Aterm HT100LN に取り付けるSIMについて

>>2 motti1さん

少々難しい内容かもしれませんが少し補足しておきますね。

au 網の構成には

・CDMA2000 回線
　3G 回線

・3G を利用できる古い世代の au 4G LTE回線
　LTE 端末が利用（非VoLTE SIM 利用時）
　PLMN 44050

・新しい au 4G LTE 専用の回線
　VoLTE 端末が利用（ VoLTE SIM 利用時）
　PLMN 44051

の３種類があり SIM カードの種類によって使う回線が違う様です。


IIJmio meeting 14
データ通信やテザリングができない
au回線のMVNOサービスで起きている問題 (1/3)
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1702/06/news130.html



Ａプランの nano、micro（非VoLTE）SIM で利用しているのは 3G 回線（LTE 端末での音声通話で利用します）が利用可能な古いタイプの LTE 回線（ PLMN 44050 ）になります。

これに対して VoLTE SIM では音声通話は VoLTE（ Voice over LTE：LTE 回線を利用した音声通話）を使うため 3G 回線の音声通話を使わない（必要としない）ため、新しい方の LTE のみの回線（ PLMN 44051）を利用します。


au の 3G 停波により 3G 回線が停止する事から PLMN 44050 のネットワークが停止すると考えられ、LTE 端末が利用しているネットワークが存在しない状態（利用不可）になるので nano SIM（非VoLTE）で接続する先が存在せず結果的に繋がらなくなる（アンテナ表示が立たない状態）と予想されます。



そうなると Aterm HT100LN で Ａプランの nano SIM（非VoLTE）を利用した場合では au の 3G 停波と同時に接続するネットワークが無い状態となるために通信不可能な状態に陥ると思われます。

Ａプランの VoLTE SIM であれば 44015 のネットワークは継続されているため通信不可にはなりません。


また、au の 3G 停波時に nano SIM（非VoLTE）から VoLTE SIM への SIM カードの再発行を余儀なくされ 2,500円ぐらいの手数料が追加で必要になってきます。

au 本家では切り替えの手数料が無料にするなどの救済措置を行っていますが、３年後に mineo でも同様になるかは現時点では分かりません。


au 「CDMA 1X WIN」サービスの終了について　2018年11月16日
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/11/16/3428.html

KDDI、沖縄セルラーは 2022年 3月末をもって、au の 3G携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」(以下 本サービス) を終了します (該当項目へジャンプします注1)。本サービス終了に伴い、本サービス対応機種とauの高音質通話サービス「au VoLTE」に非対応の機種 (以下 au VoLTE非対応機種) が 2022年 3月末をもって、ご利用いただけなくなります。

本サービス対応機種、ならびにau VoLTE非対応機種をご利用中のお客さまが継続してご利用いただくには、4G LTE対応機種への機種変更が必要となります。
これに伴い、2018年11月16日より、対象となるお客さまが機種変更する際の契約事務手数料を無料とします。