Dプラン デュアルタイプで相手側から着信しない（履歴がない）ことはあるのか？

以下はau3G携帯を長年使ったことから「推測」した仕様です。4Gでは確認していません。

　au3GはCDMA 1x WINという方式を使っています。今回はこれをサービス開始当時の正式名称「au電話」と書きます。

・フクロウ猫さんが、au電話にすれば不在着信はSMS(Cメール）で通知されるため解決しますが、au電話は既に新規受付を停止しているため、根本的な解決策は無いと思います。

　ここで勘違いしやすいのは、呼出音（プルル～）は相手側の音着信音をマイクで拾って返しているわけではなく、相手（携帯）電話への接続要求信号に対して接続可能であるという信号が戻ったことを発信者側に「呼出音」という方法で通知しているものです。

　CDMA 1x WINでは着信先と一瞬でもつながれば呼出音を返しますが、発信元又は着信先の状態が不安定で一瞬だけつながった場合、着信側では「着信音」が鳴らないまま、発信側では呼出音が出続けます。音声通話用の電波方式と、発着信号（Cメール含む）は電波方式が異なり、多少電波が弱くても届くようになっているのでこの状況はあり得ます。

　この場合は着信履歴が残らないため、au電話には他社にはないSMS(Cメール）による不在着信通知が標準で付いていたと思われます。（推測です）

　実際に電波の悪い状況でau電話の画面を見つめていたのに、着信音は鳴らず、突然Cメールの不在着信通知が届いた事例があります。折り返し電話をかけたところ、相手側では呼出音が鳴り続けていたとのことでしたから、今回の状況によく似ています。

　技術的にはCDMA 1x WIN、トリガーとなるのは発信者若しくは着信側の移動状況による一瞬の電波不安定で、マイネオの問題ではないと「推測」されます。
　そもそも「無線」は不安定で接続を約束するものではないのですが、相手の方に理解を得るのは難しそうです。

　携帯電話会社の電波の都合（敢えて相手側とは言わない）で、携帯電話では「呼出音が鳴っても着信音が鳴らないことがある」ことを説明して、急ぐ場合はSMS（Cメール：有料です）を使う、電子メールで連絡を依頼するか、au3Gが停波する2022年3月を待つしか手はなさそうです。