輝け、格安SIMの10大ニュース2016 パート1!

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2015年までの「月間1000円以下で●●●ができる」の競争から、「若干コストは増えたが実用的に使える!」にシフトし、さらにスマートフォンもキャリアものの流用から、高性能SIMフリー機を新たに購入する、という流れが一般的になりつつある……そんな年が2016年だったように思う。今回はさまざまな出来事から独断と偏見で選んだ10大ニュースをお送りしたい。

10大ニュースその1:ポケモンGOで端末スペックがワンランクアップ

夏休み期間の爆発的なブームは記憶に新しいところ。流行りに乗っただけというユーザーはもう離れてしまっているが、誰にでも楽しめる位置情報ゲームという新しい可能性を切り開き、決して無視できない数の継続的ユーザーを獲得したことは間違いない。

ポケモンGOを遊ぶためにはある程度のスペックが必要。「2GB RAM以上」「Android OS 4.4以上」という条件のため、少し古くてOSの更新を怠っているメーカーのスマートフォンは利用できず、さらにジャイロセンサーを搭載していないとARモードが利用できないことから、あわてて買い替えたという人は少なくない。

また、これまで実用上は問題なかったロースペック格安スマートフォンが、ポケモンGO非対応というだけで人気を落とした感もあった。SIMフリー機売り場にポケモンGOの対応/非対応が大きく記され、ユーザーの選択が大きく変わっていった。一時期、1万円台の格安スマートフォンの存在感が薄れたのも印象的だ。


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10大ニュースその2:格安SIMが続伸中、年末までに800万契約越えか?

総務省が発表している「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表」の6月末のデータでは、「格安SIM」に該当するSIMカード型のMVNOの契約数は678万件となり、3月末の604万件から3カ月間で74万件増えている。このペースが衰えなければ2016年9月末には700万件を確実に越えていると思われ、12月末には800万件を超えているはずだ。

7月以降も新サービスの開始や、新事業者が参入していることもあり、加入数の勢いは続くとみるべきだろう。

周りを見回しても、格安SIMとのセット販売で人気の端末や、SIMフリースマホASUS・ZTE・MOTOROLA・ファーウェイ製端末を見かけることが増えた。また、SIMフリースマホと従来ながらの3大キャリアを同時に契約しているとはコスト的にも考えにくいので、ユーザーは格安SIMと組み合わせている可能性が高い。

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総務省発表「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表」より抜粋


10大ニュースその3:mineoのフリータンクがグッドデザイン賞受賞

mineoユーザーにはすでにお馴染み、余ったパケットをユーザー全員でシェアするという壮大なサービス「フリータンク」だが、「パケットをおすそわけするという日本的な共有文化に根付いたアイデアを一定以上のユーザー規模で実現している点」が評価され、2016年のグッドデザイン賞を受賞した。

余ったパケットをタンクに入れる人がいるから成り立つ“善意ありき”のシステムだが、開始以来このタンクが枯れたことはなく、執筆現在でも20TBもの容量を残している。

なお、フリータンク以外にもパケットシェアの仕組みが用意されているのがmineoの良いところ。フリータンクの利用は毎月21日以降に限られており、しかも翌朝反映というタイムラグがあるが、ユーザー間のパケット移動はいつでも即時反映される。つまり、家族や友人にmineoユーザーが増えるほど、イザというときにお互いを上手く支え合えるというわけだ。

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10大ニュースその4:海外の高性能SIMフリースマホラッシュ! 待望のDSDS対応機も登場!

SIMフリー機といえば3大キャリアで高性能端末を購入するよりもどちらかと言えば割高で、決してコスパが良いとは言えなかった。しかし、3大キャリアの端末への補填が少なくなった今、SIMフリーとキャリア端末との差がなくなり、コストの面でも互角に戦えるようになったのが2016年の状況だ。

そして、国内のキャリア版にはない仕様のスマートフォンも続々登場している。DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)仕様は、待ち望んでいたユーザーも多かっただろう。2枚のSIMで同時待ち受けが可能になり、片方でキャリアのSIM、もう一方が格安SIMという割り当てもOKだ。

両方とも音声通話対応のSIMを入れておけば、一部の組み合わせを除いて両面待ち受けも可能。その他にも、3大キャリアのSIMで音声通話待ち受けをしつつ、データは格安SIMという組み合わせや、両方とも格安SIMにして、1枚のパケットを消費し尽くしたらもう1枚のSIMを使い始める……といったことが本体の蓋を開けずに可能なのだ。しかも、メインSIMを動作させたまま、別のSIMでデータ通信することもできるのだ。

さて、最近注目のDSDS対応機といえば、auのネットワークに対応し、auの800MHz帯にも対応するASUSのZenFone 3。mineoのようにauとドコモネットワークの両方を提供する格安SIMの場合、マルチキャリアで両面待ち受けなんて芸当もやってのける。

その他、カメラなどに特徴的な機能を持つSIMフリー機も人気上昇中。今後もさまざまな機種が登場しそうで目が離せない。

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10大ニュースその5:格安SIMにもリアル店舗、mineoは名古屋にも専用窓口、東京も進出決定

家電量販店の格安SIMコーナーは今年始めくらいから加速度的に充実した。窓口で説明をうけながら加入でき、MNPの手続きもその場で移行完了するなど、リアルな店舗ならではの対応は、ライトなユーザーを格安SIMに乗り換えさせるのは有効だ。

そして量販店に留まらず、格安SIM事業者ごとの専用窓口を設ける例も増え、格安SIMシェア上位では楽天モバイル、U-NEXT、mineoが窓口を設けている。mineoは大阪・梅田エリアに専用窓口を設けていたが、2016年は名古屋にも設置、そして2017年には待望の東京・渋谷進出も決定済み。

アンテナショップ「mineo 大阪」の様子はこちらの動画でチェック!

                ◆

その他にもリアル店舗、大容量プラン登場、iPhone 7……色々ありました。残りの5つ+αはASCII.jpで公開中!

この記事はASCII.jpとの連携記事です!

ASCII.jpでは「輝け、格安SIMの10大ニュース2016パート2!」を掲載しています!
マイネ王の記事と合わせてお読みください!




格安SIM王(かくやすしむおう)

格安SIM王(かくやすしむおう)

ITニュースサイト ASCII.jpの編集部員。王様だけど部員。毎日黙々とスマホ&MVNOを調べ続けているので、サービス内容と料金については案外詳しい。ちなみに次回以降、毎回異なる人間が王冠を被っているかもしれないが、突っ込んではいけない。

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コメント 13

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1年を振り返るとこんな年だったんだなあ!mineoユーザ初年度 一杯助けて頂きました。知識も増えました。皆さん来年もよろしくお願いいたします。

auキャリアの5Sなので自由度は無いけど、コストパフォーマンスはgood!
UQは友達が使ってるけどイマイチとのこと・・・

マイネ王 運営事務局

>>皆さん

たくさんのコメントありがとうございます!
こうして振り返ると色々なことがありましたね!

皆さんにより便利にご利用いただけるよう、これからも頑張っていきますね!

上手く纏められていてMVNO業界で1年間何があったか良くわかりました。(^^

最近の話題ではMVNOを利用した特殊詐欺が急増。
mineoは審査厳しいって言われてますね。
しっかり対応されているようで何より。

なお、悪質利用1位はもう殿堂入りでいいと思うあそこです。

ASCIIとのコラボ記事とのことですが、なかなかいい線いっていると思います。
面白かったですよ!
頑張ってください。

余程、ヒドイ裏切り行為がない限り、mineoファンです🎵

ランク外に書かれていますが、iPhoneSEが驚きでしたね。
当時ハイスペックだったiPhoneのスペックのまま、価格だけ格安スマホの仲間入りしたという。

格安スマホの高級機を買うという行為自体を否定しかねないできごとでした。7から見ると1世代落ちたとはいえ、ゲームをするなら格安スマホの中では一番だと思われます。

そりゃあ、mineoのイメージキャラクターがベッキーから…(以下略)

600万件も契約あるのか。
MVNOの犯罪使用件数増加記事がサンケイ新聞社から配信されていたが300件弱とSoftBankについで第二位につけたとの内容。
MVNO加入者数全体600万件を書かないサンケイ新聞社を私としては10大ニュースに掲げたい。

いつまにかuqでiphoneの
テザリング可能に。

格安SIMに入れるべきでは
無いかも、てすが。

IIJのフルMVNO化が絶対入ってると思ったらIの字も無かった