iPhone - iPad での着信同期

音声通話に関してはiPhoneとiPadが同じWi-Fi（厳密には同一LAN内）に接続されている必要があります。
実際に電話を繋げているのはiPhoneなのでiPhoneの電源が入っていて、携帯回線に接続されている必要があります。
固定電話の親機、子機の関係に似ています。
＜携帯回線＞→＜iPhone＞→＜LAN（Wi-Fi）＞→＜iPadやMac＞

SMSに関してはiPhone、iPadは同じWi-Fiに接続されている必要がありません。
違うWi-Fi、4G/5Gでもインターネットに接続されていれば送受信できます。
ただし、音声通話と同じく、実際に送受信するのはiPhoneなのでiPhoneの電源が入っていて、携帯回線に接続されている必要があります。
＜携帯回線＞→＜iPhone＞→＜インターネット＞→＜他のiPhone、iPadやMacなど＞

iMessageとFaceTimeに関しては１台目、２台目などの概念はなく、iMessageにサインインしている端末それぞれとiMessageサーバーが直接やり取りして送受信します。
端末毎に受信する電話番号、アドレスを選択できます。
この電話番号やメールアドレスはApple IDに関連づけられます。
iPhoneとiPad両方で受信用アドレスの電話番号にチェックを入れておくと両方の端末で受信します。
音声通話やSMSのようにiPhoneの電源が入っている必要もありません。
＜相手方＞→＜iMessageサーバー＞→＜インターネット＞→＜iPhone、iPadやMacなど＞
但し、電話番号をiMessageの送受信に使用するには契約中のSIMをiPhoneに挿してアクティベートする必要があります。