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なぜ最近になって新型コロナ新規感染者は減少したか?

新型コロナ新規感染者は8月19日~21日にかけて
全国で2万5千人を上回りましたが、
今日は全国の新規感染者が約3か月半ぶりに千人を切りました。
東京でも、一時期5千人を超えたのがここ最近急激に減り、今日まで3日連続で200人以下と、特に土日では今年最も少なくなりました。

9月のシルバーウィークで人流が増えたような報道もありましたが、
最初の3連休から2週間経とうとしている今「増えた?」と言った感じです。

皆さんはなぜ減ったと思いますか?

なぜ最近になって新型コロナ新規感染者は減少したか?
69件の回答
ワクチン接種が進んだ
32% 22件
その他(コメントお願いします)
20% 14件
ウィルス自体が弱体化した
19% 13件
個々が感染を回避するための行動を取った
12% 8件
人流が減った
9% 6件
個々が自然免疫を獲得した
4% 3件
気象条件が影響した
4% 3件

129 件のコメント
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>> fsm さん

確かにいい息抜きだったと思います。
複合要因でしょうが、ここに書かれていない一つの大きな要因として、もともと感染に注意せず行動してきた人が既に片っ端から感染して自然免疫を手に入れてしまったのではないか?という声も見受けられます。
ウイルスを積極的にまき散らす人が大幅に減ったということですね。

今日たまたま近所の公園に行ったのですが、ほとんどの人がマスクをしたまま公園で遊んでいました。(外人もしていました)
そこまでしなくてもと思ったのですが、特定の人を除けば確かに多くの一般の住民は過度なまでに律儀なようです。

いずれにしましても緊急事態宣言終盤から緩んできているので、来週から再来週の結果を見ないとまだ安心はできません。
ここで大幅に増えなければ、一気に安心度は高まりそうな気はします。感染した人の感染原因を解明すればいいので。

>> よっちいぃ さん

まあ、様子を見ながら少しずつ「自己の判断で緩和可否を考える」のも必要でしょうけどね。

私の場合はもともと「冬になると扁桃炎を起こしやすい」ので、以前からマスクは必須でした。
なのでまた今年も変わらず「普通にマスクする生活」だったりします。

ひとまずさらに研究が進んで「重症化しないパターンの組み合わせ」とか「発症してしまうパターンの組み合わせ」で確定的なものが見出せてきたら、それを避けるようにしつつ「最後は自分の管理」って感じですかねえ。

※もちろんしばらくはワクチン接種も必要になると思いますけど。
 SARS-CoV-2ワクチン、保険適用外で接種したら
 いくらになるのかなあ?。それなりするんだろうなあ。
 (少なからずインフルエンザワクチンより高い可能性も覚悟ですが)

>> marumaru218 さん

> ワクチンは重症化予防であり、感染予防ではないと読んだことがあります。

これはまあ、感染予防を正確には計測できないからです。無症状者との区別が出来ない場合が多い。
しかし実際は、しないよりは予防効果もあると考えられており、たとえば、イスラエルの保健省や同国の別の研究機関ではそれぞれ、80%以上と30%程度に過ぎないという効果の違いを報告していますが、低い方でも予防効果を認めています。

NHKの特設サイトでも
> さらに実際の社会でワクチンが使われるようになってからは、感染そのものを防ぐ効果も確認されるようになってきました。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/qa/detail/qa_01.html#mokuji3

ただ、医療的に絶対にあると証明は難しいのところがあるので、治験結果の出ている、発症の予防や重症化の予防となっているわけです。

しかし、今回のスレの主題のような感染者の増減議論では、『予防効果』についてとも考えるべきだと思っております。
(予防効果があります、30%ですとか行ってしますと、イメージ的にワクチン接種の効果が無いと思われかねず。
「発症防止効果、重症化の防止効果が高くあります」としたほうがワクチン接種へのイメージが良いかと)

>> よっちいぃ さん

「個々が感染を回避するための行動を取った」
というのが、具体的に何の行動が感染を回避するか、という事です。

今回、人流(夜間滞留人口)と感染者減少との相関が無かった事で話題になりました。
緊急事態宣言でも、街の人出が全く変わらなかったそうです。それでも感染者が激減しました。

だから今迄の飲食店を閉める対応はおかしい、などと言われていますが、実際には「人の移動」が関係していた。しかも通勤ではなく行楽目的、という事です。(もちろんワクチンも影響)

そして夜間滞留人口は、感染者が少ない時には相関があり、感染者が増えると行楽が関係する、という事です。

西浦教授は、去年雨後の竹の子のように現れた「にわか予想屋」とは全く異なりますよ。橋下さんが吠えるのはただの芸風ですよ。
季節性要因、冬にまた増えると思います。
>ワクチン接種率によって山の高さは変わるが、減少速度はあまり変わらないように見えますが。

えっどういう意味???難解過ぎてわかりません(笑)

感染者1人が他人に感染させる人数が、1を下回ったら山を越えます。1人が1人以上に感染させる限り、頂上に達する事無く増え続けます。

ワクチン接種によって、1人が他の人に感染させる人数が
「6月21日時点と比較すると、8月末で約2割減少」
という事です。
2割減少して1を切れば山を越えます。2割減少しても1を切らなければ山を越えません。

デルタ株は、1人が他人に感染させる人数が、従来株よりずっと多いです。
1人が1.3人に感染させる状態で、ワクチンで2割減っても増加し続けます。
1人が1.2人に感染させる状態で、2割減ったら減少が始まります。

>> さと さん

すみません。先程のコメント少し文章がおかしかったので。若干直しました。
西浦教授の描いているグラフが正しければ(正しいはず!^^;)、ワクチン接種率によって山の高さは変わるが、減少速度はあまり変わらないように見えます。
 ただ、予測が今まで外れてることが多かったような気が^^; 過大な予測はすばらしいという人もいるようなので、なんともですが…

>> ジョニー23k さん

>ワクチン接種率によって山の高さは変わるが、減少速度はあまり変わらない

山の高さと減少速度の話は、上のコメントに書いた通りで、山の高さも減少速度も、1人が何人に感染させるか(実行再生産数)で決まります。

「山の高さが変わる」とは、実行再生産数が減る時期が早く来たという意味です。「減少速度が速い」というのも実行再生産数が減っているという事です。

どちらも同じ事を示しますので、片方が多くてもう片方が少ない、という事は有り得ません(実行再生産数の減り方が一定の場合)。
あるとすれば、山の頂上の時期の前後で、実行再生産数の減少率に変動があるという事です。
なので、その文章の意味や意図がちょっとわかりません…


>予測が今まで外れてることが多かったような気が

今まで当たっていることの方が圧倒的に多いですよ。そんなに信用できないのなら、日本の赤ちゃんや子供が受ける予防接種も、成人男子向けの風疹の予防接種も何もかも信用できず無意味だと言っている事と同じですよ。同じ理論で(西浦教授の計算で)接種対象者が決められています。

>> さと さん

おっしゃっている意味はわかるのですが、実際は、ワクチン接種率が日本に比べて3分の1ぐらいでも感染拡大開始からピークアウトまで日本とあまり変わらないようなインドネシア、タイ、ベトナムとかありますし。ワクチン接種だけでなく感染者の増大によって抗体を持つ人も増えてくるので、一種の集団免疫効果が出ている可能性もあります。
実際は、PCR検査の陽性者しか現状はわかりませんが、知らないうちに無症状のまま感染している人がどのくらいいるのか。東京や大阪なので大規模な抗体検査をすれば状況がわかるのではないかというわけです。(ただ、最近はワクチン接種率も上がってきたので、8月当時の状況がわからないでしょうけど)

>> さと さん

西浦さんのやっていることはすべて間違っているとは思いませんけど。外れたときは外れていると…

スクリーンショット_2021-10-03_22.03.37.png

シンガポールと日本のワクチン接種状況を比較すると、シンガポールは日本より2〜2.5ヶ月早く接種した人が多いようです。
その影響かどうかは分かりませんが、9月に入って急に感染者が増えてきました。
9月プラス2〜2.5ヶ月だと、日本では11月に相当しますので、行動制限の緩和や国境開放などを進める際には慎重に行ったほうが良さそうです。
弱毒化したのでしょう(若い世代は相当数無症状で感染した)
接種率からワクチンで感染者が減ったとは思えないです(重症化を防いだのは確か)
6波はあるか?(大きな数PCR陽性者は増えない)ないと思う
PCR陽性者1000人は普通に起きるが、危機的な状況にはならないと個人的に思う
引き続き、肥満、糖尿病、高血圧、心臓疾患の方は死亡リスクが高いのは同じなのでワクチン接種をお勧めします(BMI 25以上の方も)
行動制限は殆ど意味が無い結果であったと個人的には感じる
新型コロナワクチン接種完了で特定免疫は得られたのですが、今後、インフルエンザ等で亡くなる方が増えない事を祈ります
よっちいぃ
よっちいぃさん・投稿者
Gマスター
西浦教授だけでなく、分科会の尾身会長もですが、ここ最近の感染者減少の理由を科学的に説明できてる専門家が見受けられない感じがします。できなければ政権というか国民に見放されるでしょう。
弱毒化って致死率が下がるだけで、逆に感染力は上がるのではないでしょうか?
例え弱毒化しても感染者は減少しないと思います。

リーレクリニックのHPには
----------
ウイルスの弱毒化とはウイルスが生存するための特性の一つです。
ウイルスが生き残るためには、宿主(今回なら人)に死なれてが困ります。
宿主が死ぬとウイルスも生きられないからです。
ですので致死率が低く、かつ感染力の高いウイルスが生存に適しています。
----------
https://www.lireclinic.com/column/コロナウイルスの弱毒化について/
より引用しました
よっちいぃ
よっちいぃさん・投稿者
Gマスター

>> rinkyoh さん

ワクチン接種が進んで抗体持ちが増え、感染したくてもできなくなっているのもあるかも。

あるいは抗体が時間経過で減ってる人らが…
ジョニー23kさんの仮説は、

●人の移動(行楽)が減ったことは無関係で、
●ワクチンも無関係で、
●世界的に人々が知らぬ間に無症候感染して免疫を獲得した

という事でしょうか。
自然免疫獲得の仮説は、大規模抗体検査でわかるでしょうし、可能性としてあるかも知れません。

それはわかるのですが、、、
「西浦教授は信用できないから」という理由で、ワクチンは関係ないとか、行楽による移動が減ったのは無関係とか仰ってるのは、さすがに意味不明だなあと思うところです。
●人の移動(行楽)…人流については必ずしも否定しているわけではなくて、海外由来の変異株については明らかに海外からの入国者、帰国者が持ち込んだことには違いないので。ただ、日本国内での、いわゆる「人流」と流行曲線と常に一致しているの?
●ワクチンはまったく関係ないとは思わない。すでに感染した人もあるし、特に今回の第5波ではPCRでは調べていない感染者がどの程度いるのかということで、それを調べるとなにか見えてくるかもしれない。ただ、これまでの第4波まではワクチンはほとんど関係なく、流行の波ができていたわけで。
●流行の波と変異株の入れ替わりが何らかの関連がありそうだが。それと、日本と関連が深そうなアジア圏やアメリカの動向を見ると、日本の感染状況となんらか関連がありそうに見える。単なる偶然か、必然か。
例えば、アメリカと日本の感染状況(100万人あたりの新規感染者数)を見ると、アメリカのほうがはるかに振幅が大きいが、周期は日本とよく似ている。特に世界全体(平均)と日本の感染状況が驚くほど周期が同じ。今回のデルタ株では日本は一時的にすごく増えたが、結局今の所、周期はほぼ同じ。
誰かこれを理論的に説明してくれないか。
その他の理由
路上飲みする様な迂闊な人は一通り感染してしまったから

>> さと さん

ワクチンは効果なしとは一言も書いていないつもりですが。
「西浦教授は信用できないから」とも思っていないです。ただ、予測がかなりはずれているときがありますし。もちろん、科学者は自分の予想があたるときもあれば、外れるときもあるので。

相関.png

>> ジョニー23k さん

>日本国内での、いわゆる「人流」と流行曲線と常に一致しているの?

上と同じリンク先の画像です。
人流にも中身が色々あるそうで、それと感染者数増減との相関について書かれています。

「人流の中でも、移動率と実効再生産数が強く相関する。」これは海外でも知られている事だそうで、テレビでも他の専門家も言っていました。

「緊急事態宣言下で感染者が多い間は、移動率が有用な傾向があった。他方、流行サイズが小さく、伝播の場が主に夜間の繁華街が中心的である間は、夜間滞留人口がより正確に実効再生産数の時間変化を捉えている。」
という事です。

他には、連休は東京駅などの人が激減するが(通勤者が減る)、感染者が増えるそうです。他方、連休は行楽で新幹線などでの移動が増えて、感染者が増えるのだろう、という事です。

https://www.google.com/search?q=東京でなぜ感染減少?「ワクチンと移動率」が関係

>> ジョニー23k さん

>これまでの第4波まではワクチンはほとんど関係なく、流行の波ができていたわけで。

これは、自粛による接触減の効果が大きい、というのが一般的な考え方だと思いますよ。

>> さと さん

なんだか都合の良いデータを見つけて因果関係があると言っているような気がするのですが。
しろうと考えでは小中高等学校は9月になって学校が始まり、生徒同士の濃厚接触が相当増えるはずなのに、実際は夏休みよりも子どもたちの新規陽性者数は減っているのではないでしょうか。(高校生はおとなしいでしょうけど、子供の様子を見ていると、いつ感染爆発が起こってもおかしくないような実態ですけどね)
それに子どもたちはまだほとんどワクチン接種はしてませんが。
正直言うと、よくわからないです。

アメリカ、世界10-4.jpg

実はここの掲示板でもちょくちょく紹介していますが、自分に都合の良いデータですが。^^;
実は矛盾しているようですが、人流との関係はまったく否定ではありません。これはアメリカと日本、世界の100万人あたりの新規陽性者数ですが、アメリカの振幅は大きいですが、アメリカの波動に同期しているように日本も変動しているように見えませんか。世界と日本だけ見たのが2つめ。単なる偶然か。

新型コロナウイルス_ゲノムサーベイランスによる系統別検出状況.PNG

もう一つ気になっているのが、日本の感染の波と変異株の移り変わり。先日もTVのニュースキャスターでこれを元にしたグラフが紹介されていましたが、ある変異株が主流であってもそれがやがてなんらかの理由で衰退していくと別の変異株が台頭してきて次の波を形成している。

>> ジョニー23k さん

>小中高等学校は9月になって学校が始まり
高校生はともかく、小中生の移動範囲なんてたかが知れてますから感染者との接触確率は低いでしょう。
一度入ればそれなりに広まるにしても。

大学生の方がキャリアとしてはインパクトあるんじゃないすかね。で、大学生が動き出すのが9月半ば。その影響は10月にならないと。

>> ジョニー23k さん

>アメリカと日本、世界の100万人あたりの新規陽性者数

世界最大の感染者排出国がアメリカだから、世界平均がアメリカの患者数に引きづられるのは当然。

それと、世界人口の8割超は北半球に分布してますから、北半球の動向しか反映されない。

生活パターンが、だいたい似るんじゃないすか?休暇時期とか。大学の長期休暇もシンクロしてるし。
>相変わらずですね😅

失礼ですが、以前コメント交わしたことありましたかね?お名前に見覚えがなくて。記憶力が薄弱で申し訳ない。

根拠はあちこちに書いてきたので、そちらを見ていただけていればよかったのですが、Ewaldの著作などは和訳も出ているし読んでいただけると。

>> fsm さん

おっしゃるとおり、アメリカが世界最大なので世界平均がそれに影響を与えているのは当たり前なんですが、生活パターンだけなのでしょうかね。今回のデルタ株が世界各国に広まって多少の時間差があっても同時多発的に各国で流行が起こっているので、これを単に日本国内だけの人流だけでは説明できないでしょうと。
おそらくα株でも各国で同じようなタイミングで入っていれば、似たような波を形成していたと思われるのですが、データがないので確証がない。

>> fsm さん

>高校生はともかく、小中生の移動範囲なんてたかが知れてますから感染者との接触確率は低いでしょう。

以前、ちらっと見た東京都のデータでは子供の場合、夏休み中は家庭内感染が主流だったのですが、9月に入ったら家庭内感染が減り、学校内での感染も減っていたように記憶しています。飲食店でお酒を飲むわけではないので、家庭内感染が減れば、それほど問題はないかもしれませんね。
よっちいぃ
よっちいぃさん・投稿者
Gマスター
観光客がどっと訪れたシルバーウィーク最初の3連休から2週間経ちましたがいまだに減少傾向です。これはどう説明できますか?
ワクチン接種+大規模な山火事で集団免疫に達したのではないかと妄想。

>> よっちいぃ さん

シルバーウィークは大阪は緊急事態宣言中で自粛ムードでしたが、7月以前並みに観光客が増えていたのでしょうか?
だとすると行楽の移動との相関が無くなりますね。
ワクチンがそれを上回るほど効果があった可能性もありますが…

その観光客と「個々が感染を回避するための行動を取った」との関連は?感染回避=観光も避ける、ですよね。

>> よっちいぃ さん

>これはどう説明できますか?

ご自分の考えはないのですか?

ワクチン2.png

>> よっちいぃ さん

西浦教授の資料(9/15)では、ワクチンで9月末には実行再生産数が半減するみたいなので、移動が増えても感染者減少するのは、やっぱりワクチン影響が大きそうですね。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000833568.pdf

>> ジョニー23k さん

>なんだか都合の良いデータを見つけて因果関係があると言っているような気がするのですが。

因果関係は証明できないでしょうけど、世界的に相関がある事が知られているそうなので、日本だけ偶然に一致したのでは無さそうですよ。

また私の疑問として、ワクチン影響がある上で相関があるなら変だなと思っていましたが、ここ見ると(p.78)ワクチン免疫を加味した上で一致しているみたいです。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000833568.pdf

また夜間滞留人口も相関があるようですね。
p76の記載
「結論:夜間滞留人口の微増があろうとも予防接種による免疫が重なって、今後、一過性で感染者数が減少する可能性がある(ただし、伝播が起こりやすい場において下げ止まりがある可能性は残る)」
よっちいぃ
よっちいぃさん・投稿者
Gマスター

>> さと さん

最近の週末のテレビニュース見ても、週末の都市部の主な駅・主な行楽地の人出は前週比増加という話ばかりでしたからね。それなのに何故減ってるという…。
よっちいぃ
よっちいぃさん・投稿者
Gマスター

>> fsm さん

正直言って自分はわかりません。
誰か明確に説明してくれというのが正直なところで、問題提起した次第です。

>> さと さん

西浦さんの記事には「西浦氏らは、ワクチン接種が進むにつれ、実効再生産数の低下にどの程度、寄与するかについても推定。6月21日時点と比較すると、8月末で約2割減少させているとの結果だった。」
これは理論上なんでしょうか。実際の実効再生産数は7月31日をピークに一貫して上がって、7月31日あたりから下がっていっていますが。7月31日まではワクチン効果は出なかったということなのかな。おかしいですね。ではその原因は何なのでしょう?

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>> ジョニー23k さん

ワクチン効果をどうやって計算しているか全然わかりませんが、もしかしたら単に国民の中の接種人数や割合で効果を計算しているのかも知れません(私の勝手な推測)。

6月21日を1とした場合のグラフが上記で、最初は徐々に効果が現れ、接種者が増えるに従って大幅に、実行再生産数を大きく下げて行くみたいですね。

一方、実行再生産数が増え続ける時期はあると思います。例えば、人の接触がどんどん増えて行く時期や、ウィルスの感染力が強まる時期(変異株に置き換わる時期)など、ワクチンとは関係ない何かの要因で起こります。

その実行再生産数が増えている時期に、ワクチンの効果が発揮されても、増え方の傾きを少し緩める程度にしか働かず、減少に転じない事はあると思います。

それが7月中旬まで増え続けた状態で、その後、人の接触が減った事とワクチン接種者が増えた事との相乗効果で、減少に転じたのではないでしょうか。

(関係ないですが、実行再生産数のピークは7月末じゃなくて7月中旬みたいですよ)

>> さと さん

自分のコメントに補足です。

>人の接触が減った事とワクチン接種者が増えた事との相乗効果で、減少に転じたのではないでしょうか。

と書きましたが、他にも実行再生産数を減らす要因は色々あって、ここに皆さんが書いている色んな仮説でも、もちろん減りますよね。
>その実行再生産数が増えている時期に、ワクチンの効果が発揮されても、増え方の傾きを少し緩める程度にしか働かず、減少に転じない事はあると思います。

なるほど、そうですね。私もそう思います。

>実行再生産数のピークは7月末じゃなくて7月中旬

えっと、東洋経済のグラフでは東京都では7/31がピーク、全国では8/1になってましたよ。(^^)

東洋経済.png

>> ジョニー23k さん

上は東洋経済の「簡易的」実行再生産数の計算式ですが、新規感染者数の報告された日になっているので、「報告の遅れに影響を受けることに注意」と書かれています。

本来は、感染日が実行再生産数の日になるみたいです。だから西浦教授の報告では7月中旬になっています。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000833568.pdf

キャプチャ.PNG

>> さと さん

なるほど。

ところで、西浦さんが6月の初め頃に予測した記事。

8月初めに再び緊急事態宣言レベルの感染拡大 8割おじさんこと西浦博さんが最新のシミュレーションを公開
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-nishiura-20210609
予測が大きくなっているのはさておいて。SIRモデルはよくわかっていませんが、単純に各年齢層の総和で見ると、高齢者の接種率が上がると全体の山の高さが下がるというように見えます。
 それと高齢者の接種率に関わらず、若者層の新規陽性者数はどこかの時点で必ずピークアウトして減少していく。人流も関係なしに収束が起こるということでしょうか。

>> さと さん

感染日ベースで実効再生産数のピークが7月中旬だとすると、オリンピックの実施は影響なかったということでしょうか。

>> ジョニー23k さん

リンク先の記事は今日初めて見ましたが、凄いですねー。6月9日時点でこれだけ計算できていて、しかも書かれている通りの事が現実になっている事に驚きです!

今より未来の話としては、、、
「7月末までに高齢者の接種率が90%以上に達すれば、来年1月に5回目の緊急事態宣言を出すことは避けられる見通しが示された。」
よく調べていませんが、7月末で90%以上は行っていなくて10月現在で9割くらいでしょうか。でも7月末で7割くらいは行っていたでしょうかね。
これが真冬の第6波に影響して来るのですねー。

さて、コメントされている話に戻ると
>高齢者の接種率が上がると全体の山の高さが下がる

というのは..?このグラフは積み上げグラフではなく、折れ線グラフが複数重なっている状態なのでしょうかね。だとすると総和が減っている事になりますね。

>若者層の新規陽性者数はどこかの時点で必ずピークアウトして減少していく

緊急事態宣言をしない場合と書かれているので、感染して自然免疫を得た人が集団内で増えて行って感染が収束して行くというグラフですかね?
上のツイッターの動画は感染症のモデルみたいですけど、下の方のグラフは山を描いて収束して行っています。これと同じ事なのではないでしょうか。

>> さと さん

グラフの補足:
緑が健康な人、
赤が感染者、
青が感染後に免疫を得た人、
黒が死者
です。

>> ジョニー23k さん

オリンピックの事は私にはわかりませんが、
「緊急事態宣言が出ているのに、夜間対流人口が少ししか減っていない、もっと減らさいとデルタ株は抑えられない」
みたいな事を西浦教授が言っている記事を当時見た覚えがあります。

ピーク時は実行再生産数が2くらいありましたから、これが人流が少し減って仮に1割抑えられて1.8になっても、感染急拡大には変わりないです。対策がうまく行っていなかった事は間違いないんじゃないでしょうか。
実際に、8月には病院に入れず亡くなる人が多数出てきて、先進国にはあるまじき状態だったと言われていますよね。
よっちいぃ
よっちいぃさん・投稿者
Gマスター
西浦教授と言えば最近はこんなニュースが。

西浦博教授の後悔 東京五輪を「嫌われても強く止めておくべきだった」(文春オンライン)※9/1配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3cfd403214bb420e1f07538db77537ce64b6670

文春の取材に「ここまで厳しい状況になるなら、社会から批判を受けてもいいから、もっと身体を張ってでも政府に強く進言しておくべきでした」
とありますが、8/20を境に減少傾向となり、
コメント欄見ると「五輪との因果関係についての説明がなってない‼︎」とのコメントが相次いでます。こう言った批判を彼は覚悟できていたのでしょうか。

>> ジョニー23k さん

リンク先を見て
「ワクチン接種率によって山の高さは変わるが、減少速度はあまり変わらないように見えます。」
というのが、このグラフの事を仰っているのだと今わかりました。

確かに、人口の中で免疫を持つ人の割合が増えているのに、山の頂上の日付が4つのグラフとも同じに見えます。
もう一つ気になるのが、年齢層によって頂上の日付が異なる事です。山の高さと関係なく、若い年代は頂上に達するのが早く(山頂が左寄り)、年齢が上がるにつれて頂上に達するのが遅い(山頂が右寄り)です。
これって、どういう計算でこうなるのでしょうね(何かの定数?)、ちょっと頭を捻って考えてみます。難しい...