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スマホのある生活が当たり前になった私たちに付きまとう「データ通信量問題」。Wi-Fiを常に利用できる環境になく、決められた通信量を超えて通信速度制限をくらった経験のある人は少なくないだろう。
そこで今回は、日常的に使っている定番アプリがいったいどのくらいの通信量なのか、それぞれ測定してみた。
測定に使用したアプリは、通信量の記録が見られる「My Data Manager」。iOS/Androidの両方に対応しており、使用したアプリごとにどのくらいの通信量があるのか、1時間、1日間、1週間、1カ月といった単位で表示してくれる。
※【iOS版】My Data Manager
※【Android版】My Data Manager
ちなみに今回は、筆者が普段から使っているiOS 10.3.2のiPhone 5sで検証を行った。機種やOSのバージョンなどによって通信量は多少異なるため、以下の検証結果は一つの目安として見ていただきたい。
まずは、ブラウザアプリでWebページを閲覧するケースを検証。今回は「Yahoo!JAPAN」のトップページを開き、ニュースを5記事分閲覧した際の通信量を測定した。
引用:Yahoo! JAPAN
iOS標準のブラウザアプリ「Safari」
iPhoneで標準的に使われるブラウザアプリ「Safari」では、6.6MBという結果に。もちろん記事内に使われている画像や広告によって変化するが、おおよそはこのくらいの通信量である。
同じページを別のブラウザアプリで測定するとどうなるか。通信量の節約に有効といわれる「Opera mini」と「Chrome」でも検証した。
引用:Yahoo! JAPAN, Opera mini
細かいデータ節約設定が行える「Opera mini」
{(font-size:90%;color:gray;) 引用:Yahoo! JAPAN, Chrome}
通信量節約以外にも機能が充実しているGoogleの「Chrome」
Opera miniで見たところ、4.7MBとSafariより少し通信量が下がることがわかった。また、Chromeでは4.0MBと、さらに低い数値が出た。意外にも、ブラウザによってここまで通信量に差が出るとは驚きである。
Webページの閲覧で、なるべく通信量を節約したい場合は、Chromeを使ったほうがよさそうだ。
次は、SNSでの通信量をチェックしよう。マクロミル社の「2017年 新成人に関する調査」によると、新成人によるSNS利用率は、LINEが93%、Twitterが78%とほとんどの人が使っている状況だ。いったいどのくらいの通信量なのか、気になるのではないだろうか。
引用:Twitter
まずは、「Twitter」から。タイムラインをリロードしたころ、タイムラインには約100件の新着ツイートがあった。これらを見たところ、通信量はちょうど4.0MB。タイムラインによって画像の投稿が多い場合もあり、まちまちではあるが、そこまで通信量を使っている印象はない。
しかし、これは一度の更新の際に取得するデータ量。普段Twitterを見続けるのを習慣化している人はそれだけかさむので、その通信量は侮れないだろう。
ちなみに、テキストのみのツイートを1件投稿したところ、通信量が少なすぎて計測不能。画像付きツイートは、1件あたり0.8MBだった。
引用:Instagram
続いて、「Instagram」を検証してみよう。こちらもTwitterと同じく、約100投稿を閲覧してみた。ご存じのとおり基本的には画像だが、最近では動画投稿も多く、今回はなんと66MBもの通信量を記録。ちなみに画像付き投稿1件の投稿は、0.8MBでTwitterと変わらなかった。
引用:LINE
「LINE」は、テキストやスタンプでのやりとりにおける通信は微量により、測定不能。画像付き投稿は0.5MBだった。
一件あたりの投稿や閲覧はそこまで大きなデータ量ではないが、50件、100件となれば、その通信量はなかなかのもの。まさに「ちりも積もれば山となる」だった。
通勤・通学の電車内で、イヤホンやヘッドホンをしながら動画を見ている人をみかけたこともあるだろう。視聴していると時間が経つのを忘れがちだが、画像に比べてその通信量はさらに膨らみそうだ。動画配信サービス最大手「YouTube」アプリで、動画視聴時の通信量を計測してみた。
{(font-size:90%;color:gray;) 引用:YouTube, Maroon 5 - Sugar}
検証したのは約5分間の動画。解像度を720pに設定したところ、視聴後のデータ量は49MBだった。少し画質を落として360pで検証したところ、30MB。見た目は少し粗くなるが、同じ動画でも約40%も通信量を節約できた。
引用:radiko.jp
一方、音声のみのコンテンツの通信量はどうか。ラジオアプリ「radiko」でも検証してみよう。番組を10分間視聴したところ、データ量は4MBと動画より1桁少ない数値に。通信量を節約しつつ移動時間に何かしらのコンテンツを楽しみたい人は、動画ではなくラジオをチョイスするのが賢明かもしれない。
仕事やプライベートでどこかに移動する際に欠かせないのが、地図アプリだ。特に定番である「Google マップ」の愛用者は多いだろう。
引用:Google マップ
Google マップはどのくらいのデータ通信を行っているのか。まずはシンプルな検索の通信量からチェック。検索ボックスに「渋谷駅」と打ち込み、検索してみると通信量は0.1MBと、想像以上に少なかった。
引用:Google マップ
続いて、経路検索。「渋谷駅」から「新宿駅」の経路を検索してみると、通信量は0.2MB。単に場所を検索するのと、さほど変わらないようだ。
引用:Google マップ
最後に、行ったことのない場所の道順を確認しておくのに便利な「ストリートビュー」。渋谷駅前から近くの商業ビル「ヒカリエ」までの道順を辿ってみたところ、画像がどんどん切り替わることもあるのか、データ通信量は3.0MB。外出することが多いと使う機会も増えるので、そこまで通信量が大きくないのは非常に助かる。
続いて、スマホを持つとついついいじってしまいがちなゲームアプリを検証してみよう。スマホゲームといえば、課金システムに注目する人が多いかもしれないが、通信量もあなどれない。今回は話題作「Fate/Grand Order」を調べてみた。
スマホゲームを遊ぶ人ならおわかりかと思うが、インストールしただけでは始められないゲームも多く、そうしたアプリでは起動後、初期データをダウンロードする必要がある。まずApp Storeからゲームをインストールし、当該アプリを起動、その後ダウンロードの状況を示すパーセンテージとにらめっこをしながら、ようやくタイトル画面が映ったタイミングでデータ通信量を見てみると……なんと507MB。
スマホゲームはメンテナンスのたびにアップデートが行われ、その都度データのダウンロードが必要になる。特に初期データはかなりの通信量になることが多いため、Wi-Fiを利用するようにしたい。
冒頭ではブラウザアプリを使ったニュース閲覧時の通信量を検証したが、いまやどこも各サービスはオリジナルのアプリに力を入れている。日々の情報収集に、ニュースアプリを活用している人もいるだろう。
{(font-size:90%;color:gray;) 引用:スマートニュース}
「SmartNews」のトップページを表示し、5件のニュースを読んだときの通信量は、11MB。こちらも意外と通信量が多めなのがわかる。
{(font-size:90%;color:gray;) 引用:スマートニュース}
SmartNewsは、タブによって動画の広告が入っているものがあるが、こちらを開くと通信量は約2MBを消費した。動画広告のないタブの通信量は微量のため、測定できず。
{(font-size:90%;color:gray;) 引用:スマートニュース}
ちなみに、動画のニュースを閲覧した場合は6MB。ニュースによっては画像の大きいものや点数の多いものもあり、見続けていればかなりの通信量になってしまう。
どんなWebページやSNSでも毎回画面に表示される内容は異なるため、今回検証したデータはあくまで目安でしかないが、おおよその通信量は把握できたのではないだろうか。
たとえば、基本データ容量3GBのプランを利用している場合、YouTubeで高画質動画を見ると、5時間ほどでデータ容量を使い切ってしまう。あるいは、Twitterでは約5万ツイート分見ても、1GBの容量が残るなど、単純計算ではあるが、各アプリがどのくらい使えるか参考にできるのではないだろうか。
日常的に使っているアプリだからこそ、ワンクリックやリロードごとに発生する通信量にそこまで気を遣うことはない。どのアプリでも、ちょっとした使い方次第で通信量の節約につながりそうだ。
(企画・編集:ノオト)
なかなか普段使うアプリがどのぐらいの通信をしているかって知らずに使っている人は多いですよね。気がついたらデータ残量が底をついていた・・・みたいな。
一度Yahoo!をSmoozで閲覧して、どんな感じになるか試してみようと思います。
地図は、消費が意外に少ないですね。あと、マピオンとかの比較も、地図アプリによる消費量の差を、次回検証にどうでしょうか。
Jリーグ一試合あたりのパケット消費量知りたいです。
コンテンツがリッチになり、通信量も増大する中で128kbpsや200kbpsではそろそろ厳しくなってきたのかな…と改めて思わせた記事でした。
でもケチらずに節約OFFで使え!と言われたらそれまでですが……
Chromeをメインに変えようか考えますね。
でも、気になるのが
>>Opera miniで見たところ、4.7MBとSafariより少し通信量が下がることがわかった。また、Chromeでは4.0MBと、さらに低い数値が出た。
Operaは何となく分かるのですが、ChromeデータセーバーってもうiOSでは使えないので、こんなに差がでますかねえ?
脳内で「ほんとに?」と「そうかも」がせめぎ合ってます。
私は普段safariとchromを常用していますが、これからはchromの使用頻度が高くなると思います。
今後もこういう実践的で有用な記事を、沢山お願いしたいと思います。
ハイレゾで聴いてたら消費が早くてビビったことがありました。
これからはクロムにしてみます
あとYouTubeは画素をおとします!
Chromeの方がSafariより通信量が減った理由は以下のどれかではないでしょうか?
・データ圧縮機能が実装されていた頃のChromeを使っていた
・Chromeの方がキャッシュが効いていた
・Chromeは広告など遅延読み込みするが、全て読み込むまで待たずに検証を進めた
・Chromeを使用した時の広告データがたまたま小さかった
この他、Googleマップが思っていたより通信量が少ないのは参考になりました。
ありがとうございました。
毎日閲覧したい事は欠かせないですが、ちりも積もれば山となる!? ですね。
勉強に成りました。ありがとう御座いました。
日中ほぼ節約スイッチが入った状態です。
動画視聴をすることがありませんので、何とかなっている部分が私の場合は大きいと考えます。
apple musicもスイッチオフです。
スイッチオフでブラウザを使用すると8~10MBはあっという間です。
読み込んでないと低速ではつらい時もある。。。
てめぇ基本はテキストだろ?なんでこんなに容量喰うんだよ!!ってほんとに言いたくなって使うのやめてしまったなぁ。。。
ブラウザの違いによる通信量の違いは、何故起こるのか分かりません
でしたが、様々なアプリの通信量の目安が分かったのが良かったです(^^
Chromeのスコア良いんですね。
可能であればですが、chromeとoperaの圧縮設定の指定有無でどれだけ通信量が変わるのか追記してもらえると嬉しいです。
http://www.mayoinu.com/entry/2015/02/07/192141
失礼しました💦。
データ量が減るということは早く表示されるということでもあります。
あとAMPの記事データはグーグルの高速なサーバーに置いてあることが多いので快適です。
うち初回起動時に読み込むキャッシュが大半だから通信量はかなり軽い方です
少ないデータもどんどん積み重ねて、月末にはあれ?いつの間にか後少ししかない事があるのでまたいろいろと統計をして教えて下さい✏
フリープランのような、一部SNSは制限なしというのは真似して欲しいな。
通信の傍受なんて意見もあるのでオプション扱いでもいいから。
ありがとうございます✨
なんとなーく感じていたものを数値でみると割りと安心するものですね。
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#マイネ王5周年おめでとう!
大変参考になりました。
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#マイネ王7周年おめでとう!
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#マイネ王8周年おめでとう!
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#マイネ王9周年おめでとう!
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. #mineo10周年おめでとう!