコストカットのデメリットもしっかり現れており、持ち歩くには辛い重量、音割れしたスピーカー、平凡なカメラ、早々に見捨てられたOS更新といった問題点が目立つのも確か。
メインとして使うにはちょっと難がありますが、いろいろ試してみるにはぴったりでまだまだ手元に置いておきたいスマホです。
価格
発売時での評価。現時点では星3つ。
デザイン・大きさ
UMIDIGIは外観が上品な仕上げの機種が多い印象ですが、この機種はF1の流れでポップな雰囲気。サイズ的には気持ち横幅と厚さがあるため「かさばる」感が増しています。
操作性・使いやすさ
ソフトウェア的な操作性に問題はありませんが、片手操作では手が疲れます。ポケットに入れたときもなかなかにズッシリきます。
バッテリー
電池持ちは申し分ありません。ただ、Accubatteryアプリではなぜか電流量がまともに測れない様子。何か一般的でない仕様のバッテリーを使っているのでしょうか・・?
2 件のコメント
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Xiaomiにあそこまでやられちゃうと、UMIDIGI規模のメーカーだと厳しい時代なんだと思います。
>> たかぴい さん
コメントありがとうございます。撤回されたv1.4ファームウェアだけでもなんとか修正して出し直してほしかったですね。
自分のPower3はほぼモバイルルーター状態です。スピーカーさえもう少しまともなら音声メディア垂れ流しにもちょうどいい機種なのですが。
S5 Pro以降のUMIDIGIさんはキツそうですね。まさにXiaomiが世界の中堅以下のスマホメーカーを根こそぎ淘汰してしまいそうな勢いなので、個人的にはXiaomi以外のメーカーを応援したいとは思っているのですが・・。