IIJmio Meeting 23(大阪)参加
今回は、ビスコのIIJmioオリジナルパッケージバージョンを頂きました。
お菓子が配布される際、二重に包装されて外包装にIIJmioのロゴが入り、中身は通常の
ものと言うケースが多かったのですが、今回は直接オリジナルのロゴやSIMカードの
イラストがプリントされていました。(^^
今回出展されていたのは、まずシャープさんが前回に引き続き来られていて、
発表されたばかりのAQUOS ZeroのSIMフリー版が展示されていました。
驚いたのは、自社製有機ELディスプレイやフレーム、アラミド繊維で出来た背面
カバーが展示されていた事です。
特に有機ELディスプレイのパーツが触れる状態で置いてあったので、こんなに綺麗に
表示される画面がこんなに薄いのかと実物を見て驚きました。(^^
そして、話題(?)のASUSさんも来られており、ZenFone MAX(M2)の展示がありました。
一応回収となったZenFone MAX Pro(M2)も電源をOFFにした状態のものを見せて
頂きましたが、バッテリーが5000mAhある割には軽量で質感も良かったです。
担当者さんの説明も丁寧で印象が良かったので、早期に再販売が出来る様になる
事を期待したいと思います。
お話を聞いた後、「Maguneic Clip & Band」(1枚目写真右上)と呼ばれるものを頂きました。(^^ゞ
さらに、ASUSのブースでマグネットのついたクリップやバンドとして使えるグッズを
頂きました。
さて、今回のプログラムに関してですが、「IIJmio Updates 2019/1~2019/3」は、
IIJmioさんのキャンペーンの紹介が大半という感じでした。(^^ゞ
次に、「端末ベストバイ2019」というお話が永野さんという方からあり、昨年と
今年の端末傾向の違いが分かって面白かったです。
そして、堂前さんから「DNSフィルタリングをなぜ行うのか」という2019年7月より
DNSフィルタリングを実施する理由や、ネットワークに繋がるパソコンやスマホ以外の
セキュリティの重要性についての説明があり、大変勉強になりました。
私は暫く前から無線LANルーターやADSLモデムのパスワードを初期値から変更
していますが、パスワードの変更が非常に重要だと改めて感じます。
こうした機器で昔に設定をしたまま長年置いている機器があれば、一度点検し、
ファームの更新や、パスワードのが初期値のままなら変更しましょう。
また、無線LANルータの中にはマルチSSID機能により暗号強度の低いWEPも利用出来る
状態になっている事があります。
これに関しても、WEPしか対応していない機器を使わないのであれば利用出来ない様に
変更される事が重要です。
特に、ロジテック製の無線LANルーターの中にはファーム更新をしないまま使うと
マルウェアに乗っ取られるケースが多発している為、ファーム更新が重要で
注意が必要です。
・Mirai亜種が国内の最大2万4000ホストに感染、ロジテック製Wi-Fiルーターの
脆弱性を悪用
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1097777.html
最後に総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 料金サービス課の大塚さんのお話が
あり、携帯料金と端末代金の分離や接続料に関する総務省さんの取り組みが分かり
大変良かったです。(^^
フリートークでは3点程質問しました。
・DNSフィルタリングは、現状では効果があるものの、今後マルウェア側に外部の
DNSサーバーが指定されていれば効果がないのではないか?
→(堂前さん)その通りではあるが、当社でネットワークをモニタリングして調査した所
効果的だと判断して実施を決めている。新たな手法が登場した場合は都度
対応を考える事になる。
・大手キャリアの携帯料金値下げの話ばかり注目され、接続料引き下げの話題があまり
出なくなってきているがどの様な状況なのか?
→(総務省 大塚さん)接続料が適正に算定される様にする為、今まで算定根拠となる
資料を総務省へ提出して頂いていたがそれを有識者にも開示する
事を考えている。
また、音声接続料に関しては8年間変化が無い為、こちらの見直し
にも力を入れていきたい。
・LINEの年齢認証がLINEモバイルを除くMVNOでは出来ない状況となっており大手キャリア
と格差があるが、この点に関してどう考えられているのか?
→(総務省 大塚さん)現状に対して認識はしており対応中。但し大手キャリアだけで
なくLINEという第三者が関わる為、対応は容易ではない状況。
LINEモバイルがソフトバンク子会社というのも認識しており、
精査していきたい。
他にも代理店に問題があった場合の通報窓口は年内に出来る予定という話もあったりして
有意義なイベントでした。(^^
懇親会では、総務省の大塚さんと直接お話が出来、SIMロック解除までの日数のお話
などを丁寧に答えて頂き嬉しかったです。(^^
大塚さんは、ユーザーと直接お話する機会は今まで無かったそうで、私自身も貴重な
体験が出来たと思います。(^^
大阪会場は東京会場より先にあるのがいいですよね。
そうでしたか。(^^;
確かに大阪は東京より先に開催されるのが良いですね。(^^
総務省としては、接続料、LINEの年齢認証は現時点では適正ではないという認識なのでしょうか?
それとも適正であるかも含めて今後精査するという段階なのでしょうか?
個人的には接続料はまだしも、LINEの年齢認証まで口出しするのはどうかなとも思います。
モバイルの競争を妨げてる要因なのかもしれませんが、それを言い出すとLINEの年齢認証だけで終わらないよなと。
こちらこそそうしたコメントを頂けると書いた価値があります。(^^
LINEの年齢認証に関しては、後者の段階に感じました。
認識していて精査しているという状況の様です。
新幹線などでワープすれば当然間に合いますが、それはせずにその次の予定に直行しました。
LINEの年齢認証問題はややこしい問題ですよね。メールアドレスとしてキャリアメールのみ受け付けるシステムもMVNOにとって困りものですが、Gmailやmineoメールのような他のメールアドレスも許容させるだけで済みます。しかし年齢認証システムはキャリア以外のサードパーティのもので業界標準的なものがありません……。
総務省は「LINEの寡占状態は悪なのかどうか」を精査している段階だと思います。悪と判定すればそれなりの規制を打ち出してくるでしょう。ソフトバンクの子会社であることも問題になります。
悪とは言い切れないとなれば、LINEの寡占状態を緩和させる施策になりますね。例えば、キャリアが導入した「+メッセージ」をMVNOにも開放させてLINEの代替として普及させる/AppleのiMessageをAndroidでも提供させるなどです。こちらについては今すぐにでも実施してもらいたいですが;-)
それは確かに間に合わないですね。(^^;
LINEの年齢認証問題に関しては、仰る通り対処可能であればMVNOにも
対応を広げてもらい、厳しい様なら他のメッセージングサービスを
広める方向へ持っていくのが良いと思います。