mineo、窮状を訴える
昨日(5/15)、公正取引委員会で「携帯電話分野に関する意見交換会」の第2回が開催されたようです。
ケータイ Watch:公取のメスは入るのか? 意見交換会・第2回のテーマは「接続料」 https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1121988.html
(以下抜粋)
【mineo、接続料が圧迫「100万人でも利益が出ない」】
…出席したMVNOの中で、接続料について具体的に課題を示したのはケイ・オプティコム(mineo)。同社は、1加入者あたりの収入において、接続料が占める割合は極めて大きく、その中でもデータ利用料が約半分と大きくなっている状況を示す。
…さらにデータ通信について、帯域あたりの利用料(接続料)は下がっていても、1加入者あたりに必要な帯域(1人が利用するデータ量)はそれを上回って増加しており、至近ではトラフィック対策を行うことでデータを削減、増え続けるデータ利用料(MNOに支払う料金)をなんとか抑制している状況であることを明らかにした。
…またMVNOにおいては、安さと速度がサービス競争上で非常に大きなポイントになっており、平日昼間の改善の重要度がさらに増していることを指摘。ケイ・オプティコムは「100万の契約者数でも、MVNO事業単体で利益を出すのは難しい」と窮状を訴え、接続料について継続的に議論するのは非常に重要なことであるとした。
→「1加入者あたりに必要な帯域(1人が利用するデータ量)はそれを上回って増加しており…増え続けるデータ利用料(MNOに支払う料金)をなんとか抑制している状況」とありますが、データ量が増えればそれに比例して利用料も増えるはずですから、それで接続料の負担が増しているという理屈にはならないような気がするのは私だけでしょうか?。
→単に料金設定を失敗しているか、キャンペーンの経費かけ過ぎ、あるいはパケットギフトの活用で契約容量を残らず使われ過ぎ、ということなのでは?(あと、低速で使われ過ぎもあるか?)
(追記)
一人あたりのデータ使用量が増えたら、「商売繁盛でラッキー」って思わないといけないところなのに、逆にピンチになってるってどういうことなんでしょうね。
全く理解できません。
(まあ、一先ず応急処置をするにしても、近い将来、また同じ困難がやってくると思う)
5Gになれば超速になるので大丈夫!って事もないだろうし。
>パケットばら撒きもしていない、テレビCMもしていない、
>堅実な経営で黒字化している所でも、通信速度が遅いです。
既にPhantomに書かれてしまいましたが、MVNOの料金が安すぎるからだと思います。
黒字と言っても帯域をタップリとれるほどの黒字ではなく、昼間に激遅にしかならない帯域しか借りれないということを前提にした黒字なんだと思います。
これをまともな速度にするには値上げしかないと思いますが、現状の激遅でも良いというユーザーにとっては現在の料金のままで良いということになりますね。
ちなみに、mineoのようなパケットばら撒きやテレビCMまでしてしまうと、激遅のうえに赤字になってしまうということなんだろうと思います。
経費を節約すれば(現状の激遅のままで)黒字化は可能ですが、速度の改善までは無理。速度を改善するには値上げしかない、と思う次第です。
書けば書くほどPhantomが書いてることと重複しているなあと思いつつ書いています。😭
仮にmineoが無駄排除+値上げしてでも高速化路線に走った場合、単に直接競合先がIIJやOCN(個人用プランの500kbps以外)辺りからwonderlinkやOCN(500kbpsプラン)辺りに変わるだけで、UQに至ってはどっちを取っても目の前に居座っているという問題はありますけど、こっち相手なら勝てる算段はといわれたらry
#結局泣き言言ってお上に縋ってるようじゃ勝てないよね
>やはり最初にカットするのは大量の公式がイレギュラーに
>バラ撒いてるパケットの廃止でしょうね。
>あとは無理なキャンペーン…
まずはそのへんからでしょうかね。
あと、ダンジョンやレーダーとかファン∞とくなんかも見直して良いと思います。
ユーザー(というか私)にとって最も有り難いのは、ゲームやプレゼントではなくて、長期的に継続する健全な経営をしてもらうことなんですよね。
その点で行くとすでにコメントにもありましたけど
1.開通日の即解約禁止→最低でも翌日以降じゃないと解約できないように
※以下2.に絡みます。
2.契約時のパケット容量満額割当廃止→日割りにする
※これによってパケットギフト経由でパケット容量の換金性抑止。
→実際にヤフオクなどで販売されているのは周知ですし。
3.パケット・コインに対する必要以上のばら撒き施策中止
※特にmineoアプリで毎日ログイン→コインが貰えるはやりすぎかと。
長期契約特典は1年/1枚を原則としてさらに「年間継続契約
容量で追加」は良いかも?(その分お金払ってくれるなら)
は即効性が高いと考えますけどね。ただサービス提供条件なり約款と関連するので、変更時は事前公表が必要、と言えますけど。
パケットギフトの件は考え方次第ですけど有効期限の指定方法も考慮なんですかねえ?。ただフリータンクとの絡みもあるのでここはいろいろ考えどころです。
OCNモバイル ONEでも mineoと同じ様な対策は取っているので、本当はこういうプレスリリースをきちんと出して、その上で「混雑してるんだから色々調整しますよ。ごめんなさい」としておけば、色々なところへ飛び火しなかったのかなあ?、と思いますね。
●「OCN モバイル ONE」の利用混雑時における通信速度の改善を実施
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2017/0907.html
【半分以下!?】お菓子の内容量減が止まらない! - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2151282604778399201
単純な値上げは無理にしても、最適化なり、何かしら減らしていかないと、持たないんじゃないかな〜と予想しています。
畳のサイズをかえるみたいに、1GB=800kbにするとか(嘘)
で、5回線で300GBというわけです。
自分が使ってると+5回線できないと思いますが、そういう人は4回線だったり、そもそも家族名義とか使って数ヶ月に1回それをやるわけです。
ごにょごにょしたら1名義1回あたり約4万円ということです。
30GBプランが始まった頃から既に実行している人はいますし、そんなものさっさと塞がないから多量のパケットギフトが安価で出回ってしまうわけですよ。
それを「集客」として黙認してるようにしか見えないし、だったら通信量が多くて収入が追いつかなくて厳しいみたいな泣き言ほざくなと言いたい。
3GB900円が適切か云々以前にそれ以下でパケットを搾取されるのをまず止めろ。
そもそもmineo側の課題把握が本筋と異なり、とにかく接続料って言っている気がします。一体接続料がどのくらいの水準になれば満足なんでしょうか?
あの提案には当時、無言でナイスだけ押させてもらいました。(1つだけかも)
回りくどい(失礼)な言い方に事務局が気づいていない・・・なんてことはないですよね。言いたいことはわかってるはずですが、事務局がどう考えているのかは知りたいです。
>一体接続料がどのくらいの水準になれば満足なんでしょうか?
いくらになっても満足しないと思っています。ライバルが値下げやパケット増量をしていきそれを追いかける限りは。
「自由な競争」は聞こえはいいですが、際限無い消耗戦にもなります。
ペン太郎さん
その対策については、ギフトとからめるとややこしくなるので、一般MVNOに合わせ、
①契約時に与える容量は日割りで計算
②解約時は月末までの料金を日割りせずに請求
(既に一ヶ月分の容量を与えているので)
が最もシンプルだと思います。
→自社の価値ある商品をやたら大盤振る舞いでバラ撒くのは商品価値を下げるだけで得策とは言えないですね。ユーザーに受け入れられるかどうかは別ですが…
お遊びでチップを爆撃とか言って送る行為もパケットの価値を思い切り下げますし、もらったほうもあまり大切に使わずに浪費してしまうでしょう。
コメントありがとうございます。
たしかにそれなら誰も迷惑しないかも、ですね。
mineoは性善説でプランを作っているのだと思います。それはすごく素敵なことです。
しかし現状悪意で食い物にされていて、一般ユーザーにまで影響が出ていることは認識してほしいですね。
>mineoは性善説でプランを作っているのだと思います。
>それはすごく素敵なことです。
そうですね。
私も契約時には大変オトクな気分を味わいました。
でも、そろそろ色んな大盤振る舞いを見直す時期でしょう。
ペン太郎さん>
「事業者側の想いは契約者に通じず」って感じなんですかねえ。
それはそれで悲しいものですが。
でもそれだけ「飢えた人間が多い」ことの証左だとするとそれはそれで納得できてしまうのも困ったものだと思います。
「企業がユーザーを育て、またユーザーが企業を育てる」とは日本でよく言われたことですが、既にそんなものは崩壊していて「今日明日なんとかすりゃいいんだよ!」なユーザーが企業を食い物にするような状態に至れば近くの儒教国のごとく行き過ぎた拝金主義になっちゃうのかな?とも個人的に考えてみました。
まずは大盤振る舞いを止めるのが優先事項ですかね。
ここは自社のお上(関電)の経営と同じ手法で、K-OPとしても利益を出せる体質に持って行くしか生き残る術はないのではなかろうか。
関電の仕入れ原価は主に燃料(随時海外の影響などにより、コストが変動する。)であり、mineoの仕入れは帯域をMNOから買う事(高くはなりにくい仕組み)ですな。
関電の収入は電力消費量(季節により変動する。)に応じた電気料ですな、これで利益がある状態を実現出来てるわけなので、mineoよりもなんぼか複雑な要素がある中で経営が成り立っている。
通信料金の考え方も、電気料金の考え方も、基本的には大差ないのではないだろうか?
親会社の方にもう一度、電気料金の基本料金+従量制の仕組みの算定基準とか教わって、今の通信料金の妥当性を検証してもらった方が良いのかもしれませんな。
利用できるものは骨の髄まで利用して後はポイというのが最適な現状ってのもどうよとは思いますが。
>トッチンさん
wonderlinkは速いと聞きますが、単に人気が無いだけと思っています。
大した根拠がある訳ではなく単なる想像ですが。
・wonderlinkは他社と同価格帯のプランでも速い
・少し価格上げた位ではほとんど速くならない
例:mineoのプレミアムコースは大赤字。
このスレで散々計算しています ↓
https://king.mineo.jp/my/sato/reports/8647
wonderlinkに限らず、昔のLINE mobileにしても昔のmineoにしても、規模が小さい間の初期投資期間は速い、という事はよくある事だと思います。
>Phantomさん
mineoを批判する主張はわかりますが、その話と、「接続料に問題がある」かどうかの話とは別だと思います。
リンク先で公取委が言っているように、接続料は3社寡占の状況で競争が無いですので、設備コスト等、引き下げ(MNOの企業努力)を促す必要があると私も思います。
また、通信量が多くなっている件は、パケットばら撒きなどしていないIIJも同じような事を言っています。
以前と同じレベルの増強では間に合っていないそうです。
「4月はいつもより2~3回多く増強しているが、それでもまだ回復していない。」
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1805/15/news109.html
mineo独特の問題は横に置いておいても、MVNO全体で同じような問題は発生しているのだと思います。
料金を上げる件については、今の接続料のまま、どれ位の月額料金にしたら満足な速度が出るか具体的に考えたら、現実的な料金にはならないですよね。
それはPhantomさんはよくご存じのはず。
ここに書いた事と重複しますが、https://king.mineo.jp/my/132c3b2f477438a4/reports/35174/comments/1015547
「料金が安過ぎる」問題は勿論あると思いますが、それだけでは解決できず、多面的に改善して行くべきだと思っています。
mvnoユーザーがどのような人達か?というリサーチ不足なんだよね。
実状は人口比10%の情報強者なわけで(中にはアーリーアダプターにより勧誘された知識の乏しい人もいるけど)
そういう人達が情報収集してれば
mvnoの使い倒し方や
美味しいキャンペーンや
システムの不備をついた利益の上げ方に行き着いてしまうのは、必然なんわけで
それに対して無策なのは、無能としか思えないかな。
CMもしかり、
レイトマジョリティや
ラガードなんて、ハードル高すぎだから、IIJは費用対効果が読めないという事に行き着いているわけです。
限られたパイの取り合いと言うのが現実なわけで、
7000万人いるというスマホユーザーの中でアーリーマジョリティの、しかも、昼時の通信速度が遅くてよいとなるとかなり限定されてしまうのです。
だって皆の昼時使いたいんだもん
(〃∇〃)
気になったので調べたら、hei720さんのグラフのスタート時点の契約容量の構成が分かりました。(http://mineo.jp/pdf/king1601.pdf)
2016年1月時点の平均が2.2GBになります。
これが、2018年3月には3.7GBに増えているので、契約容量にして1.7倍。
契約数が5倍なら通信量は単純計算で8倍になるところが実際は10倍に。
(その差がパケットバラ撒き効果と考えられます。)
で、一人あたりの平均契約料金を(シングルSNS無しとして)計算してみると、
2016年1月:888円
2018年3月:1015円
と、1.14倍にしか増えていません。
つまり、契約容量が1.7倍になっても契約料金は1.14倍しか増えていないということです。
これでは十分な帯域増強などできないですね。
まともな料金設定は1GB 以下だけなのでしょう。
> 根っこにあるのは
> mvnoユーザーがどのような人達か?というリサーチ不足なんだよね。
(中略)
> だって皆の昼時使いたいんだもん
> (〃∇〃)
結局の所それを言い出すと、一部で言われるようになった「乞客」というキーワードに行き着くでしょうね。「口は出すけどかねは出さない」という客層のことだそうですが。
どの業界でもそうですが、そういう層が大勢を占めてくると結局サービス事業なりが瓦解しかねないので、多くの MVNOは過度集中にならないよう色々頭を使っていたんだと思います。
ただ mineo事業部門はおそらくですが「何とか今年度中にxxを達成します!」とコミットしてしまったんでしょう。で、必死に何とかコミットする方法を考えた、と。
どんぶり勘定といえばそれまでかと思いますが、他スレッドで gunnerさんもおっしゃっていたように「狐と狸の化かし合い」が繰り広げられたと考えればこれまた一興かと思います。
モデレートな利用をしているユーザー(=本来 mineoが想定していたであろうユーザー層)からしてみればたまったものじゃないですけどね。:(
→まさにそれこそ興ざめな状況かと。
先日もご紹介した比較表ですが、せめてドイツ並みの料金(2GB1,958円)にすれば、かなりの増強ができそうですが、そこまでは無理としても、せめてあと500円は値上げしないとまともな運営は無理なのでは?
恐らく3GB900円のうちの500円ほどが帯域貸借料に廻っていると考えられるので、500円値上げすれば帯域が倍になるので昼時でも1Mbpsくらいは出るんではないでしょうか?
逆に帯域料の値下げでそれを実現するには、現行(約60万円)の半額(約30万円)にならないと実現しないので、それはかなり無理かなあ、と。
前は夕方でも下り2〜3Mは出ていたのですが最近は1Mを切ったりします
やはりストレスですねぇ
3GB 900円の業界相場を作ったのはIIJですが、これが不味かったんですかね
少し位の値上げは許容出来るので、もう少し回線速度の改善に期待したいです
先ほどご紹介した2016年1月のmineo資料に色々と面白いことが書いてありました。(p10)
①スタートは1GB 980円だったこと
②その後、2GB、3GBを追加
③で、値下げ&増量を繰り返して現在の料金体系に
④さらに3日500MB制限を撤廃
⑤そこでmineoスイッチを配布して低速無制限の始まり
⑥その後、パケットギフトやフリータンク、チップも開始
⑦以降、10GB、20GB、30GBプランが追加される
こうなると、帯域料が下がると思って参入したけど予想通りに下がらず困った…ではなくて、次々と値下げ&サービス追加を繰り返していったことがよく分ります。
この歴史を逆回しすれば、恐らく健全な経営に向かうんじゃないでしょうかね。
確かにMNOは共有資産たる無線周波数帯を独占利用しており、その数は自ずと限られますが、設備は只で沸いてくるものではないし維持費もかかりますから、彼らが株式会社である以上無制限の値下げは不可能です。
算定基準はそもそもMVNO側が言い出した話を取り込んで、お上が睨んでる目の前で両者が同意したんだから基準自体の一方的な要求は却って心証が悪くなり交渉にはマイナスですので、巧く交渉できるポイントを絞り込んでいくしかないでしょう。本丸の最終価格値下げより、レスポンスタイムの短縮とか基準となるトラフィックの辺りにフォーカスする会社がいるのもこの辺が根本にあると思います。
また、MVNOエンドユーザの利益はMNOから見たら直接契約関係にない相手ですから考慮に入れてしまうと逆に色々問題というか歪みが増えてしまうと思いますよ、あくまで調整は契約の当事者間で行うものであって、その先の事を考慮するのは窓口になる側の仕事の筈です。
#孫受け仕事みたいなピラミッドの上下とは別の話ですから
これまで起きたことはすべて必然、歴史にif無しなので、既に決めたゴールポストは後からは動かせないのです。
バス停の看板を自分の家までズルズル動かしても迷惑ばかりかけて結局バレるのですから、最初にやると決めるときの判断がいかに大切かが重要って事ですね。
時計の針は今更戻せない以上、結果論でもミスをしたら責任者はその責任を全うし、組織としては取れる善後策をこれまでの経緯やら影響範囲まで考えて、当初より遥かに狭い選択肢の中から針を通すように慎重に選んで進まなくちゃいけない訳で、関係者には此処で進路を誤らないことを期待したいところですね。
#ミスったらさらに血塗れで頑張る羽目になるわけだし
電気業界は知らないのでテキトーなことを書きますw
仕組み以前の話として、電力自由化前は電力会社は地域に1社しかいなかったから、コストが上がれば電気代に転嫁できるし、変動があるたびにコロコロ変えられないので変動を考慮した高めの値段にしておくのが一般的なのかなと思っています。
もちろん地域に1社だからといって無謀な高値にできる訳ではなく、いわゆる「適切な値段」にしないとお上から怒られるでしょうしw
電力自由化後は他社が参入してきてるけど、携帯のMVNOほどの値段差が無いことと、関電は追う立場ではなく守る立場。
一方mineoは追う立場だし、奪った客は「安さ」で動いてきたユーザーが多いから安さで逃げられる可能性が高く、守りに徹する訳にもいかない…など、環境がたいぶ違うのであまり参考にならないのかなと。
リンク先を読みました。
なかなかの議論なので、全容は消化できませんが、「早くするにはお金がかかる(どれぐらいが妥当か?)」みたいな議論だと受け止めました。
でもって、さとさんのコメントに下記のような「品質を高めるにはコストが必要」的なコメントがあり、私の感覚はコレに近いです。
ーーーーー
IIJmioは、「低価格市場を狙った戦略だから安い」でも通信は遅い、と言っちゃってますが
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1510/15/news088.html
必ずしも、同じ路線で競争しなくても良いと私も思います。
低価格競争は、もう0円とか限界まで行っちゃってますもんね。
消耗戦はもう諦めて、品質や良安イメージで、という路線に行くのは、私も理解できる気がします。
ーーーーー
「wonderlinkが早いのは人気がないから」と言う指摘は、半分正解で半分間違いだと思います。
人気は結果に過ぎず、正確には「ユーザ数と回線コストのバランスが取れているから低速が速い」(変な表現ですがw)って事ではないかと。
そりゃwonderもご指摘通りLINEモバイル級に人気化すれば、今よりも遅くなるかも知れませんが…
①1GB1700円のwonderが1GB500円のLINEモバイル級に人気化する可能性は低い。
②1200円高い分、回線に回せる資金もある。
従って、LINEモバイルレベルの遅さになるとは思えません。
まあ、さとさんに説明するほどのロジックではありませんが、多くのMVNOが遅いのは価格競争した結果に過ぎないし、通信サービスとコストのバランス問題でしかないような…。
>これまで起きたことはすべて必然、歴史にif無しなので、
>既に決めたゴールポストは後からは動かせないのです。
タイムマシンを持っていないので歴史を変える気はないですが、物事がうまくいかなくなった時にはそのうまくいかなくなった歴史に学ぶことで解決のヒントが見えてくることがよくあります。
ということで、昔決めたゴールポストが間違っていたと気付いた時点で変える努力をするべきだと私は思います。(原発政策と同じ)
ただ、トヨタだって利益は莫大だし、民間企業の利益を問題視するスタンスはあまり好きではないですが、一律に否定する気もありません。
とはいえ、民間企業の利益の恩恵に預かりたいなら、資本主義システムでは株主になるのが合理的だとは思います。
民間企業の値下げは、消費者が企業利益の恩恵に預かる手段ではなく、競争力強化→利益確保の手段のはず。
Darkさん
↑図で一点だけミスリードを防ぐためにコメントします。
ドイツの2GB/1958円も、イギリスの3GB/2231円も、(日本の3.1GB/900円を除いて…)各国のデータ価格には、音声通話可能な電話番号がついています。日本のMVNOで言うところの音声通話付SIMサービスになると思いますので、日本MVNO価格としては、3GBなら 900円+700円=1600円程度が比較されるべきフェアな価格になるかと思います。。。
>「料金が安過ぎる」問題は勿論あると思いますが、それだけでは解決できず、
>多面的に改善して行くべきだと思っています。
原因と改善策を切り分けて書くと:
【原因】
現在の料金体系では、経費を節約し企業努力をしても(黒字化は可能でも)速度の改善までは無理でしょう。
速度が激遅な原因は「MVNOの料金が安すぎる」と考えられます。
【改善策】
料金の値上げを実現するには、さとさんが書かれた「価格を上げると競争に負けてしまう」が最大のネックなので、単純な値上げではなく、現状のままの「格安激遅コース」と500円アップして昼1Mbps以上を目指す「新しい普通コース」の二段構えにするとかの工夫が必要そうですね。
【参考】
接続料金が安くなれば勿論助かりますが、割引額が1割2割であればそれこそ焼け石に水なので、MVNOの値引き合戦が加熱するだけという気もします。
そろそろ値引き合戦ではなく、値上げやむなしという機運を盛り上げるのが長い目で見たら正解ではないでしょうか。(その結果、UQやY!に流れる客が増えるのはもうしょうがないですよ。)
ご指摘有難うございます。
わざわざ「データのみ」と「音声とデータ」と色分けして比較表が作られているのにそれが間違っているということでしょうか?
総務省作成の資料も信用できないですね。
当日の議事録を読んでみましたが、そのことを指摘している委員もいないようです。(http://www.soumu.go.jp/main_content/000383953.pdf)
この総務省作成のグラフが間違っているというのはどこ情報なのでしょうか?
自力で各国の料金表を調べられたのでしょうか?
>mineoを批判する主張はわかりますが、その話と、「接続料に問題がある」かどうかの話とは別だと思います。
>リンク先で公取委が言っているように、接続料は3社寡占の状況で競争が無いですので、設備コスト等、引き下げ(MNOの企業努力)を促す必要があると私も思います。
「接続料に問題がある」というならば、それを要望したMVNOと決めた総務省に問題があるということです。
自分たちの問題をMNOの責任にするのはお門違いです。
また、「競争が無い」とはユーザー向けの料金ですか?MVNO向けの接続料ですか?
ユーザー向けであれば、既に以前よりだいぶ安い料金のプランも出てきています。もちろんMVNOと違って条件がありますが。
MVNO向けの接続料の話であれば、競争できなくしたのはMVNOであり総務省です。
ガチガチに計算された料金になったのもそのせいです。安くするために(高くならないために)求めた「決まりごと」だったのでしょうが、それはMNOが独自に「安くすること」すらできないんです。
もう一度言いますが、それを求めたのはMVNOであり総務省です。自分達が求めたからそうなっただけです。
それとも原価の一部である設備投資を減らせということを求めているんでしょうか?それなら論外ですけど。
>また、通信量が多くなっている件は、パケットばら撒きなどしていないIIJも同じような事を言っています。
IIJmioも長期利用特典でパケット配ってますし、4月1日から10GBだったファミリーシェアプランを12GBにしています。
これも何度も言っていますが、通信が増えれば収入も増えればいいだけです。使い放題でなければそれが当然です。
料金が増えないのに通信が増えてるっておかしいと思いませんか?
(続く)
>料金を上げる件については、今の接続料のまま、どれ位の月額料金にしたら満足な速度が出るか具体的に考えたら、現実的な料金にはならないですよね。
>それはPhantomさんはよくご存じのはず。
私は知りません。「満足な速度」という意味ならキャリアと同等にする必要は無いですし、10Mbpsも出れば大半の人が満足しそうですが。
あえて言うなら、パケット関連の仕様もその他のコストも、そしてユーザーの通信状況も同じにして、当然ですがドコモと同じように7000万契約以上集めれば同じようになるんじゃないですかね。規模が大きすぎて想像できませんが。
あと、日本のモバイル通信のトラフィックピークはお昼休みではありません。
でもmineoを含むだいたいのMVNOユーザーのトラフィックピークはお昼休みです。結果的にですが偏ったユーザーばかり集まってしまっています。
それはユーザーの集め方なのか、格安で使おうとしている人の傾向なのか理由はわかりませんが。
ちょっと調べてみましたが、ドイツのDatenMは今でも料金変わらずで2GBで14.99€/月ですが、このページを見る限り通話は不可のようです。
https://www.congstar.de/handytarife/datentarife/daten-m/
動画再生ブームが去ってパケットがあまりだしたら
インフラの無駄が増えてMNOもMVNOも悲惨なことになりそうですね
>また、通信量が多くなっている件は、パケットばら撒きなどしていないIIJも同じような事を言っています。
>以前と同じレベルの増強では間に合っていないそうです。
この件で追加。
IIJも他社と同様に「契約データ量を全て使い切らない前提」での料金プランです。
なので、バラ撒かなくても契約内での使用量が増えれば今回のようなことが発生します。
それはIIJ側の想定ミスであって、MNOとの接続料が高いこととは関係ありません。
通信は5Gでテレビは4Kと、とにかく新しいものを使わせて買わせて経済を回そうと皆さん大量消費社会の延長を突っ走っていますが、いつその反動が起きるか分からないですからね。
帯域制限や通信の最適化をしているのに、何故このような無駄なことをするのか理解に苦しみます…。(滝汗)
ご指摘ありがとうございます。
環境は違うのは理解出来ますが、赤字にならない料金体系の指南を受けて、今の料金体系が、目標とする通信スピードとの相関関係から、無理がありいくらぐらいならスピードを達成した上で利益が出せそうかを、多変量解析的に評価してもらう事は可能なのではなかろうかと思った次第です。
要は構造的(仕組み的)な問題なのか、それ以外の販促的な問題なのかは、評価可能なのかなと。(笑)
>そろそろ値引き合戦ではなく、値上げやむなしという機運を盛り上げるのが長い目で見たら正解ではないでしょうか。
これは勿論私もそう思います。
(ですので何を言い争っているのかよくわからないのですが...)
消耗戦では無理っていうのは同じ考えですよ。
以前のコメントの引用ですが
>接続料を下げてもらって、帯域のコストをカバーするか、ユーザーから得る月額費用を値上げして、帯域のコストをカバーするか?
これは片方やれば即解決する問題ではなくて、両方必要なんじゃないでしょうか。
Constar GMBHのSIMサービスはタブレット用のようで、確かにご指摘の通りデータ専用のサービス価格(€14.99)になってました。(通話サービスは不可) 一方で競争力のあるプランとしては、3GB/通話無制限/SMS無制限/30日/20€というのが主流の様です。
また、Virgine Mobile UKのSIMサービス(表中)に示されている 15£(2231円)サービス中には通話とSMSが含まれ(表記)ているので、日本MVNO価格と比較するには、日本MVNO=900円+約700円(通話SIM)=約1600円との比較がフェアと思います。
余談ですが、Virgine Movile UKのSIMサービスとしては
- 15£プラン =6GB/通話1000分/SMS1000通/30日
- 10£プラン =2GB/通話500分/SMS500通/30日
というようなプランが主流となっているようです。
>要は構造的(仕組み的)な問題なのか、それ以外の販促的な問題なのか
(↑)これは冒頭の公取向けmineo説明資料の7ページにある図ですが、これを見ると生き残る道は以下の三つのようです。
①MVNOの料金を上げる
②総務省圧力で接続料を大幅に減らしてもらう
③接続料以外の経費をほぼゼロで運営する
で、リアリティのある選択肢がどれかは自ずと明らかでしょう。
>Constar GMBHのSIMサービスはタブレット用のようで、
>確かにご指摘の通りデータ専用のサービス価格(€14.99)に
>なってました。(通話サービスは不可)
ですよね。
>Virgine Mobile UKのSIMサービス(表中)に示されている
>15£(2231円)サービス中には通話とSMSが含まれ(表記)て
>いるので…
はい、分かっています。
それは総務省の資料でもそう書いてあるので、あまりこれは比較に使わないほうが良いだろうとは思っていました。
となると、結論としては、「総務省の資料に間違いはなかった」ということで宜しかったでしょうか?
上げられたグラフは、イメージなのか、具体的な数値を単に表記されてない実態なのか、今一分かりませんが、解釈としては、右のグラフが、左のグラフに肩を並べる所までは、経費として計上してもトントンという理解でよろしいのかな?
どのみち、スピードを担保しようとすれば、値上げは避けてとおれなそうでござるな。(;^ω^)