おサイフケータイとして中途半端なデキ

薄くて軽い、背面の色合いも良い。ただそれだけでした。　

搭載されているSoCのSnapdragon780Gは、2年前のスマホ(Snapdragon845や855)を超えることができず、薄さを求めたあまり排熱処理が不完全で発熱による機能低下が頻発します。
同じアプリで2年前のスマホと起動比較すると、2年前のスマホの方が先にアプリが起動して快適に動作しています。
ゲームや重いアプリには全く不向きな上、充電しながらのアプリ起動でバッテリー残量が低下していく有り様です。

OSであるMIUIは、アップデートしても他のXiaomi製スマホとは異なり動作が安定せず、誤動作が多いです。
初期設定周りも不具合だらけで、初期設定が正しく記憶されていないため、一度異なる設定に変更して戻す必要あり。
この不具合は、一度初期設定し直した後に、本体初期化して引き継ぎ無しの初回セットアップをやり直しても同様でした。

おサイフケータイ関連の機能も国産スマホのような使い勝手ではなく、使いたい機能に応じて設定変更が必要になるため、2種類以上のおサイフ機能を併用するのは非常に不便です。
Galaxyでもできていることを中国メーカーのXiaomiに期待するのはまだ早かったようです。

今までは2年毎に機種変更してきましたが、2年耐えうるような本体には思えないので、1年ほど様子を見た上で同価格帯の国産おサイフケータイ機種への変更を視野に入れています。

ゲーム利用やおサイフケータイ目的であれば、他のスマホをオススメします。