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格安スマホのサブブランド問題、メスを入れるのは難しい

現実として、ワイモバイル、UQモバイルは賢い選択ですからね。

実際に嫁、娘夫婦、友人に勧めているのも、速度が落ちないUQモバイルですからね。

頻繁にradiko、youtubeを使う人はエンタメフリーのBIGLOBE一択ですけどね。(^^)


itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/011200992/

総務省は2017年12月から「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」と呼ぶ有識者会議で、格安スマホのさらなる活性化に向けた施策の検討を始めた。格安スマホは依然として伸びているが、最近では「Y!mobile」や「UQ mobile」といったサブブランドを含む携帯電話大手の反攻を受け、勢いに陰りが出てきた。総務省が次にどのような一手を繰り出すのか注目が集まっている。



接続料を強制的に下げるのがベストですね。


84 件のコメント
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接続料を強制的に下げることのどこがベストなのか理解できませんが、もしやるなら根拠が必要です。
あれでも民間企業ですから。
縛り期間があっても構わないならワイモバイルとUQモバイルでしょうね。
縛り期間が嫌な人はmineoなどでしょうね。
「接続料を強制的に下げる」、大賛成です。
公共の電波を独占的に使用する無線通信キャリアはだだの民間企業ではありません。新規他参入が極めて困難な許認可事業であり、国のコントロールを受けるのは当然です。
じかも3大キャリアは膨大な額にのぼる放送料を払ってテレビCMをこれでもかと流し続けています。
そんな余裕があるなら利用者に還元すべきであります。
キャリアがCMやめてもユーザーが体感するほどは安くなりません。
ドコモの売上げに対するCMコストは1.6%です。
これで売上げ維持できるなら効率高いと投資家は判断していると思います。
売上げの10%かけて維持している業界も多いですし、ひどいところは半分近い業種もあります。

http://toyokeizai.net/articles/amp/82100?page=2
〉総務省はKDDIが回線の貸し出し料金(接続料)でUQ mobileを優遇していないことを確認済み。

コレは重要なニュースですね。
自分はUQはMVNOではないので、特別枠になっている可能性も考えていたのですが、このソースからすると「UQは企業努力で今の料金を実現している」って事でしょうから。

それと「接続料を強制的に下げろ」とは言っても、そもそも今のMVNOの月額1000円〜2000円程度の料金は手取り20万円でも支出の1%に過ぎないのでは。
仮にそこが数割下がっても生活感が改善するのか…という疑問が(^^;

不満の捌け口にしろ、経済的な生活苦を懸念にしろ、別の経済面について政府に苦言する方が合理的ではないかと。
Y!モバは判りませんがUQはMVNOと大差無いプラン(CMでやってない)も用意されています。
データ通信のみは縛りありませんし、+電話でも12ヶ月以降制限無いプランがあるので料金も大差無いUQはMVNOにとって脅威でしょう。
テザリングは…
〉明らかに問題があるとすればテザリングの取り扱いくらい。そのテザリングも「提供を拒んでいるわけではなく、端末設定やネットワーク連携に技術的な問題があって実現が遅れている」(KDDI幹部)だけになる。

って話なので、改善に期待したいですね!
「サブブランド問題」
というより
「MVNOどこも遅過ぎ問題」
を解決した方が良いですよね。
さとさんに1票
結局複数回線持たないと、MVNOは厳しいです。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
マイネオがUQやYモバイルと同等になろうと思う事がそもそもおかしい。
月1000円ばかりの利用料で これだけ使えてるんだから、今の接続料は妥当なんじゃないかとも思ったりします。
安く安くばかり求めてると、更なる過当競争を引き起こしかねないし、通信業界全体が旨味のない業界にもなりかねないです。

3大キャリアと関連企業やそこで働く人が納付してくれている税金は、年間数兆円にも上るでしょう。
国はそういう企業を大事にすべきと思うし、多分そうしてると思う。

そもそもユーザーの立場からしたって、Y!やUQモバをイジメて誰得なのか?
規制産業とはいっても、NHKのように価格競争や選択肢がない支出と比べると、MVNOやサブブランドは選択肢が多く価格競争もあるので、今の料金体系にそんなに不満はなかったりします。
(NHKは報道枠と教育枠、その他で契約価格を分けて欲しい…)

ただ、さとさんの「昼の速度」については多少なりとも改善頂けると確かに恩恵は大きいと思いました〜。
>Y!やUQモバをイジメて

いや、サブブランドはズルしてるんじゃないか?って話が根っこにあるんじゃないんですかね?

総務省の攻め口としては、朝三暮四な「二年縛りなのに1980円【〜】」商法や「実質」商法を潰していけばいいだけだと思うんですけどね。

縛り期間がある契約の場合は解約完了までにかかる総支払い費用の明示を義務付けるべきです。
こういう時こそ、役所の持つ権限をしっかり使って欲しいですね。

サブブランド組に正直に言わせれば、MVNO組にも勝機は見えてきますよ。

勿論、キャリア潰しやサブブランド潰しが目的ではありません。寡占商法に風穴を開ける事が大事なんです。
MVNO業界的には問題だけど、ユーザー的には何の問題もないと思うんですけどね。
キャリア、サブキャリア、MVNO。
ユーザーとしては選択肢が増えるのは歓迎で、デメリットもないと思う。

「私達、仕事してます!」的な点数稼ぎなお役所仕事で、変に騒いで必要以上に不便にされるのが嫌です。
UQにしてもY!にしても、あくまで親キャリアには正規の通信料金を払った上で、親キャリアが自身のWiMAX2+や旧e-mobile帯域にローミングする際に通信料を取ることで、ある程度相殺しているのではないでしょうか。
だとすれば、会社間では健全な取引が行われていますし、モバイル通信設備を持たないmineoやIIJは切り込む余地はないように思います。楽天は、もしかしたら近い将来この形になるのかもしれません。現時点では、他社に口を出すなら、「割賦終了後の2年縛り囲い込みをなんとかしろ、安易な乗り換えができず競争を阻害している。」といった切り込みの方が現実的な気がします。
テザリングについては、技術面を克服して是非開放して欲しいですね。
auのiphoneの
テザリング、技術的問題ですか。

であれば、uqと、同じ仕様に
すれば解決ですね😎
UQ<=>au間の通信量に対する接続コストは多分京橋 ひよわさんご指摘のような相殺方式で片付けていると思います、その時のコストの算出基準の妥当性はともかく。
KDDI系の場合、問題はどちらかというとSIMロックやキャリアプロファイルの取り扱い(とキャッシュバック)でお役所の方針をガチ無視している事の方で、これがフェアな競争ではないとの印象を強くしている要因ではないかと…

#もう片方の件はそれ以前の問題なので敢えてコメントしませんけど
UQがAUより特別な値引きを受けていないというのは凄く意外でしたね。ここが怖くて今までUQMOBILEは(テザリング問題もあり)避けていましたが、3GB1600円コース、安定して利用できそうですね。使い勝手はYMOBILEの方が良いんだけど、2年目以降の料金が高いんだよなぁ
総務省に提出した書類では
優遇は認められなかった、

と言うことだったと思います。

書類上は😎
個人的には、今の均衡状態が一番よいと思います。安さを求めるならMVNO、サービスを求めるならキャリア、そこそこのサービスが必要な人は、サブブランド。
なんか企業が儲けることを嫌う人って日本に多いですよね。
そんなこと言ってるから日本は借金減らないんじゃないですかね。
>トッチン さん

>〉総務省はKDDIが回線の貸し出し料金(接続料)でUQ mobileを優遇していないことを確認済み。
>コレは重要なニュースですね。

それって一昨年の秋の話ですよね・・・総務省が契約書類などの提出を求めて既に確認されている話なので。
>さと さん

>「MVNOどこも遅過ぎ問題」を解決した方が良いですよね。

それは簡単、値上げしてPOIを太くすればいい。速くなります。
今更値上げできない(ライバルもいる)というのは勝手に値下げしてどのMVNOも遅くなっていったMVNO全体の自業自得。
接続料が高いっていろんな人は言うけれど、そもそも接続料は毎年下がっていっているし一度も上がったことは無いはずです。
接続料が毎年下がっていってるなら同じ金額なら帯域は太くなっていくわけなので速くなっていきます。
なのに、各MVNOが今までやってきたのは値下げと基本パケットの増量。
MVNO事業者全体で勝手に消耗していった結果が現在です。
> Phantom さん
企業が儲かったら税収が上がるんですかね。
何となく企業は儲かっても上手に節税して
所得控除削減や消費税増税で個人負担ばかり増えている気がしてならないのだが
Phantom さん
> 各MVNOが今までやってきたのは値下げと基本パケットの増量。

はい、MVNOは値下げされた接続料の活用方法を間違っています
ただ、MVNO事業者全体で変えないと、1社だけでは上手く行かないと思います

総務省主導で、接続料を維持したまま、終日帯域幅固定ではなく
1時間毎に帯域幅を変動できる契約ができるようになれば
これ以上の値下げや増量はできず、昼休みの速度を改善できると思うのだが
>今更値上げできない(ライバルもいる)というのは勝手に値下げしてどのMVNOも遅くなっていったMVNO全体の自業自得。

まぁ、本人達にはそうでしょうけど。
業界の成長で見れば必用な過程にも見えますね。

”雨後の筍”状態のMVNO各社はどうしたってある程度は淘汰されないとバランス取れなさそう。
なので、現状のチキンレースで篩にかけて、生き残った数社で業界を形どるのが良いのかな、と。

そこにmineoがいるのかどうかは分からないけど・・・。
親会社の資金力があるので、生き残りの有力候補ではあるのかな。
>mvkw72 さん

>ただ、MVNO事業者全体で変えないと、1社だけでは上手く行かないと思います

もちろん1社だけが値上げしたら客が逃げていくだけなのでうまくいかないとは思います。
でも、競争して値下げしてきたのはMVNO事業者全体です。他が値下げしたからウチも、他がパケット増量したからウチも・・・と。
もちろんそうして値下げしないとユーザーを取れなかったからなのはわかりますが、競争して値下げしていって品質が保てなくなったからといって「仕入れ値が高いからだ!」というのはおかしくないですか?と思うんです。
でも、MVNO事業者全体で値下げせずに品質にコストを振っていたらどうなっていたでしょうね。それはそれでうまくいかなかった可能性もありますが、MVNO事業者全体でそういう意識で値段を維持(安くしない)すれば、こんどはユーザーから「談合だ!」とか言われるんでしょうか。

よく大手3携帯事業者が「3社寡占」とか言われますが、今のMVNO業界みたいにもっと率先して競争して値下げしていってみんな赤字になることをみんな望んでいるんでしょうか?
そして赤字になったら「基地局設備が高いからだ、強制的に値下げさせろ!」とか言い出すんでしょうか?
>mvkw72 さん

>総務省主導で、接続料を維持したまま、終日帯域幅固定ではなく
>1時間毎に帯域幅を変動できる契約ができるようになれば
>これ以上の値下げや増量はできず、昼休みの速度を改善できると思うのだが

なぜいつも総務省になんとかしてもらおうと考えるんでしょうか?
前にもどこかで書きましたが、国の機関は自分たちの都合がいいことに使える便利な機関ではないはずです。

ではこう書いたらどうなるでしょう。
総務省主導でMVNO事業者は最混雑時間帯でも約10Mbpsを下回ることは許されず、月に1度でも下回ったら行政指導で連続して2回もしくは年間4回下回ったら強制的にMVNOの事業取り消しにする。
これでも昼休みの速度を改善できますよね?

接続料を維持したまま1時間毎の変動を許すということは、使われない時間の設備は一体誰が費用を払うんでしょうか?
通信設備は稼動していてもしていなくても費用はほぼ変わりません。
切り売りする(時間毎の変動)ということはおそらく12~13時が最も多く帯域を借りたいとMVNO事業者は思うでしょう・・・おそらくほぼ全社。
借りる側のことを考えてみてください。24時間使える為の設備なのに特定の時間に集中して使われてしまうとそこのピークにあわせた設備投資をしなければいけなくなります。
それ以外の時間帯は寝てるかあんまり稼動していない設備になってしまうので、費用としてはその「最混雑時間帯」の帯域料金を高くしないと成り立たなくなります。
それを国の主導で値上げは許さない(値段維持で時間変動制にするという意味)とか、そんな考えが許される方がおかしいと思います。
>うまちゃん さん

そうですね、今のMVNO事業者は多すぎだと思います。
とはいえ地元ケーブルテレビが加入者向けに提供しているものだったり小規模な事業者も多く、そういう所は細々と今後もやっていくんじゃないでしょうか。
現在は約720社でしたっけ・・・既に撤退している所もいくつもありますが、それより増えているのが多いです。

チキンレースで全てが消耗され何も残らないこともあります。(残った事業者が勝ち組になるとは限らないという意味)


>親会社の資金力があるので、生き残りの有力候補ではあるのかな。

それって、mineoがUQに文句言ってるのと同じことをmineoがやってるという意味にもなります。
mineoの事業は赤字だと聞きます、現時点でもそうかはわかりませんが。
それってお金はどこから沸いて出てくるんでしょうね?
沸いて出てくるわけじゃないので、会社としての利益を削って・・・つまりは他の事業で儲けた分から持ち出しをずっと続けてることになります。
それはつまりmineoの収益ではmineoの事業は成り立っていないということになり、mineoがサブブランドの速度に対して吠えているのと同じことをmineoがやっているということにもなります。
中小のMVNO事業者から見ると「mineoもズルイ」と言われる可能性があるということです。

特に「プレミアムコース」は単体では赤字は確実で、そこだけ切り取ったら事業としては成り立ちません。
mineoはmineo内でもそういう資金を投入した赤字サービスをやっているのに、他社はダメなんてなぜ言えるんでしょうか?
例えば、鉄道の相互乗り入れでは、A社線からB社線にA社の車両が直通すると、B社はA社の車両を使って自社線を運行するために、A社に車両の使用料を払わなければなりません。これをどう処理しているかというと、B社線からもA社線にB社の車両を直通させ、走行距離を同じにすることで使用料を相殺しているのです。この仕組みはA社とB社の2社間の取り決めの問題であり、国がとやかく言うことではありませんよね。

おそらくですが、KDDIグループとUQコミュニケーションズは、KDDIグループのLTE回線と、UQのWiMAX 2+回線の相互乗り入れによって、回線使用料を相殺しています(どちらかの持ち出しが多いかもしれませんが)。これも同様に、KDDIグループとUQの2者間の取り決めです。

通信設備を持たないmineoは、相互乗り入れではなく片乗り入れということになります。回線の使用料は相殺できないので、全額を支払う必要があります。これも、mineoとKDDIの2者間の取り決めであり、本来は国が介入すべき話ではないはずです。

国が介入している争点は「健全な競争を阻害しているか否か」の1点に尽きると考えます。総務省によれば、KDDIグループはUQにも他社にも平等に回線を卸しています。回線使用料については、健全な競争を阻害しているとは言えないでしょう。
KDDIと相互乗り入れしているので、他社から見るとUQの回線使用料が安いように見えていますが、UQはWiMAXのアンテナを立てるために、土地代や、他社の鉄塔・ビル屋上の使用料を支払い、基地局設備の購入、鉄塔の建設などの工事を行い、電気代も支払っているはずです。決してUQが一人勝ちで稼いでいる訳ではないはずですし、KDDIが関西電力に支払った電気代でmineoの運営費を事実上補填している可能性だってあります。

現状、au網を提供するMVNOができることとしては、iPhoneでテザリングができる自社のキャリアプロファイルを作ってくれるようKDDIに依頼するぐらいではないでしょうか。
Phantom さん
> MVNO事業者全体でそういう意識で値段を維持(安くしない)すれば、こんどはユーザーから「談合だ!」とか言われるんでしょうか。

各社同額ではなく、2GBが800~980円くらいで競争すれば良かったと思いますよ
理論上の原価率が97%なんて有り得ない数字ですから
原価率が60%くらいしかなくても、下げ惜しんでいるとか言われないでしょう

> なぜいつも総務省になんとかしてもらおうと考えるんでしょうか?

今の状態は、MVNOの力ではどうにもならないからですかね

> 競争して値下げしていって品質が保てなくなったからといって「仕入れ値が高いからだ!」というのはおかしくないですか?

慣例的に料金は値上げできないから
現状を打破する方法は接続料を下げるしかないというのは確かでしょうね。

個人的には、終日帯域幅固定での現状の接続料は安いと思っていますよ
ただ、MVNOが戦略を間違った結果、終日帯域幅固定での契約では
MVNOの品質を向上できない状況になってしまっています

ちなみに、意見の契機は、接続料が毎年値下げされていることです。
例えば、ある4月に1割下げないといけない計算となった時
接続料を下げない代わりに、好きな時間帯に1割の増量を認める。
そうすれば、接続料値下げがMVNOのデフレに回ることは防げる。

でも、MVNOから見れば本来の終日帯域幅固定の接続料が下がれば
帯域が終日1割増えるのに、特定の時間帯だけ1割ではむしろ損になる。
代わりに、特定の時間帯だけの増量を15%か20%にして欲しいが…

MNO側の経費は最大で効いてくるらしいので
終日1割増でも特定の時間帯だけ1割増でも変わらないということですよね

> その「最混雑時間帯」の帯域料金を高くしないと成り立たなくなります。

好きな時間帯だけ上乗せできるように変更した時に
上乗せ部分を割増料金にするというのは有りだと思っています

例えば、上乗せ部分は終日料金の1時間分の2倍を徴収しても
24分の1×2=8.3%増しだけで、昼休みの帯域を倍にできることになります。
(MNO側の経費は最大で効いてくるということであれば
8.3%だけ収入が増えて経費が2倍になるのでMNOは損ですけどね)
Phantomさん

もしMVNOが、キャリアと同じ通信料金に値上げしたら、キャリアと同じ速度が出るだけの帯域を借りられるんでしょうか。
私にはちゃんと計算できないんですが、多分無理ですよね。

「高いのに遅い」では勝負できないから、「安くて遅い」市場しか狙えないんだと思います。

その上に更にキャリアは、通話し放題だとか、端末購入補助だとかやっていますが、そんなサービスは弱小会社には無理ですし。

年々一人当たりの通信量が増えているそうですが、MNOの速度が年々遅くなってるとは聞かないですよね。

MVNOが安売り競争で、自分で首を絞めている事だけが原因とは思えないんですよね。
接続料の値下げが、通信の進歩に追い付いていないんじゃないかなあというのが、素人考えでの推測です。

通話の基本料も通話料金も高いですしね。
さとさん

> 年々一人当たりの通信量が増えているそうですが、MNOの速度が年々遅くなってるとは聞かないですよね。

一般消費者から見れば、キャリアというと水掛け論のショップ店員が思い浮かぶかもしれませんが、キャリアには一人あたりの通信量が増えても遅くならないよう研究開発をしているチームがあります。例えば、LTEはドコモなどの日本企業を含む研究チームが標準規格を策定したものです。
他にも、高層ビルの所有者にお金を払ってアンテナをつけさせてもらったり、繋がらないと言われた地区に出向いて電波の調査、基地局の調整、建設などを行っています。

こういった諸経費も考え、利益も考えて(キャリアは国営ではなく、営利組織ですから)接続料金は決められています。それでも接続料金は毎年下がっているようですが、易々と下げられるものではないはずです。
ましてや国の力で下げろと圧力を掛ければ反発は必至でしょう。
接続料を下げる/時間貸しをの議論が続いているようですが、そもそも論としてこれらの設備はMNOがお金と技術を大量投入して構築し、それなりのコストをかけて維持しているインフラである点についても、もう少し考えるべきではないでしょうか。
例えば、私道を誰かが作ったとして、そこを通ると近所の人たちがすごく便利になるから作った側に貸してほしいと要求したとします。しかし作った側は自分が必要で一番忙しいときにこのくらいの幅と強度が必要という計算で道を作ったので出来れば貸したくありません。そこで役所が間に入って、実際に必要な費用を払う条件で貸すようにと定めたわけですが、この"実際に必要な費用"を際限なく下げろと言われると道路が荒れ放題で維持できないし、作った張本人が一番使いたいときだけ借りる側がそのタイミングで沢山借りたいから他の時間帯使わなかった分だけ余分に使わせてと言っても通らないと思います。
勿論携帯電話網に使われている電波は公共のものですから、それを独占使用している側は譲歩を求められる範囲も大きいと思いますが、時間ごとの帯域変更の強要や際限のない値下げ要求が物理的にできない事の参考にはなると思います。
あと、MNO側は自分で網をカスタムして作っているが故に効率化やサービスの柔軟性向上では当然有利になりますが、そのノウハウだってタダで得たものではありません。以前NTT東西に光ファイバを本単位ではなく分岐単位(1/8本とか)で貸出すべきだと言っていた誰かさんが居ましたが、その分岐技術はNTTがそれなりに手間をかけて編み出した技術ときちんと計画して分配しないと破綻する性質のものだった点は全然無視しており相当揉めておりました、お店に行ってレンタカーを1/3台常時貸してほしい(そして用途の制限は受けたくない)と言ったら多分相手にもされないと思うのですが…

#もし役所がごり押ししたら構築/維持費用を税金で全部払えと言われる可能性も
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