竹の花開花　レポート

京都市洛西竹林公園
　http://www.rakusai-nt.com/tikurin/

「竹の花が咲いている」という情報を聞きつけ、いろいろ取材してきた。訪問日は5/6(月)　天候は晴れ（訪問時）

情報元
　http://mizuta-hiroshi.org/2015/04/21/issyouchizasa/

洛西竹林公園で確認されたのは、「キンメイチク」という品種であった。
全国的に開花の報告が出ているようである。

高知県
　https://www.kochinews.co.jp/article/239598/
　https://www.taketora.co.jp/diary/2018/12/post-3746.html

姫路市
　https://www.sankei.com/region/news/190504/rgn1905040014-n1.html

江戸川区(東京??)
　https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e004/kuseijoho/kohokocho/hotnews/h31/20190416.html

横須賀
　https://www.kanaloco.jp/article/entry-161937.html

といいつつ、ネットで引っかかったのは結構少ない。
しかし、60年とも120年ともいう周期に今年に集中しているということは、多いとも言えるのかもしれない。

さて、本題の結論から入ろう。ツッコミネタも準備してきたが、どうも内容が内容だけにシリアルにならざるを得ない。

ぶら下がっているのが「雄しべ」であった。風に揺られ花粉を飛ばすらしい。
雌しべはその近くにあるらしい。

パソコンで拡大しないと見つけられないと熱心なおばちゃんは言う。
トリミング・F値・しぼり優先のAとかAvとか会話に織り混ぜながら説明してくるおばちゃんであった。
なかなか、年の割にはカメラとパソコンに詳しい人だな〜と感心。

「ロングでひいて、撮影して、パソコンでトリミング」
「芸術写真じゃなくて、竹の紹介なのよ〜」とコンパクトカメラのバッテリーを交換しながら説明してくれた。

右下のほうは、まだつぼみの状態。で最終的にはぶら下がる雄しべが出てくる。
最終的には雌しべの説明を聞くことが出来なかった・・・・・・

で、竹の花が開花したら枯死するのは確実らしい。
いつごろからかという質問には「徐々に・・・」と回答してくれた。

NHKの『ガッテン！』で紹介された「土中の地下茎標本」である。
開花した竹と地下で繋がっている竹が枯死することになるらしい。
繋がっていない、または新しい芽は生き延びるということらしい。

よく考えてみると、つじつまは合っている。
ここで仮設を立ててみよう。
日常的な成長は根っこがつながっており、タケノコから成長して本数が増えてくる。
寿命がつきる直前に子孫を残す本能のために、受精(?)という行動にて子孫を残すのではないだろうか。

「土中の地下茎標本」を拡大すると、タケノコがある。
生命の力であろう。